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2006年9月16日 (土)

由紀さおりの軽妙なトークに感心

昨夜、NHKホールで行われた“BS永遠の音楽「叙情歌大全集」”(10/9 午後8時 BS2で放送予定)の公開録画に行った。
2時間半の観覧だったが、由紀さおりのそれはまあ軽妙な司会ぶりに感心した。
本人が自分の事を「シンガーソングコメディアン」と言っていたが、まったくその通り。

歌は叙情歌という事で、由紀さおり・安田祥子、ペギー葉山、白鳥英美子、サーカス、ダ・カーポ等が出演した。全部で40曲。
席が前から4列目の格好の場所だったこともあり、目の前の歌手はもとより、カメラの動きやディレクターの動き等、番組収録の裏舞台をかいま見る事ができた。
(席はむしろ時間ぎりぎりに行った方が、かぶりつきの前の席になるようだ)

しかし歌手はさすがプロ。(ペギー葉山が「夏の思い出」をワンテンポ早く歌い出し、やり直しになったが全く動じない。顔色ひとつ変えず、それは堂々たるもの)
一緒に行った兄貴の評=歌手は表情が良い。楽しんで歌っている。歌手は長生きするはずだ・・・・。

観客はすべて年輩者。若者は誰もいなかった。まあ番組の内容的にはそうだが・・・
(しかし、歌を聞いて楽しむのは良いとしても、隣の席のご夫婦が歌の思い出話に興じているのには参った。コンサートは黙って聴くのがエチケット、と思っていたが、本番中のペチャペチャは困ったもの)

由紀さおりが「歌詞の中で“お母さん”という言葉は良く出てくるが、“お父さん”は“お母さん”の付け足しで出る位で、単独で出ることはまずない」と言っていたが、その紹介ぶりの軽妙なこと・・・・。(放送されるかどうかは分からないが・・・)
まさに次女だ。
それにひきかえ、長女の安田祥子の落ち着き・・・。ネットで見ると(童謡歌手だった頃は別として)芸大大学院出のオペラ歌手で芸大講師だったというが、まさに経歴が雰囲気を物語っている。
(でも失礼ながら、安田祥子は65。由紀さおりもそろそろ還暦近いのに・・・・・)

しかしつくづく年齢とは別に、「人間好きなこと(天職?)をやっていると、何時までも若いものだ・・・」という事を感じた。
自分も小さくまとまってしまうのには、まだ早いかな?と思ったりして・・・・。

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コメント

彼女って大昔にはドリフだか何かに出ていましたが才能ありますよ。シリアスも行けるから今の内に誰か良い企画出さないかなー。
全く話変わりますが「加茂さくら」とか「浜木綿子」は恐らく二人とも宝塚出身と思うけど基本が出来ていたんでしょうね、退団後の舞台は華があるのは無論の事、重厚でした。舞台は何と言っても先ずは声量とその艶だからみっちり宝塚時代にベースが出来ていたのでしょうけど。加えて菊田一夫が厳しかったと思います。それに引き替え今の「元宝塚」は駄目だー。

投稿: なんだかんだ | 2008年5月 4日 (日) 16:02

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