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2006年6月11日 (日)

「ピロリ菌退治」に成功したが“失敗”

タマに胃の調子が悪いので(もたれ、胸やけ)近くの医院に行った。そこで「ピロリ菌は除菌した方が良い。自分もやったが胃が軽くなった」と勧められてから、だいぶん経つ。

どうするのかと聞くと、胃カメラをして調べるという。胃カメラなんていやだ、とやらなかったが、ネットで調べると、呼気での検査や血液の検査でも調べられるという。
医院で聞くと「胃カメラは保険が効くが、他は病気を直す検査ではないので保険が効かない。呼気検査では6千円、血液検査では3千円掛かる」という。
「それでは自費で血液検査を」と調べて貰ったら「うじゃうじゃ居るヨ」との結果。
「シメタ。早速除菌しよう。少なくとも今より良くなる手段があるということ」と思ったのが運の尽き。

2006/04/15より抗生剤を1週間飲み続けるが、数日経った頃から胸やけ。何とか1週間飲んだが、舌に真っ黄色のコケ。1ヶ月後の検査ではピロリ菌は除菌されていたが、逆流性食道炎が正式に発症。(と言うのは前からその症状が出たり引っ込んだりしていた)

それから2ヶ月になるが、相変わらず胸やけに苦しめられています。
「オメプラゾール」という酸抑制剤を飲んでいるが、最近効かなくなって、昨日「マグテクト」という胃の粘膜を保護するという薬をもらってきた。
医院の話では「これはピロリ菌が居なくなったリバウンドで一過性」というが、ネットでは10~20%の確率で逆流性食道炎が発症し、6~8ヶ月間、一時的に起こりやすくなる・・・と書いてあるサイトもあった。

別の医師からは「バカな事をした」という顔をされ、つくづく“自然に逆らうことはダメ”“何かをするときには、医師の体験談を鵜呑みにせずに、キチッと自分で調べてから行うべき”と思い知った次第。
これからは自分も、“何かの病気で手術が必要・・・”という事態になったとき、とても慎重になるでしょう。まあ長い目で見れば、良い体験かも?

*追記:医者の言った通り、2ヶ月余で(これを書いてから1週間位して)胸やけは消えました。
*追記(07/5/8):この記述は間違いだった様です。その後、自分の胃袋は大変に好調です。やはりピロリ菌除去の効果なのだと思います。

(2013/07/27追メモ)
昨年(2012年1月)から胃の調子が悪く(持病のもたれ、膨満感)、逆流性食道炎だとばかり思っていた。従来のオメプラゾールが効かなくなったので、2012年10月からネキシウムに変更。毎日飲まないと調子悪し。
2013/07/23胃カメラ。結果「食道も十二指腸もキレイ。一部に萎縮性慢性胃炎だけがある」とのこと。ピロリ菌退治の後遺症で逆流性食道炎だと思いこんでいたが、違っていた。血液でのピロリ菌検査結果は5.3で(-)。思い込みは怖い・・・。

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