「あいさつは3分まで」
今日(1/18)の日経朝刊(P37)のコラムに野球評論家の豊田泰光氏の「あいさつは3分まで」というのが載っていた。曰く・・・
「ある業界団体の会合に呼ばれた。2時間のうち1時間、あいさつが続いた。・・・・・・・あいさつは3分までがいいところだろう。野球の監督も話が長いといけない。現ヤクルトの別所毅彦さんも話が長かった。・・・万年Bクラスが歯がゆくて仕方がない。だから訓辞も長くなるのだが、逆効果だった。・・・・
西鉄の三原脩監督は話が短かった。1956年、初めて水原茂さんの巨人とぶつかった日本シリーズの初戦は「負けてもいい。ただじっくり相手を見なさい」と言っただけだった。初戦は落としたが、ベテランの川上哲治さんらの衰えを感じ取った我々は2戦目以降伸び伸び戦って勝った。
若手主体の西鉄が、スター軍団の巨人に出はなをくじかれたらそのまま貫禄負けしかない。三原監督はそこにピシッと先手を打った。そもそも伝えたいことがはっきりしていれば多言を要しない。
ついでに言うと、スピーチのコツは百人中一人でも話に反応してくれたら、その人に集中的に語りかけることだ。一人をモニターとして反応をうかがい、伝えようと努力すれば、熱意は必ず他の九十九人にも伝わる。一人を満足させずして百人を喜ばせることはできない。・・・・」
日頃自分が思っていること、言っていることがそのまま載っていたので、つい転記してしまった・・・・。
自分も毎日、効率重視で切った貼ったの生活をしている。(ビジネスでは当然だが・・)
しかしこれは「NHKハイビジョン特集 五木寛之 21世紀・仏教への旅(3)ブータン」に出てきたブータンの人々の生活のスタンスとは、180度違う。(この番組は、また後でゆっくりと見るが・・)
確かに、的確に自分の意志を伝えることは大切。しかし、それだからと言って効率だけを追う今の生活が、本当に“ハッピーか”というと、最近は何だが違う気がしてきた。
これも五木寛之氏の影響かな・・・・・?(話が変な方向に飛んでしまった・・・)
| 0
コメント