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2007年2月 1日 (木)

日経の私の履歴書(井上礼之氏)が楽しみだ

日経の朝刊「私の履歴書」。2月は井上礼之(のりゆき)氏だ。
もちろんこの人は知らない。何だかダイキン工業の会長だという。
今日の第1回を読んでみて、“これから先が楽しみだ”と思った。理由は「人を機軸に置いた経営」。
曰く・・・

「・・・・もともと人間が好きで、人の輪の中にいる瞬間に至福を感じる性分だ。人とのかかわりを大切にし、できる限り多くの人の話を聞きながら結論を出してきた。・・・・
 企業の競争力の源泉は人であり、働く一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤だ。多岐にわたる人間関係の中で培ってきた思考や行動の積み重ねが、「人を機軸に置いた経営」を大切にする今の自分を形作った。学生時代は遊びに明け暮れ、滑り込みで会社に入った私が今、グローバル企業を率いているのはなぜ?こればかりはいくら問いかけても答えが出ない。」

この経営スタンスは素晴らしいと思った。
しかしダイキンは空調機の世界シェア第2位。連結売上げ1兆2000億というからスゴイ。その成長の源がこの経営スタンスにあるとすると、このコラムに耳を傾ける価値はあるのではないか?

しかしダイキン工業は「大阪金属工業」から来ているとは知らなかった・・・。
もっとも家のエアコンは全て東芝製だし、ダイキンは工業用エアコンの印象が強く、今まで全く買う対象外だった。
しかし面白いもので、一回のコラムを読んだだけで“ダイキン”というブランドが急に身近になってしまった・・・(でもまあ、ある事情で家のこれからのエアコンは、三菱製を買うしかないのだが・・・)

ともあれ今月は、「人を機軸に置いた経営」とやらを、じっくりと読んでみることにしよう。

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