キューピーの招待でサントリーホールに行ってきた
カミさんが応募した「キューピースペシャル ニューイヤー・コンサート2007」チケットプレゼントに当選したそうで、2枚のチケットが送られてきたので、息子と二人で久しぶりにサントリーホールに行ってきた。
このコンサート、サントリーホールのHPには「サントリーホール ニューイヤー・コンサート2007 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 ハプスブルク家の栄華~美しく青きドナウ」とあった。
正直、指揮者のユリウス・ルーデルも、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団も知らなかった。でも、まあ天下のサントリーホールでの正月コンサート。良いではないか・・・
席は満席。曲は、ウィンナ・ワルツやオペレッタの序曲等。
知っているのはシュトラウスの「こうもり」序曲、「青きドナウ」、レハール「金と銀」位だったが、初めて聞いたヘルメスベルガーの「悪魔の踊り」が良かった。
ブラス(トロンボーン)が吠え、まさに圧巻。プログラムによると、この曲は2002年の小澤征爾のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートで演奏され、世界に紹介されたとか。
どの曲も“生演奏ならでは・・・”の音で良かった。「金と銀」では、ハープが意外と音量があるな・・・と感心したり、やはりシンバルのシャーンという音はナマでなければ聞けない・・・と思ったり・・・・
(しかし、知られた曲では拍手が大きく、知らない曲では拍手が小さいのは、実に観客が正直な証・・・)
なかなかサービスの行き届いた演奏で、楽団員が日本語で「新年おめでとう」と言ったり、指揮者無しでアンコールにラデツキー行進曲を演奏して、ウィーン・フィルのように、皆で拍手で拍子を取ったり・・・・、なかなか楽しめた。
面白かったのは、最後まで拍手が鳴りやまないので、指揮者が出てきてとうとうコンサートマスターの手を取って連れて帰ってしまった・・・。こんなの今まで見たことがない。実に正月らしい、柔らかな雰囲気のコンサートではあった。
帰り際に貰ったキュ-ピーのカレンダー。帰って見てみると、人参やピーマンの野菜カレンダー。カミさんは要らないと言うが、まあ切符を貰ったお礼に、台所にでも飾っておくか?
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