余命3カ月 藤田憲一氏の生き方
今日(9/3)の日経朝刊(P15)に、「“マイバランス” nci社長 藤田憲一さん 胃がん再発、余命宣告3カ月。最期まで世の中へ貢献貫く」というコラムが載っていた。
今年1月に、悪性度の高いスキルス胃がん再発の告知を受けたという。余命3カ月と。
・・・「そんな短期間では何もできない」と絶望しましたが。ふと思い直して「いつ時間切れになったとしても、何か意味のあることを精いっぱいにやればいいじゃないか」と思えた途端、力とアイデアがわいてきました。・・・・
・・・私はあくまで自分の生に執着したいと思っています。寝たきりで痛みをこらえながらその時を待つのではなく、最後の最後まで世の中に貢献できることをしたい。末期がん患者はモノではなく人間なんだと伝えたい。・・・・
ネットで検索してみると、出版、ブログ等で非常に有名な方のようだ。
しかし強い。こんなに、人間として強い人も居るのか・・・と、唸ってしまった。
自分なんて「一番恐いのは死・・・」「恐いから死のことは考えないで避ける(逃げる)」「どんなささいな病気になっても、それに囚われてしまってそれだけで頭が一杯になるので、さすがのカミさんも呆れてしまって相手にしてくれない」のが現実。
避けられない“死”であるだけに、自分だったらその時、それにどう立ち向かうのか・・・・。想像すらできない・・・。
急に自分があまりに小さな人間であることに気が付いた。
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