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2019年9月12日 (木)

絵本「なまえのないねこ」

昨日、カミさんとモールの本屋に寄った。カミさんは、いつも本屋で絵本のコーナーに“滞在”する。ふと、そのカミさんが自分を呼ぶ。
190912neko ここの写真を撮れという。見ると「なまえのないねこ」という絵本が「第3回未来屋絵本大賞」を受賞したという看板。
カミさんは、前からこの作者を応援しており、この絵本も買って持っているので、受賞して嬉しいという。竹下文子 文/町田尚子 絵の作品。

家に帰ってから、居間の本棚にあったその絵本を、自分も読んでみた。たった17枚の絵。それが本体だけで1620円もする!?(失礼!)
カミさんが言うには、こんな絵本はオトナが読む絵本だという。自分も手にしてあっと言う間に読めた。
そして、不思議に何か感動・・・

190912namaenonaineko 190912neko1

ここ)のサイトに出版社のこの絵本の紹介記事があった。そして(ここ)に少し詳しい内容の紹介文があった。曰く・・・

「靴屋のネコは「レオ」、本屋のネコは「げんた」、八百屋のネコは「チビ」。
町のネコにはみんな名前がついているのに、このネコには名前がありません。
お寺のネコ「じゅげむ」に「じぶんで つければ いいじゃない。じぶんの すきな なまえをさ」と言われて、町を歩きながら自分に合う名前を探しはじめます。
「かんばん」「やじるし」「くるま」「のらねこ」「へんなねこ」「あっちいけ!」
なかなか名前は見つかりません。
ベンチの下、空を見上げて、雨が止むのを待つネコ。
その心の中まで、雨音が響き渡ってきます。
すると「ねえ。おなか すいているの?」とネコに訪ねる優しい声。
その声を聴いて、ネコは自分が本当に求めていたことに気づきます。それは……。」

話は単純。でも、何か心に残る。

最後の出てくる女の子。それが途中のパン屋さんの絵に、チラリと出てくる。自分はまったく気が付かなかったが、カミさんに言わせると、パン屋さんの絵で、猫のバックを持ってパン屋のネコを見ている女の子を少し描くことで、この女の子はネコが好きなんだ、ということを暗示しているという。なるほど、芸が細かい・・・

絵をじっくりと見ると、キャンバスの素地が見えて、一枚一枚の絵が立派な完成された絵画であることが分かる。走り書きの絵では無い。
カミさんが買ってくる絵本には、感心しない絵の本もある。でも、この絵本の絵はホンモノ。濃い。

自分は、カミさんの買ってくる絵本を横から覗く程度だが、オトナが見る絵本も、それなりの世界があるらしい。
孫娘たちが、カミさんが買ってくる絵本をいつか読み、カミさんと同じように共感してくれれば良いな・・・と思いながら、覗いた絵本だった。


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コメント

エムズ様によろしくの気持ちです。
私も  竹下文子さんそして御夫君の鈴木まもるさん  大好きです。
なまえのないねこ  学校読み聞かせや
夏休みの 寺子屋でも取り上げました。絵も訴えますね。

投稿: りんご | 2019年9月27日 (金) 08:25

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