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2006年8月20日 (日)

オーストリアでビックリした事

・オーストリアの国中をバスで走ったが、道路は全く渋滞が無い。高速の入り口が無いので、どこからどこまでが高速なのか良く分からない。走っていると時々バスの運転席近くでピッという音がする。ETCの音だという。高速料金は全てETC。そもそもETCを作ったのは日本だが、日本が足踏みをしているのを横目に、ヨーロッパでの導入は早かったのだという。(止まって金を払う有料道路もあるというが)

・車は100%ヘッドライトを点けて走っている。理由は事故防止だという。

160129_2・ チロルに代表される家の窓・ベランダにあるゼラニウムという花。単なる飾りと思っていたら、本来の目的は「虫除け」とか。そうだよね。飾りだけのために毎日水を上げるのも大変。  

                           

・トイレはほとんど有料。高速道路のSAは無料だが、いったん店に入り、地下のトイレを使った後は、店を一巡しないと出られない構造。街の公衆トイレも、おばさんが居る有料トイレが多い。20~50セント(30~80円)。楽友協会大ホールのトイレも、ホール左右にある女子用は各3つしか個室が無いとかで、休憩時間は長蛇の列。(ホールの後方にもあったようだが・・) 男子用も個室が1つと、小用はコーナーに2つずつで、角の2つは隣の人と直角ではあるが尻がぶつかるほど狭い。これが天下のムジークフェラインザールとは・・・・。

・ウィーンの(有名なシュトラウス像のある)市立公園の隣を流れるウィーン川。公園を散歩していても、その“どぶ川”の臭いこと。市内に落書きも多く、少しガッカリ。またザルツブルクも含め、市内観光用の馬車がまき散らす馬糞も道路にそのまま。うっかり踏んづけたりして参った・・・・。

・オーストリアはカフェだらけ。ウィーンで有名だという(ブルク劇場隣の)“ラントマン”という店に入ってみたが、出てきたコーヒーのぬるいこと。これが普通なのかな?

・ヨーロッパは“EUという国が一つ”という感じがした。もちろん行き来自由だし、インスブルックからザルツブルクへの高速も、一旦ドイツ領内に出てからまたオーストリアに戻る。

・今年のヨーロッパは異常気象だという。ウィーンも7月は連日30℃を越え、旅行者はクーラーの無いホテルに帰って来ても暑くて寝られず、一転して8月に入ると連日雨で寒く、中旬までで晴れたのは2日間だけだったという。(自分が着いた時は2Wぶりの晴れ)

・オーストリアの天気の変化の激しいこと・・・。天気予報はいつも「晴れと曇りと雨」。それが当たる。朝は雨か曇りで始まって、午後2時位から晴れ間が出てきて、夕方は晴天・・・。山の天気と言えばそれまでだが、1時間で曇りの天気が夏の晴天に変わる早さにはビックリ。

・いわゆる“旧市街”の狭いこと。ザルツブルクでは、こんな狭い空間(旧市街)でモーツアルトが活躍し、貴族が闊歩したのかとビックリ。

・ザルツブルクで今年だけやっている「Viva MOZART」(8ユーロ)にガッカリ。162421 あまりに「芸術的」過ぎて、何を言いたいのか良く分からない。真っ青な照明の部屋があったり・・・・。よっぽど「モーツアルトの家」の方が、日本語ガイドがあって分かり易かった。

・ヨーロッパで日本の話題は皆無。TVでCNNをつけていたが、日本のニュースは小泉さんの靖国参拝のニュースだけだった。

・結論=世界中で日本ほど良い国はない。日本人で良かった・・・・

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