山崎ハコのコンサート番組を見た
さっきまで、NHK BS2で山崎ハコのコンサートの番組(フォークの達人)をやっていて、D-VHSにデジタル録画できた。
自分にとって山崎ハコは幻のシンガーであった。つまり、めったにTVで見る機会が無いため、今日の番組では知っている曲は少なかったものの、まさに貴重な番組であった。
思い起こせば、自分が山崎ハコを初めて聞いたのはちょうど10年前である。こんな世界もあるのか・・・と、CDを集めたものである。聞くと、デビューが1975年だったというから自分は新参者。
新しい世界に入るのが苦手の自分だが、とにかく音楽の世界だけでも、“世界は広い・・・・・”。
また伴奏の安田裕美の柔らかなギターの音色が、また素晴らしい・・・。
ところで・・・と「安田裕美」をWikipediaで見てみたら、何と山崎ハコの夫だという! これまたビックリ。
この山崎ハコと安田裕美の演奏で「望郷」を少しだけ聞いてみよう。
<山崎ハコ(安田裕美)「望郷」>
「望郷」
作詞・作曲:山崎ハコ青い空 白い雲 菜の花の小道を
かけまわり ちょうちょとり遊んだふるさとまっ白な 霧の中 神社の石段を
かけ上がり 手を合わせ泣いてた小さな子淋しくて 悲しくて 出て来た横浜
やさしいと 思ってもみんな他人さいつの間に こうなった 鏡の中には
知らん人 疲れた顔で悲しげに笑ってた帰ろうか 帰ろうか 田舎のあの家へ
青い空 白い雲の田舎へ帰ろうかあの家へ帰ろうか あの家へ帰ろうか
あの家はもうないのに
番組の中で、山崎ハコが子供の時に一番感激したのは、ピンク・フロイド(Pink Floyd)のロックだと言っていた。
「中学校の時に、兄貴の持っていたレコードを内緒で聞いていたが、その中で心が止められないぐらい震えたのがロック。中でもピンクフロイドが好きで、ピンクフロイドの曲の中には自分が触れるフレーズが必ずある」と言っていた。
“そうか、山崎ハコと自分とはピンクフロイドで繋がっていたのか・・・”と勝手に思って、急に他人とは思えなくなった山崎ハコではある。
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コメント
40年前に北九州からここ日立市(茨城県)に出て来きました。山崎ハコの歌は最近「織江の唄」で知りました。彼女は大分県の日田市の生まれのようですが、今聞くと本当に切ない歌ですね。確かに、その当時北九州の後背地筑豊はこのような感じでした。
でも、別の地方の人に取り上げていただいて、嬉しいです。
2010年1月28日
投稿: 九州のひと | 2010年1月28日 (木) 21:04
九州のひとさん
コメントありがとうございます。
日立ですか・・。自分には縁がある土地で、良く知っています。先日(8/31の記事)は、数十年ぶりに神峰公園に行って、吉田正記念館に行って来ました。九州-日立-当サイトと繋がっていて面白いですね。
投稿: エムズの片割れ | 2010年1月28日 (木) 22:56