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2006年6月10日 (土)

「還暦」とは?

他人事だった「還暦」という言葉が、急に身近になってきた。
ギョッと思って「いったい還暦って何だ?」と調べてみた。 (色々なサイトを見たが「語源由来辞典」が一番詳しいようだ)。曰く・・・・

還暦とは、数え年で61歳(満60歳)。また、その祝い。華甲。本卦還り。
還暦の「還」は「かえる」「もどる」という意味で、「暦」は干支を意味する。
干支は本来、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干と、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる十二支を組み合わせたものをいい、60通りの組み合わせがある。
60年で干支が一回りして、生まれた年の干支に戻ることから、「還暦」というようになった。
現代では少なくなったが、還暦には、赤いちゃんちゃんこや赤い頭巾など、近親者が赤い物を贈る風習が古くからある。
還暦に赤い物が贈られる由来は、赤ちゃんに還る(生まれた年の干支に還る)という意味と、赤は魔除けの色とされていたためである。

ついでに調べてみると、

古希とは、数え年で70歳(満69歳)。また、その祝い。
古希は、中国唐代の詩人『杜甫』の「曲江詩」の詩句にある「人生七十古来稀なり」に由来する。「稀」と「希」同義語で、70歳まで生きることは古来まれであるという長寿の祝いである。

喜寿とは、数え年で77歳(満76歳)。また、その祝い。喜の祝い。喜の字の祝い。喜の字の齢。
喜寿は、「喜の字の祝い」「喜の字の齢(よわい)」ともいう。
「喜」の字を草書体で書くと、「十七」の上に「七」が付いたような文字で「七十七」に見えることから、77歳を「喜寿」と呼ぶようになった。

米寿とは、数え年で88歳(満87歳)。また、その祝い
米寿は、「米」の字を分解すると「八十八」となることから、88歳をいうようになった。
米寿の祝い方は、基本的に還暦と同じだが、色は赤色から金茶の物になる。

まあ米寿まで長生きしたいとも思わないが、こんな言葉が気になる年になってしまった・・・・。という事だ。

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