欲しいもの~「それから」のサントラ盤
誰でも(小さい意味で)「欲しいが手に入らない」というものを一つや二つ持っているものである。
自分の場合、小学校の子供の時は鉱石ラジオが欲しくて、街のウィンドーに飾ってあった鉱石ラジオをいつも眺めに行くのが楽しみだった。これはとうとう買えなかった。
その後、カメラが欲しくて・・・。この500円のオモチャ(でも写る)のカメラは、たまたま家に来たお客さんから貰った小遣いで、何とか手に入れた。
オトナになって、金で手に入るモノはそれなりに手に入れた。
しかしここ20年、どうしても手に入らなかったモノがあった。廃盤のCD「映画“それから”のサントラCD」である。
何と、それが手に入った。(もっとも手に入ったのは、CDではなくてアナログのLPレコードだが・・・)
20年間探していたもので、聞くと期待に違わず素晴らしい。
この映画を見たのは、NHK TVで放映された88年の年末の事であった。たまたま録画して、その映画の雰囲気(特に藤谷美和子の雰囲気)に魅了され、そのバックの音楽の虜になった。
映画は、監督 森田芳光 、主演 松田優作 、音楽 梅林茂 で85年11月の公開。
その後、録画したVHS 3倍モードの画質ではなくて、何とか良い画質で・・・・と思い、ビデオテープで発売された時に即買った。しかしTVの録画よりも悪い画質にガッカリ。それからDVDの発売を待ち、05年11月にやっとDVDが発売になった。しかし如何せん音声はモノラル。
いつだったかサントラのCDが出ていたことを知りそれを探し始めたが、その時にはとっくに廃盤。オークションで時たま出るが、1万円を超える価格。
それが、先日Yahooオークションを見ていたら85年発売のサントラ盤LPが、1500円で出ていた。即買った。
プレヤーを何とか手名付けて音声をデジタルに落とし、自分でCD化した。
案の定、このサントラ盤の音楽は素晴らしい。DVDのモノラルでは得られないステレオの素晴らしい音。
それまで、このサントラ盤が手に入らないので、まだ発売中だった梅林茂集や松田優作集のCDを買って来て、断片的に「それから」のテーマを集めたが、やはりこのサントラ盤が最高。
(サントラ盤と言っても、映画の音をアルバムにそのまま落とすのでは無く、オリジナルの音楽の音源に、部分的に名セリフを被せる、という映画とは全く違うモノ)
しかし、とうとう最後に残っていた「探していたモノ」が無くなってしまった。
急に目標を失った恐ろしさ?を感じた・・・・・・????
念願のモノを入手出来た喜びと共に、目標が無くなった寂しさも感じるこの頃ではある。
(麻雀で天和を上がると“死ぬ”とか・・・・・。自分もヤバイかな? 考え過ぎ?)
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