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2006年9月21日 (木)

西城秀樹の脳梗塞

朝日新聞(生活欄)で19日から「患者を生きる 脳卒中 ヒデキの闘い」の連載が始まった。
今51才の西城秀樹が、03年6月に脳梗塞を発病し、慶応大学病院に入院したという。とすると、48才の時だ。
しゃべれなくなり、歌えない。そこからの闘病記録である。
昨日(9/20)の第2回の最後にこんな事が書いてあった。

・・・その自分が、なぜ脳梗塞なのか。よりによってなぜ、声に障害が出るのか。いっそ死んでしまった方が良かったんじゃないのか・・・・。深夜、ベッドの中で自問自答を続けながら、泣いている自分がいた。
ひとり患者になって初めて、西城さんは自分の弱さと向き合ったのだった。

最後の一言が滲みた・・・・。
同じ朝日新聞(都内)に折り込まれてきた「定年時代」という冊子(9/19)に女優の小山明子さんの「大島監督の介護に従事 自らのうつ病克服」という記事が載っていた。
うつ病から復活するまで4回入院し、女優復帰に10年かかったという。

知っている人が突然の病気で倒れる・・・・
また、大島渚監督といい西城秀樹といい、どちらも突然の脳卒中・・・・。

自分もその内、突然の病魔に冒される事も当然あるわけで、その時にこそ西城秀樹と同じく“自分の弱さ”と否が応でも向き合うことになる。
ここに、自分の弱さに愕然とする自分が居る。
人間、強くなるにはどうしたら良いのだろうか・・・

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コメント

弱さに向き合う。
強くなる。

生きていく中で様々な感情を経験する事が必要。
(喜び、悲しみ、興奮、怒り、抑うつは心の栄養にならない。)
成功し、失敗し、関係を築き、愛する人を失う、・・・純粋な経験は人生の変化に対して上手く適応して行くのに必要。
人生は一生涯、自己選択の問題に直面し続ける。
          

投稿: 小鹿ちゃん | 2006年9月22日 (金) 22:10

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