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2018年10月15日 (月)

「ザ・ベストテレビ2018」を見る~歴代のザ・ベストテレビ

昨日と今日(2018/10/14~15)毎年楽しみにしている「ザ・ベストテレビ2018」を見た。
TVガイドというサイトには、説明としてこうある。
「NHK BSプレミアムで毎年放送されている「ザ・ベストテレビ」。放送界を代表する六つのコンクール、計7部門の最優秀番組を一挙に編成するスペシャルプログラムです。ゲストの作家・映画監督の森達也氏、ノンフィクション作家の梯久美子氏、フォトジャーナリストの小原一真氏のほか、各番組の制作者を招いて制作エピソードなどを深く語り合います。NHKと民放の垣根を越えて続く貴重な番組で、今年は森さんが収録直後に「これまでの中でも一番の力作ぞろい」と感想をつぶやいたほど、充実のラインアップとなっています。」(ここ

今年の番組は下記。

<ザ・ベストテレビ2018>ここ

「第一部」10月14日(日)[BSプレミアム]午後0:45~4:30(3時間45分)
▽文化庁芸術祭賞「防衛フェリー 民間船と戦争」(名古屋テレビ放送)
▽ギャラクシー賞「教育と愛国 教科書でいま何が起きているのか」(毎日放送)
▽民放連賞テレビ報道番組「記憶の澱(おり)」(山口放送)

「第二部」10月15日(月)[BSプレミアム]午後0:30~4:39(4時間09分)
▽地方の時代・映像祭賞「かあちゃんのごはん」(信越放送)
▽放送文化基金賞・ATP賞「BS1スペシャル 父を捜して 日系オランダ人 終わらない戦争」(椿プロ/NHK)
▽民放連賞テレビ教養番組「知られざる被爆米兵 ヒロシマの墓標は語る」(広島テレビ放送)

毎年楽しみにしている番組だが、今年も相変わらず力作揃い。今年は、「防衛フェリー 民間船と戦争」では民間のフェリーで戦車が運ばれる現実、そして政府の説明とは裏腹に、民間船が戦場に駆り出された過去の事例。
「教育と愛国 教科書でいま何が起きているのか」では、道徳の教科書で何が行われようとしているか。そして歴史教科書で「慰安婦」を書いた日本書籍が倒産に至った事実も描かれていた。日本書籍は自分も知ってほど有名な会社だった。しかし、虎の尾を踏むと倒産に追い込まれる。その事実が教科書業界に重くのしかかり、忖度による教科書が作られていく。
「かあちゃんのごはん」は、シングルマザーの家庭が長野の過疎村に移住し、元気を取り戻していく過程。

「記憶の澱」と「ヒロシマの墓標は語る」は、前に見ていた。それにしても6作品中5作品が戦争をテーマとしている。それだけ重いテーマ。しかも驚いたのは、「記憶の澱」以外は全て女性のディレクター。女性の方が感性が鋭いのか・・・?

ところで、自分がこの番組を初めて見たのは「裁判長のお弁当」(ここ)。調べてみると、このシリーズは、「ザ・ベストテレビ2008」が最初らしいので、ポツポツとは最初から見ていたらしい。しかし、録画のリストを見ると2012年が最初。それ以来は、意識して録画している。この番組は再放送しないので、録画を忘れると見られない。まあ、よく賞を取る東海テレビのドキュメンタリー番組は、スカパーの「日本映画専門チャンネル」でたまに放送されることはあるが・・・。
Netから拾って、歴代の「ザ・ベストテレビ」で放送された(賞を取った)作品をメモしてみた。正確かどうかは不明だが・・・・

なお、「ザ・ベストテレビ2016」~ザ・ベストテレビ2019」は録画が残っているので、見逃した方にBDの送付が可能です。右欄の“メール”でご連絡下さい。

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<ザ・ベストテレビ2008>

<第1部> 2008年6月14日(土) 19:45~23:15 NHK-BS2
▽第45回 ギャラクシー賞 本賞
『裁判長のお弁当』
制作:東海テレビ 2007年4月14日放送 54分
▽第3回 日本放送文化大賞 グランプリ
『映像'07 私は生きる~JR福知山線事故から2年』
制作:毎日放送 2007年3月18日放送 60分
▽放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組部門 本賞
『NHKスペシャル 夫婦で挑んだ白夜の大岩壁』
制作:NHK、NHK情報ネットワーク 2008年1月7日放送 59分

<第2部> 2008年6月22日(日) 13:00~18:00 NHK-BS2 
▽第27回 「地方の時代」映像祭2007 グランプリ
 『約束~日本一のダムが奪うもの』
 制作:東海テレビ 2007年5月14日放送(フジ) 55分
▽第19回 日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組 最優秀賞
 『祖国よ~ドミニカ移住は問う』
 制作:南日本放送 75分
▽第19回 日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組 最優秀賞 
 『石炭奇想曲~夕張、東京、そしてベトナム』
 制作:北海道文化放送 2008年1月19日放送(フジ) 55分
▽第24回 ATP賞テレビグランプリ2007 グランプリ
 『特捜! ザ・リアル海猿』
 制作:テレビ朝日、ドキュメンタリージャパン
 2007年7月14日・28日放送 57分×2回

<<ザ・ベストテレビ2009>>NHK BS2
<第1部>2009年6月15日
▽「光と影」(東海テレビ)、
▽「映像’08 家族の再生・ある児童養護施設の試み」(毎日放送)
▽「映像’07 夫はなぜ、死んだのか」(毎日放送)、
▽「ETV特集 アンジェイ・ワイダ」(NHK)
▽「舞鶴学園」毎日放送

<第2部> 2009年 6月21日(日) 午前10:30~午前11:54(84分)
▽第4回日本放送文化大賞 グランプリ「山で最期を迎えたい ある夫婦の桃源郷」(山口放送)

<第3部> 2009年 6月21日(日) 午後1:00~午後6:00(300分)
▽いのちの記憶~小林多喜二
▽NHKスペシャル・米軍カメラマンが見たNAGASAKI
▽HV特集・認罪~中国戦犯管理所

<<ザ・ベストテレビ2010>> NHK-BS2
<第1部>2010年6月26日(土) 13:30~18:00
▽日本放送文化大賞 グランプリ
 『赤ひげよ、さらば。~地域医療“再生”と“崩壊”の現場から』
 制作:北海道放送
▽ATP賞2009 グランプリ
 『空飛ぶタイヤ』第1話
 制作:WOWOW+東阪企画
▽ギャラクシー賞 大賞
 『死刑囚 永山則夫~獄中28年間の対話』
 制作:NHK

<第2部>2010年6月27日(日) 13:00~17:00
▽日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組 最優秀
 『ひだまり~今治大浜1丁目・6年の記録』
 制作:南海放送
▽文化庁芸術祭賞 大賞
 『火の魚』
 制作:NHK広島放送局
▽放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組部門 本賞
 『嵐の気仙沼~港町の特別な一日』
 制作:NHK仙台放送局

<第3部>2010年6月28日(月) 21:00~22:30
▽日本民間放送連盟賞 最優秀賞/「地方の時代」映像祭2009 グランプリ
 『日本兵サカイタイゾーの真実~写真の裏に残した言葉』
 制作:静岡放送

<第4部>2010年6月29日(火) 21:00~22:30
▽ATP賞2009 ドキュメンタリー部門 最優秀賞
 『李先生と30人の子供たち~紅白中心学校』
 制作:NHK+NEP+テムジン

<第5部>2010年6月30日(水) 21:00~22:30
▽科学ジャーナリスト賞2010 科学ジャーナリスト大賞
 『素数の魔力に囚われた人々~リーマン予想・天才たちの150 年の闘い』
 制作:NHK

<<ザ・ベストテレビ2011>>
<第1部>2011年6月25日(土)午後0:00~5:00 BSプレミアム】
▽日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組 最優秀
  映像'10「きほとみずき~大人の階段 車いすで駆けのぼる~」(毎日放送)
▽日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組 最優秀
  BBTスペシャル 「不可解な事実 ~黒部川ダム排砂問題~」(富山テレビ放送)
▽ATP賞テレビグランプリ2010 ドキュメンタリー部門 最優秀賞
  特集番組 「二本の木」(NHK・NHKエンタープライズ)
▽文化庁芸術祭賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞
  NHKスペシャル 「密使 若泉敬 沖縄返還の代償」(NHK)

<第2部> 2011年6月26日(日)午後0:00~3:30 BSプレミアム】
▽「地方の時代」映像祭2010 グランプリ
  「笑ってさよなら~四畳半 下請け工場の日々~」(中部日本放送)
▽ギャラクシー賞 テレビ部門 大賞
  NNNドキュメント'11「夢は刈られて ~大潟村・モデル農村の40年~」(秋田放送)
▽放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組 本賞
  NHKスペシャル「封印された原爆報告書」(NHK)

<<ザ・ベストテレビ2012>>NHK BSプレミアム
<第1部>2012年8月3日(金)午後3:00~午後6:00)
▽放送文化基金賞『幾歳経るとも要心あれ~2011.03.11東日本大震災~』(IBC岩手放送)
▽「地方の時代」映像祭『果てなき苦闘 巨大津波医師たちの記録』(NHK)
▽日本民間放送連盟賞テレビ報道『年金不信』(朝日放送)

<第2部>2012年8月4日(土)午後2:00~午後6:00)
▽日本放送文化大賞『サヨばあちゃんの無人駅』(静岡放送) 
▽文化庁芸術祭賞『ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月』(NHK) 
▽ATP賞テレビグランプリ『ハイビジョン特集 北海道 豆と開拓者たちの物語』(NHK) 

<<ザ・ベストテレビ2013>>NHK BSプレミアム
<第1部> 2013年9月29日(日)12:30~16:50  
▽日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組 最優秀
「仰げば尊し」(読売テレビ放送)
▽「地方の時代」映像祭 グランプリ
「NHKスペシャル イナサがまた吹く日~風寄せる集落に生きる~」
(NHK 仙台放送局)
▽ATP賞テレビグランプリ 最優秀賞
「ザ・ノンフィクション特別版『まりあのニューヨーク~死ぬまでに逢いたい人~』」
(パオネットワーク/フジテレビ、BS フジ)

<第2部> 2013年9月30日(月)12:00~16:55
▽日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組 最優秀
「死刑弁護人」(東海テレビ放送)
▽文化庁芸術祭賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞
「NHKスペシャル メルトダウン 連鎖の真相」(NHK)
▽放送文化基金賞 番組部門テレビドキュメンタリー番組 本賞
「NHKスペシャル メルトダウンFile.03 原子炉“冷却”の死角」(NHK)
▽ギャラクシー賞 テレビ部門 大賞
「NHKスペシャル 追跡 復興予算19 兆円」(NHK)

<<ザ・ベストテレビ2014>>~BSプレミアム
<第1部> 2014年9月28日(日)午後0:00~午後4:30(270分)
▽第68回文化庁芸術祭賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞
「みんなの学校」(関西テレビ放送)
▽平成25年日本民間放送連盟賞(テレビ教養番組)最優秀
「キ・ボ・ウ~全村避難 福島県飯舘村二年の記録~」(福島テレビ)
▽平成25年日本民間放送連盟賞(テレビ報道番組)最優秀
「ヒロシマの山~葬られた内部被ばく調査~」(中国放送)
▽第40回放送文化基金賞(テレビドキュメンタリー番組)最優秀賞
「ETV特集『三池を抱きしめる女たち~戦後最大の炭鉱事故から50年~』」(NHK)

<第2部> 2014年9月29日(月)午後0:00~午後4:15(255分)
▽第33回「地方の時代」映像祭 グランプリ
「死の棘~じん肺と闘い続ける医師~」(静岡放送)
▽第30回ATP賞 グランプリ
「零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~」
(NHKエンタープライズ、かわうそ商会、NHK)

<<ザ・ベストテレビ2015>>NHK BSプレミアム
<第1部>2015年9月27日(日)午後0時~3時40分
▽民放連賞テレビ教養番組「SBCスペシャル 刻印~不都合な史実を語り継ぐ」(信越放送)
▽ATP賞「BS1スペシャル 憎しみとゆるし マニラ市街戦 その後」(NHKエデュケーショナル、椿プロ/NHK)
▽放送文化基金賞「ETV特集 薬禍の歳月~サリドマイド事件50年」(NHK)

<第2部>2015年9月28日(月)午後0時~4時15分
▽日本放送文化大賞「NNNドキュメント マザーズ~特別養子縁組と真実告知」(中京テレビ放送)▽午後1:00ごろ~文化庁芸術祭賞「君が僕の息子について教えてくれたこと」(NHK)
▽ギャラクシー賞「QABドキュメンタリー 裂かれる海~辺野古 動き出した基地建設」(琉球朝日放送)
▽“地方の時代”映像祭賞「NHKスペシャル 里海 瀬戸内海」

<<ザ・ベストテレビ2016>>~BSプレミアム
<第1部>2016年9月25日(日) 午後0:45~午後4:58(253分)
▽民放連賞テレビ報道番組「奥底の悲しみ 戦後70年引揚げ者の記憶」(山口放送)
▽ATP賞「NHKスペシャル いのち 瀬戸内寂聴密着500日」
▽民放連賞テレビ教養番組「TUFルポルタージュ ふつうの家族 ある障がい者夫婦の22年」(テレビユー福島)
▽放送文化基金賞「民教協スペシャル しあわせ食堂 笑顔と孤独と優しさと」(青森放送)

<第2部>2016年9月26日(月) 午後0:45~午後4:15(210分)
▽“地方の時代”映像祭賞「ウォッチン!プラスSP 海風に舞う 石巻・十三浜 神楽とともに生きる人々」(東北放送)
▽ギャラクシー賞「報道ステーション 特集ドイツ・ワイマール憲法の“教訓”」(テレビ朝日)
▽文化庁芸術祭賞「ETV特集 薬禍の歳月~サリドマイド事件50年」(NHK)

<<ザ・ベストテレビ2017>>~BSプレミアム
<第1部>2017年10月1日(日)午後0時45分
▽文化庁芸術祭賞「人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり」(東海テレビ放送)
▽民放連賞テレビ教養番組「撮影監督ハリー三村のヒロシマ カラーフィルムに残された復興への祈り」(WOWOW)
▽民放連賞テレビ報道番組「枯れ葉剤を浴びた島2 ドラム缶が語る終わらない戦争」(琉球朝日放送)

<第2部>2017年10月2日(月)午後0時45分
▽“地方の時代”映像祭賞「島の命を見つめて 豊島の看護師・うたさん」(山陽放送)
▽ギャラクシー賞・放送文化基金賞「NHKスペシャル ある文民警察官の死 カンボジアPKO23年目の告発」(NHK)
▽ATP賞「BS1スペシャル 原爆救護 被爆した兵士の歳月」(テムジン・NHK)

<<ザ・ベストテレビ2018>>~BSプレミアム
<第1部>2018年10月14日(日)午後0:45~4:30(3時間45分)
▽文化庁芸術祭賞「防衛フェリー 民間船と戦争」(名古屋テレビ放送)
▽ギャラクシー賞「教育と愛国 教科書でいま何が起きているのか」(毎日放送)
▽民放連賞テレビ報道番組「記憶の澱(おり)」(山口放送)

<第2部>2018年10月15日(月)午後0:30~4:39(4時間09分)
▽地方の時代・映像祭賞「かあちゃんのごはん」(信越放送)
▽放送文化基金賞・ATP賞「BS1スペシャル 父を捜して 日系オランダ人 終わらない戦争」(椿プロ/NHK)
▽民放連賞テレビ教養番組「知られざる被爆米兵 ヒロシマの墓標は語る」(広島テレビ放送)

<<ザ・ベストテレビ2019>>~BSプレミアム(2019/10/20追)
<第1部 > 2019年10月20日(日)午後0:00~4:29(4時間29分)
▽地方の時代・映像祭賞「菜の花の沖縄日記」(沖縄テレビ放送)
▽文化庁芸術祭賞・ギャラクシー賞「ETV特集 静かで、にぎやかな世界」(NHK)
▽民放連賞テレビ報道番組「葬られた危機」(名古屋テレビ放送)
▽民放連賞テレビ教養番組「拉致と言えなくて」(テレビ金沢)

<第2部>2019年10月21日(月)午後1:00~4:01(3時間01分)
▽放送文化基金賞「NHKスペシャル 消えた弁護士たち」(NHK)
▽ATP賞「BS1スペシャル テロリストの母と呼ばれて(アマゾンラテルナ/NHK)


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コメント

私もベストテレビは数年前から見て録画もしていますが過去の分まではありません。過去分の録画を残しておられるとのこと、頼もしいです。今の所過去分まで見る気力はありませんが貴重なものですね。2018では「教科書と愛国」が衝撃でした。東大名誉教授や、防府市長が不気味でした。

【エムズの片割れより】
ドキュメンタリー番組は、どこまで権力に忖度せずに作れるか・・・
まさにマスメディアの神髄。
その点、東海テレビのドキュメンタリー番組はいつも素晴らしい。会社のスタンスでしょうか・・・

投稿: 金氏脩介 | 2019年2月12日 (火) 13:49

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