沢田亜矢子の「小さい花」と「アザミの花」
今日は、自分の知らない俳優・歌手の話である。
このところ、沢田亜矢子という人について「研究」している。どうも有名な俳優さんらしいのである。
朝起きて、カミさんに「沢田亜矢子って知っている?」と聞くと「俳優さんでしょ? 優しい顔の人・・・」と。カミさんは昔から知っていると言う。
きっかけは、夜中に聞いているNHKラジオ深夜便の番組を聞いたこと。
<NHKラジオ深夜便「75歳からの挑戦」女優・歌手 沢田亜矢子(2025/05/30)放送>
自分の知らない人の話はほとんど飛ばすのだが、この番組はつい聞いてしまった。それで最後に流れた「小さい花」という歌が気になって、翌朝再度聞いてみた。なるほど、これは親しみやすい歌。Jポップでもなく、演歌でも無く、非常に爽やかな歌だ。
<沢田亜矢子の「小さい花」>
「小さい花」
作詞:沢田亜矢子
作曲:合田道人
ちいさな路地に 咲いている
名もなき 白い花
茎は曲がって 花びらは色あせて
それでもそっと 咲いている
青空を見上げて 輝くあの頃を
知る人も いないけど
ただ 夢を求め今日まで生きてきた
あなたを愛するため 愛されるため
それが私の いのちの意味
ちいさな路地で揺れている
幼き 赤い花
いつか窓辺の ひだまりに飾られて
愛されたいと 揺れている
青空に架かった 輝くあの虹を
渡る日がくることを
ただ いつもそばで誰より 願ってた
幸せ祈りながら 見守りながら
それが私の生きてく意味
青空に架かった 輝くあの虹を
渡る日が くることを
ただ いつもそばで誰より 願ってた
幸せ祈りながら 見守りながら
それが私の 生きてく意味
この歌詞の中で「意味」という言葉が重たい。「いのちの意味」「生きてく意味」という言葉。歌の歌詞ではほとんど使われない単語では無いか?ある意味、哲学的な言葉でもある。
先の対談の中で、「自分の歴史を歌で残そうと、歌詞を書いて自費でCDを作った」という。
なるほど、自分の人世を書いたとなると、誰にはばかること無く使える言葉。
このCDは「芸能生活50周年記念のディナーショー」を開いて、そのお土産の意味もあったらしい。
そしてググっていると、「徹子の部屋」にも出たという。
「<沢田亜矢子>娘は米バークリー音大卒で音楽に厳しい 念願のデュエットも怒られないよう必死で 「徹子の部屋」出演
タレントの沢田亜矢子さんが、3月14日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。現在76歳。1973年に歌手デビューし、芸能生活50周年記念のディナーショーを昨年開いた。
ショーでは、米バークリー音楽大学を卒業したシンガー・ソングライターの娘と念願のデュエットをすることに。周囲や娘は感動して泣いていたが、音楽に厳しい娘に「音が外れてる」と怒られないように必死で、泣くどころではなかったのだという。
最近は俳優や司会者として活躍していたが、1973年に歌手としてデビューした。50周年記念にオリジナル曲の自主制作CDを作ったところ、音楽チャートにランクインし、音楽番組で紹介され、意図せず歌手活動を再開することになった。歌手としての活動は全て自分でしているため、行ったことのない地方のショッピングセンターに一人で出かけてCD販売のキャンペーンをするなど、75歳からの新しい挑戦を楽しんでいる。」(ここより)
そして今度はこの番組をググってみるとYouTubeに挙がっていて、見ることが出来た。やはりラジオよりも情報量は多い。
wikiを読んでみると、この人の人生は、底抜けに明るい話し方とは裏腹に色々あったみたい・・・。「シングルマザーとして長女(シンガーソングライターの澤田かおり)を出産」とか「DVによる4年に及ぶ泥沼離婚劇を繰り広げた」とか・・・
それでもあの明るさは貴重!
ついでに、デビュー曲だという「アザミの花」という歌も聞いてみた。やはり音楽大学出身だけあって、若い歌声は素晴らしい。この歌は1973年6月発売だという。この頃は自分も歌を良く聞いていた時期だが、自分の歌のライブラリーには引っ掛からなかった。
歌詞は良く分からないが、曲は軽快でなかなか良い。
<沢田亜矢子の「アザミの花」>
「アザミの花」
作詞:岡田嘉子
作曲:郷 伍郎
むかし むかし その昔
アザミの花の咲いたみち
アダムとイブの逢ったみち
*アザミ アザミ アザミ アザミ
アザミ アザミの花
アザミ アザミ アザミ アザミ
アザミ アザミの花
とおい とおい あの星に
アザミの花が咲いている
アダムとイブが生きている
(※くり逃し)
あの星 めざして ひとすじに
きのうもきょうもあすの日も
命のかぎり歩きましよう
(※くり逃し)
むかし むかし その昔
アザミの花の咲いたみち
アダムとイブの逢ったみち
(※くり逃し)
俳優さんの顔は覚えても、名前はほとんど覚えない自分だが、チャンスがあったら、この人のドラマも一度見てみようと思った。既に見ているのだろうが・・・
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