カラヤン指揮グリーグのペールギュント
やっと、グリーグの「ペールギュント」の録音が出来た。
還暦近くなって(自棄的に・・・)、通勤時間を利用してまたクラシックを聴くようになった。
昔聞いた曲(CD等)を軒並みMP3化して聞いているが、なかなか録音できなかった曲に、グリーグ作曲「ペールギュント」第1、2組曲があった。
CDを買えば済むのだが、何か勿体なく、ミュージックバードで放送しないかと気にしていたが、やっと昨日(12/24)放送され、MP3で録音した。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 71年録音。
ペールギュントも久しぶりに聞いたが、録音も遜色なく、問題ない。
思い出すと、40年前の学生時代、カラヤンは全盛期だった。グラモフォンは何でもカラヤン・・・・。自分は何かハナに付き、あまり好きではなかった。
1989年に亡くなったというから、それからもう20年・・・。しかし最近なぜかカラヤンの名はあまり聞かない。フルトヴェングラーやワルターとは、所詮違う存在(商業的すぎたので廃れた?)だったのかも・・・
カラヤン/ベルリン・フィルといえば、むかし来日公演を2回聞いたことがある。
1回目は、1970年5月20日(水)、東京文化会館。曲は、シューマンの交響曲4番と、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。隅の席で2000円だった。
2回目が1973年10月27日(土)、NHKホール。曲はドボルザークの交響曲8番、ワーグナーの愛と死、タンホイザー序曲。6000円だった。
いまだに覚えているのは、1回目。曲が大好きなシューマンの4番とツァラトゥストラだった事もあるが、夢のカラヤン/ベルリン・フィルだった。この時、カラヤンは意外と背が小さいんだな・・・と思った事を、今でも覚えている。
今年の夏に、ザルツブルクに行ったときに、カラヤンの家があって覗いたが、改修していた。その時、庭にあったカラヤン像がくすんで見えたが気のせいか?
ともあれ、グリーグといい、カラヤンといい、何か昔の友人に会った感じ?
あと未録音で残っているのは、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲・・・・・。ミュージックバードでやらないかな・・・?
しかし、聞きたいと思っても聞けない曲が少しは有った方が良い。マーラーではないが、9番目の交響曲を書くと、死ぬのではないかと怯える気持ちも分かる?
もうそろそろ聴きたい曲も無くなってきた・・・と感じるのは、自分も“悟り”が近くなったせいか?
(それにしては、いつもカミさんから「仏心とは、ほど遠い・・・」と言われているのでマッチしないな・・・・)
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コメント
クラシックはどうも苦手です。
ピアノやギターはオーケストラの演奏を感じさせる言われおり、
今日は知人のピアノジョイントコンサートに雨の中出かけました。
モーツァルト/幻想曲/ソナタ、メンデルスゾーン/ロンド、シューマン/謝肉祭等々・・・・。
の重厚な演奏でしたが、
解説を聞いても内容は良く解りません。
演歌を聴くのと同じように、
音楽を聴けば良いそうで、
演奏の素晴らしさに感嘆して帰りました。
投稿: 小鹿ちゃん | 2006年12月27日 (水) 00:02