« 「親の介護を機に、自らの生活が崩壊」~今のうちの心構え | トップページ | 沢田美喜のエリザベス・サンダースホーム »

2018年4月15日 (日)

中島みゆきの「元気ですか」

中島みゆきの作品を全部聞き直してみた。新たな発見があるかと思って・・・
48アルバム、498曲の中で、また幾つか発見したのでその紹介。
歌がない歌?を発見した。

<中島みゆきの「元気ですか」>

「元気ですか」

  作詞:中島みゆき

「元気ですか」と
電話をかけました
あの女(ひと)のところへ電話をかけました
いやな私です
やめようと思ったけれど
いろんなこと わかってるけれど
わかりきってるけれど
電話をかけました
あの女に元気かとききました
あの女に幸せかとききました
わかっているのに わかっているのに
遠回しに 探りをいれてる私
皮肉のつもり 嫌がらせのつもり
いやな私……
あいつに嫌われるの 当り前

あの女の声は濁りがなくて
真夜中なのに つきあってくれる
きっと 知ってるのに
あいつ 言ったでしょう 私のこと
うるさい女って 言ったでしょう
……そうね
あいつは そんな男じゃない
わかってる
あいつのこと
うるさく追いかける私
誰だって知ってる
でも あなただけ笑わなかった
やさしいのね やさしいのね
あの頃はもう 愛されていたから?
……何を望んでるの あたし
あの女もいつか
飽きられることを!!

あの女は いつまでも 電話につきあってくれて
あたしは別に話すことなんかない
声をきいてみたかっただけよ
どんな声があいつは好きなの
どんな話し方があいつは好きなの
……私 電話をかけました
「あいつがやけに あなたの絵をほめるのよ」
「あたしも あの絵 好きだな」
「それにね あのモデル 実は
あたしの彼に……そう 彼に ちょっと 似ててね……」
……ウソ ばっかり……
誘いをかけてるだけよ
あいつの話が出ないかと思って
「明日どうするの」だって
そんなこと 知ったことじゃ ないわよね
どうして そんなに答えるの
わかってるのよ あたし
わかってるのよ あたし
ほんとは
「そこにいる あいつを 電話に出して」
って言いたいのよ
…………
…………

あの女が最後まで しらを切ったのは
最大限の 私への思いやり
わかってる あたし
わかってる あの女
わかってるのに わかっているのに
うらやましくて
うらやましくて
……つき合ってくれてありがとう
でも今夜は 私 泣くと思います
うらやましくて
やっぱり
うらやましくて
うらやましくて
うらやましくて

今夜は 泣くと
……思います

この歌?は、1978年4月10日に発売された4枚目のアルバム「愛していると云ってくれ」に収録されている。これは歌と言うより、朗読。いや珍しい・・・・
中島みゆきが作詞はしているだろうが、作曲も?と思って、JASRACのデータベースを検索してみたが、やはり登録されていない。やはり歌では無いのだ。

それにしても暗い・・・。「うらみ・ます」(ここ)と同じような暗さ・・・

自分など、もう関係無いが、若い人が失恋したときに聞くと、なぐさめられるかも・・・

自分が“聞く曲”としてピックアップした104曲を見ると、最初の1976年の1stアルバムから1986年までの12thアルバムの歌に集中していた。ほぼ半分・・・。
自分がファンだった喜多郎も布施明も、小椋佳も、聞く作品は、その全てが初期の作品。それ以降の作品には付いて行けなかった。中島みゆきも同じ・・・。
それにしても、とてつもなく広い中島みゆきの世界ではある。


« 「親の介護を機に、自らの生活が崩壊」~今のうちの心構え | トップページ | 沢田美喜のエリザベス・サンダースホーム »

コメント

中島みゆきの歌は全く知りませんが、この歌のような女の人がいたら絶対友人にはなりませんね。昔、嫌味な女友達はいました。他人の幸福を妬んで怒る人、後で泣いて謝るくせにまた同じことをします。ついに切れて絶交しました。皆に同じことをするので、友人がいないらしく「謝るから遊びに来て」と言伝がありましたが断りました。他人の幸せを妬む人、怖いです。
でも恋した人が他の人を好きになったら、私は黙って去りますね。心の片隅に素敵な人としてそっと忍ばせておきます。そして何年か後に偶然出会ったら「お久しぶりですね」とにこやかに挨拶します。恋は格好よくした方が幸せなような気がします。でも、それでは歌や小説にはなりませんね。ああ、私の心の片隅にいる貴方もう一度だけお会いしたいです。それが本音かな。

【エムズの片割れより】
主人公のことはあまり考えませんでしたが、ふと2つの歌を思い出しました。
一つは、金子由香利の「再会」
http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_33a3.html
オトナの再会はこうだ。

そしてもうひとつは、竹内まりやの「駅」
http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_a47b.html
こちらは、見掛けても話しかけない。

中島みゆきのこの歌の主人公は、負け。
相手の女性はオトナ。主人公はそれも悟っている。
そんな主人公も、(この歌が出来てから40年も経っているので)もうお孫さんが居るのでは?
若くてまだ青かった頃の、苦い思い出になっているのでしょう!?

投稿: 白萩 | 2018年4月15日 (日) 22:06

まだ取り上げていらっしゃらないもので、
「家出」(寒水魚)はいかがでしょうか?

初期のものでない範疇では
「永遠のウソをついてくれ」(パラダイス・カフェ)
「なかないでアマテラス」(10 WINGS)
が好きです。

エムズさんの感性に訴えるといいな。

【エムズの片割れより】
アドバイス、ありがとうございました。
改めて3曲を聞いてみました。結果、自分にはいまひとつ・・・でした。
どうも自分の聞き方は、イントロを聴いただけで、即却下の判断。その歌の雰囲気で、自分にフィットするかどうかが分かります。
結果、1990年以降のアルバムは、ほとんどが即却下・・・
中島みゆきの成長に、当方が付いて行けないのですね。

投稿: Tamakist | 2018年4月15日 (日) 23:01

そうですが。
残念です。

投稿: Tamakist | 2018年4月16日 (月) 14:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「親の介護を機に、自らの生活が崩壊」~今のうちの心構え | トップページ | 沢田美喜のエリザベス・サンダースホーム »