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2018年6月22日 (金)

首相の答弁~質問に無関係34%、内容繰り返す41%、きちんと回答4%

安倍首相の国会での答弁で、ダラダラと無関係な話ばかりして時間稼ぎをする話法にいらだつのは、自分だけではないようだ。

先日の朝日新聞にこんな記事があった。
首相の答弁、「信号無視話法」 枝野氏との討論、会社員が分析
 安倍晋三首相らの国会答弁を独自に分析する手法が、インターネット上で注目を集めている。質問と関係のない答弁を「信号無視話法」と名付けて色分けしたり、質問の趣旨をずらした答えを「ご飯論法」と指摘したり。いずれも森友・加計(かけ)学園問題などに正面から答えない首相らの姿勢を浮き彫りにしている。

 ■「赤」質問に無関係34% 「黄」内容繰り返す41% 「青」きちんと回答4%
 立憲民主党の枝野幸男代表は3日、甲府市での講演会で5月30日に行われた党首討論をこう批判した。
 「赤と黄色で埋め尽くされている。とにかく聞かれたことに答えない。答えても論点をずらして答える」
190622touben  枝野氏が取り上げたのは「信号無視話法」。東京都の会社員、犬飼淳さん(32)が考案した。犬飼さんは党首討論での首相答弁を分析。質問にきちんと答えたら「青」、質問の内容を繰り返したら「黄」、質問と無関係だったら「赤」といった具合に色分けした。
 枝野氏の持ち時間19分で、そのうち約12分間を首相の発言が占めた。犬飼さんの分析では、文字数ベースで「青」は4%にとどまり、「赤」が34%で「黄」が41%。7割以上は意味のないやりとりになったといえる。
 犬飼さんが、この結果を党首討論の翌日にツイッターやブログで公開を始めると、反響を呼んだ。タレントの松尾貴史さんや立憲の公式ツイッターにリツイートされたほか、書き込んだブログの閲覧数が6万を超えたという。
 犬飼さんは昨春、友人の生活が苦しくなって社会保障制度を調べ、国会審議に関心を持つようになった。議論がかみ合わない国会のやりとりに驚き、分析しようと思い立った。その第1弾がこの党首討論だった。
 犬飼さんは「こうしたことを国民が意識することで、ごまかしの答弁はしづらくなる。今の一番の問題は、国民の無関心。無関心の人でも読みたくなる発信を続けたい」と話す。

 ■評論家「消極性もニュース」 趣旨ずらす「ご飯論法」も話題に
 働き方改革関連法案の審議で注目を集めたのは、「ご飯論法」だ。
 加藤勝信厚生労働相の答弁について、「朝ご飯を食べましたか」という質問に、パンは食べたけど米のご飯は食べていないので「食べていない」と答えるような答弁姿勢だと、上西充子・法政大教授がツイッターで指摘し、拡散した。
 高年収の一部専門職を労働時間規制から外す高度プロフェッショナル制度(高プロ)をめぐる1月31日の参院予算委員会のやりとりを例に挙げる。
 高プロの導入理由としている「働き手のニーズ」について問われた加藤氏は、「私も色々と話を聞く中で、自分のペースで仕事ができる働き方をつくってほしいとの要望を受けた」と答えた。加藤氏が直接要望を聞いたと受け取れる答弁だが、その後、加藤氏は厚労省によるヒアリングに出席していなかったことが判明。6月12日の参院厚生労働委で、加藤氏は1月の答弁がヒアリングの話ではなかったことを認めた。
 「ご飯論法」は首相答弁に対する評価としても国会審議で取り上げられた。
 こうした答弁のおかしさは、一部だけを切り取ってしまうと伝わりにくい。
 評論家の荻上チキ氏はパーソナリティーを務めるラジオ番組で、国会の審議を長く紹介している。特定秘密保護法や安全保障法制の審議を聞いて思いついたといい、やりとりがかみ合わなくても長い場合は5分間流すこともあるという。
 荻上氏は「一問一答的にかみ合ったやりとりに編集してしまうと、質問に答えるまでの口ごもり方や消極的な言い回しなどが伝わらない。議会は政府の信頼性を問う場でもあり、政府の質問への消極的な姿勢もニュースといえる」と、その狙いを明かす。(中崎太郎)」(
2018/06/20付「朝日新聞」p4より)

190622edano 犬飼淳さんの「信号無視話法」のオリジナル記事は(ここ)。
枝野代表との党首討論の言葉全てを分析している。その結果が上の記事。
そして、共産党・志位委員長との討論の分析は(ここ)にある。
その結果、共産党との討論に至っては、総理答弁の84%(=黄31%+赤53%)190622kyousan が信号無視回答で、(=青)は0文字だったという。
TVの報道では、発言の一部しか取り上げられない。しかし、このように答弁全体を視覚化されると、首相答弁がいかに不誠実であるかが分かる。

昨夜も、「首相は20日夜、麻生太郎副総理兼財務相らと会食。会合後、河村氏は記者団に「首相がもう集中審議は勘弁してくれと言うから、なかなかそうもいかないでしょうと言っておいた」と説明した。」と報道されたが、とにかく時間(が過ぎてくれること)だけが頼りらしい。
そんな政府を、国民は結果として信任しているのだという。内閣不支持率が下げ止まっているからだ。
ウソがまかり通る政権に対して、国民として返す刀は、選挙しか無いのだが、それも甘く見られているらしい。
何とか「ぶぶ漬けでもどうどす?」と言いたいのだが・・・


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コメント

今朝(6月23日)の朝日新聞の やく みつるの安倍首相の絵の枠を黒枠に塗りつぶしました。傑作だと思います。真正面から政治や国民の声に手も耳も貸さない人、財務省の役人に嘘をつかせた夫婦、子供の教育にも悪い、いい加減にして貰いたいものです。やくさん大傑作ですね。

【エムズの片割れより】
ハハハ・・・・
その右下の「朝日川柳」
「うらやましレッドカードのある球技」
が良かった!

投稿: 白萩 | 2018年6月23日 (土) 12:28

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