鮫島有美子のロシア民謡「鶴」
鮫島有美子のCD「ともしび ロシア民謡をうたう」というアルバムの第1曲目に「鶴」という歌がある。これは、歌も編曲も素晴らしいので良く聴く。しかし、(このCDには20曲も収録されているが)他の曲は全く聴かない。
CDを買うと、普通は入っている曲を色々と聴くものだが、このCDはその内の1曲だけしか聴かない。結果としてこのCDは、自分にとって「鶴」という曲の為にだけあるようだ。
しかし「もったいない」という気が全くしない。これは非常に重大なことで、自分にとってこの1曲がCD1枚分の価値があるという事を示している。このように、ひとつでも“光るもの”があると、全体が光って見えるものである。少しだけ聞いてみよう。
<鮫島有美子の「鶴」>
「鶴」
作詞:フェオクチーストフ/訳詞:中村五郎
作曲:フレンケリ/編曲:青木望
指揮:青木望/演奏:室内オーケストラ
1)空とぶ鶴の群れの中に
あなたはきっといる
きっと このわたしをまっている
激しいたたかいの日も 空に群れてとぶ
美しい鶴の群れ あなたはそこにいる
ルルル・・・
2)いくさにいのち捨てても
死んではいない
あなたはきっといる きっと生きている
このわたしを待っている
激しいたたかいの日も 空に群れてとぶ
美しい鶴の群れ あなたはそこにいる
ラララ・・・
待てよ・・・・?
たくさん光っているという事は、全体が光っているのであり、結局何も目立たない・・・。つまり光ったものがない・・・?
やっぱり自分は“単なる凡人”ということか・・・・・??
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コメント
IOSIF KOBZOは、まさにロシア民謡だが、鮫島有美子はなぜかシャンソンに聞こえてしまう。心に沁み込んでくる歌声は鮫島有美子の歌唱力、原詞は知る由もないが共感できる詞、素敵な編曲によるメローディーライン。初めて聞いた曲ですが沁みました。”1曲だけしか聴かない” 訳が分かるような
気がします。
岸洋子が歌ったらどんな風に歌うのだろうか?
フッとそう思いました。
【エムズの片割れより】
岸洋子ですか・・・。さてどんな歌になったか・・・。聞けないのが残念ですね。
投稿: みのる | 2014年9月 1日 (月) 10:07