« 「チゴイネルワイゼン」の想い出 | トップページ | これからの“SOS”は観音さま »

2006年7月14日 (金)

湿った音(ナマのバイオリンの音)の素晴らしさ

TV朝日の「題名のない音楽会21」収録の見物に、初台の東京オペラシティに行った。
良く分からないイタリアの歌手(パトリツィオ・ブアンネ)の歌(8/20放映)と、葉加瀬太郎のモーツァルト(8/27放映)。
葉加瀬太郎は知らなかったが、顔はどこかで見たことがあったな~・・・
しかしこのホールは木製のホールで、非常に天井が高い特殊な形をしている。

音楽会そのものは、TVの収録という事でカメラの動きが煩わしく、何となく馴染めなかったが、バイオリンのナマの音にはいつもながら感激。
しっとりとした湿った音。いつも音楽会の初めは、この弦の音に魅了される。

原理的には、ナマの音には倍音が多く含まれているため、しっとりと聞こえるのだろう。

ただし直ぐに慣れてしまい、感激は初めだけなのは何故だろう?

昔のフルトヴェングラーの名演も、今はSPのプアーな音でしか聞けないが、そのホールに居た人はこの様な素晴らしいナマの音で聞いた訳で、何とも羨ましい・・・

これから時間が出来たら、TV収録のようなタダのコンサートを探して色々と行ってみようか?女性に負けないで。(このコンサートも8割は女性・・・。定年後らしいの老夫婦も多かった。みんな同じようなことを考えているのかな・・・?)

|

« 「チゴイネルワイゼン」の想い出 | トップページ | これからの“SOS”は観音さま »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 湿った音(ナマのバイオリンの音)の素晴らしさ:

« 「チゴイネルワイゼン」の想い出 | トップページ | これからの“SOS”は観音さま »