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2019年7月 7日 (日)

「令和落首考 2019年前半」

今朝の朝日新聞の記事。
令和落首考 2019年前半 西木空人
 「解散風吹かせてどこ吹く風の顔」。結局、参院の単独選挙となりました。
 それにしても平成から令和へのこの半年は、まことに多事多端。「上半期いろんなことが有り過ぎた」と実感します。「朝日川柳」掲載句で振り返ってみましょう。1月~4月の「平成時代」も新タイトルに繰り入れます。
     × × ×
 1月。大坂なおみ選手全豪優勝。「凄(すご)いけど強調しすぎ『日本人』」。日本出身横綱・稀勢の里も注目を集めました。「見納めと開き直って見る相撲」
 「財務相存在感は口にあり」。この場合は、性差別ワースト発言でした。
 厚労省所管「毎月勤労統計」の調査不正発覚。「問われれば逃げ口上の『調査中』」
 「学校も児相も親も守らぬ子」
 心愛(みあ)さんの限りない孤独。
 この月の☆印句から。「『景気拡大』眉とツバとがグラフ見る」

 2月。「恵方巻きたっぷり食べた豚を食う」。大量の売れ残り。
 「割り箸も楊枝(ようじ)も立たぬマヨネーズ」。辺野古の地盤超軟弱が発覚。県民投票で反対72%。
 「ハノイまで来て思いっきり三振し」。米朝再会談、大山鳴動。
 「昔は夜はみんな寝ていた」。コンビニの長時間労働問題ですね。
☆「嘘(うそ)をつく惚(とぼ)けた顔のみな同じ」

 3月。カルロス・ゴーン被告が変装し保釈されました。「早々とハロウィンこれに決めました」
 「宮さまに言わせ言わない『放射線』」。東日本大震災追悼式で、対照的な秋篠宮さまと首相のあいさつ。
☆「いやなこと官僚になれば忘れられ」

 4月。新元号「令和」発表。「日本の古典で荒い鼻の息」「命令の令まず思た昭和の子」。悠仁さま中学生に。「この少年が持つ元号をふと思う」
 「一強もイチローだけは動かせず」。国民栄誉賞辞退。
 「誰からもがっかりされず桜散る」。失言妄言だらけの桜田義孝五輪相更迭。「謝罪する社長が座るパイプ椅子」。企業不祥事連日報道。
 首相観桜会。「こんなにも芸能人とお友達」だと誇る。「休めない人が支える10連休」に突入。
☆「除夜の鐘つきたいような四月末」
     × × ×
 5月。即位後朝見の儀でのおことば。平成即位の際の「『憲法を守り』が令和で『のっとり』に」変容していました。安倍政権の「検閲が済んだ『おことば』我ら聴く」。
 「改元で味占めついにパレードに」。秋、即位祝賀の車列で、首相と官房長官が手を振るはずです。
 琵琶湖畔で「あまりにも天使の列に惨(むご)い事故」。高齢者運転の事故も続出。
 「この春は無念の輪禍とめどなく」
 「戦争しないとどうしようもなくないですか」と北方領土で丸山穂高議員。「言葉には責任持てよ青蛙(あおがえる)」
 最初の国賓トランプ米大統領来日、接待漬け4日。「幇間(ほうかん)は満面の笑み桟敷席」。離日当日、川崎で包丁テロ。「弱きもの かよわきものに牙を剥(む)き」
☆「腹立ちが過ぎて悲しくなりました」

 6月。川崎の事件考えたと息子殺害容疑の元農水事務次官。
 「この国の8050闇深し」
 秋田の陸上イージス説明会、結果ありきの誤データで紛糾。「加計だけを思い出させる新屋(あらや)だけ」
 金融庁が資産寿命指針発表、老後に2千万円必要と。「宣伝が効いて列なす宝くじ」。その報告を受け取らぬと財務相。「有ったこと無かったことに致します」
 首相イランへ。首脳会談で「アメリカの方を見ながら握手する」。
 と、タンカー攻撃の報。「四島や拉致やイランのあと聞かず」
 月末、大阪でG20。「吉本で仕込んだネタがエレベーター」
 直後、板門店で米朝首脳が会いました。「もくろみ秘めて越える境界」
☆「外遊と外交の差をしかと知り」
      × × ×
 「知りたいことは本当のこと」であるはずなのに、少なからぬ人が「結局はスマホの幅で世界見る」日々を送っています。「嫌なこと見ない聞かない民主主義」が闊歩(かっぽ)している。老川柳子は「九十四年生きてこの世のいいかげん」と呟(つぶや)くのです。
 人間らしい句で結びましょう。
 「発見す車内で読書してる人」
 「水たまり小さな靴が跳んでみせ」
 (「朝日川柳」選者)」(2019/07/07付「朝日新聞」P8より)

今日は七夕。もう今年も半年経ってしまった。早い・・・
七夕は、あまり良い記憶がない。いつも思い出すのが、長男が1歳半の時に倒れ、入院中の小児科病棟で、入院中の子どもたちが、七夕の短冊を作っていた光景。それ以来、どうも七夕は苦手。

今回の参院選も、新聞にはもう情勢が載る。案の定の状態らしい。
国民が選んだ結果、と言えば聞こえは良いが、どうなんでしょうね。今の政治。
心を傷つける話は、もうたくさん。
まあこんな落首でも読んで、暗い気持ちを建て直すことにしようか。


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