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2018年4月21日 (土)

新潟県・米山知事が「女性問題」で辞任

最近の政治のバタバタのひとつ。新潟県・米山知事が辞任した件だが、冷静に見つめた記事はないかと思っていたら、こんな記事を見付けた。弁護士の視点である。

米山知事が「女性問題」で辞任 女子大生との「援助交際」、法的な問題は?
新潟県の米山隆一知事が4月18日夜、「週刊文春」で報じられた女性問題の責任を取り、辞職することを明らかにした。19日発売の「週刊文春」(4月26日号)は、米山氏が出会い系サイトで複数の成人女性に金銭を渡し、肉体関係を結んでいたと報じている。
米山氏は独身で、相手女性との詳細は不明だ。それでも何か法的な問題はあるのだろうか。援助交際の法的な問題について検討した。

援助交際って法的に問題ないの?
異性に対して金銭を渡して肉体関係を結ぶ「援助交際」。モラルをのぞき、この行為に関する法的な論点は、次の2つだ。
(1)売春は違法なのか
(2)「援助交際」は売春と言えるのか

●「売春」は違法だが、刑事罰はない
まず(1)の売春が違法かどうか。結論からいえば、買ってもダメ、売ってもダメ。しかし「違法だが、刑事罰はない」というのが、厄介なところだ。
「売春防止法」は、売春の定義を「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう」(第2条)と定めている。また、そのような売春行為をすることを「何人も、売春をし、又はその相手方となってはならない」(第3条)と明確に禁じる。
ただ、刑事罰の対象になるのは、「勧誘する人」「周旋(あっせん)する人」(第6条)に限られる。経営者や客引きは刑事罰の対象だが、客や売春する人は刑事罰の対象外なのだ。

援助交際は「売春」なのか?
次に(2)援助交際は「売春」かどうか、を検討しよう。
「売春=違法」ということは(1)で説明したが、援助交際の場合にはどうか。米山氏のように独身で、「少なくとも僕は好きでしたよ」(4月17日の記者会見より)という場合、自然な恋愛だとも言えそうだ。
一般的にも「女性と肉体関係を持ちたい」と考えた男性が食事をご馳走したり、プレゼントを贈る。そうして関係を深めながら、肉体関係に至ることに違和感はない。援助交際においても、全てのケースが「売春であり、違法である」とは言い切れないのが難しい点だ。
結論として、独身である米山氏が金銭を支払って、女性と肉体関係を持ったとしても、それだけでただちに「違法」だとはいえない。
しかし、「週刊文春」の記事によれば、相手側女性は「最初からお互い援助交際が目的」と証言している。関係を深める中で「少なくとも僕は好きでしたよ」という恋愛感情が芽生えたとも言えなくはないが、女性については「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交する」(売春防止法第2条)に該当するとして、その相手である米山氏も「刑事罰はないが、違法」となる可能性はある。

相手が未成年、どちらかに配偶者がいた場合には
また、今回のケースとは異なるが、相手が未成年だった場合や、配偶者がいた場合には法的な問題を孕む。
援助交際をしている女性が、18歳未満の時は、「児童ポルノ法」(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)によって、厳しく罰せられることになる。
また、米山氏は独身だが、もし妻子がいた場合には、「不貞行為」と「不法行為」の問題に発展する可能性があった。」(
2018/04/19「弁護士ドットコムニュース」ここより)

この記事に3つのコメントがあった。部分的にメモしてみると・・・
「匿名ユーザー
不倫しても生活がだらしなくても、政治手腕があるなら政治家を続けてほしいです。それは与党野党、左派右派に限らず願います。そんなことを問題にして有能な人を政治から遠ざけるのはやめてほしいです。
問題がある人だと思うならリコール運動をすればいいだけでは?・・・・・」

「ななし  30代 女性
女性に叩かれること覚悟で書きますが、米山さんが可哀想ですね。・・・・
米山さんだけ槍玉にあげられ辞職されるのが何とも気の毒でたまらない。
女子大生は米山さんから金銭だの食事だのプレゼントだの散々援助を受けておいてなぜ今さら被害者面で週刊紙にリークしているのか理解に苦しむ。
この女子大生も名前を公にすべし。
刑事罰は無いにしろ大学の名前に泥を塗ったことで退学させれば良い。」

「通行人  50代 男性
素朴な疑問ですが、米山さんの周辺を探る理由は一体何だったのか?やはり原発の再稼働問題でしょうかねえ?
米山さんが知事のままでは再稼働に目処が立たないので、某電力会社が周辺を徹底的に調査させて、マスコミに繋いだのと考えると、今回の騒ぎがなんとなく理解出来ます。
人間は、叩けば必ず埃が出ますからねー。」

これらは、擁護側の代表的な意見では?と思って読んだ。
在京6紙の社説で、この問題を取り上げているのは?と覗いたら、読売一社だけだった。論調はもちろん「知事として資質を欠いていたと言わざるを得ない。」「女性との関係は知事就任後も続いたといい、責任は免れない。」・・・・

この事件?を聞いて、前川・前文科事務次官と、財務省の福田事務次官の顔が浮かんだ。タイミング的に、福田次官と米山知事が、同じ女性問題でマスコミを賑わせている中、両者のスタンスの違いがあまりにも大きい。よって、米山知事の辞任を惜しむ声もNetには多いようだ。

自分はどうも週刊誌が好かない。結果として、週刊誌が人事を握っているようで、気にくわない。本来業務とは関係のない事柄で、鬼の首を取ったような騒ぎ。それで有能な政治家が去っていくのは残念。確かに「脇が甘い」ということなのだろうが・・・。
それに、どうも裏の力学が作用しているようで気にくわない。権力者が誰かを潰そうと思えば、「人間は、叩けば必ず埃が出ますから」それを探し出して潰す・・・

おっと、そんな事を考えると「学校のひとつや二つ、友人に便宜を図ってもいいじゃないか! 些細なことさ・・」ということになってしまうな・・・
最近は、ニュースで安倍首相が出てくると、「消音」ボタンを押すのが習慣になってきた。あの、ただただ口先だけの軽い言葉の羅列は、もう聞きたくない。言っている事と、やっている事が真逆の人の言葉など、聞きたくないのだ。

20180420181605389 <付録>「まんがイラスト ぼうごなつこのページ」(ここ)より


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コメント

終戦後、我が家のすぐ近くに遊郭がありました。夕方になると真っ白におしろいを塗った年増な女が2人、道端に椅子を置いて通る男を掴まえて家に引きずりこんでいました。子供だったので何をしているのかわかりませんでしたが、満州から引き揚げて行き場のない女性だと聞いたことがあります。売春禁止法が出来た直後にどこかへ行ってしまいました。でも、その後ステッキガールと呼ばれる女性の置屋が出来て、何人かの若い女性がヤクザに見張られて暮らしていました。それらの女性より、それを買う男を私は憎みました。男と女がいる限りそんな商売は無くならないでしょうね。悪いことをしているという罪の意識がないからです。
今はお金に困らない女学生が平気で売春をしているとタクシーの運転手が言っていました。
女性の金儲けとしては最低の職業でしょうね。太古から続いて無くならない商売ですからね。ただ人身売買が絡むことが多いので罰則を作って厳しくした方が良いと私は思っています。この知事も情けないと思います。地位のある人もう少し品性を良くした方が良いのではないかと思います。

投稿: 白萩 | 2018年4月22日 (日) 00:35

暗い話題ですがもう少し書かせてください。ここに書いたスッテキガールの大半は遠州地方の綿布の景気が良かった時、東北の貧しい家から女工さんとして働きに来た人達です。昭和30年代織布の景気が悪くなり、貧しい実家にも帰れない人の最後の行き場だったのではないかと思います。彼女たちの上前を撥ねて遊んでいた男は賭博をして借金が出来、返せないので指を詰められたと聞いております。あの女性たちは今の私と同じ年になっていると思います。近所の駄菓子屋のお好み焼きを時々一緒に食べました。幸せになっていると良いのですが、今の若い女性たちが彼女たちと同じようになるのを危惧しています。平和に見える社会でも必ず表と裏があります。裏社会ほど女性に過酷なものはありません。裏社会を渡っているような政治家を国会に送っては行けません。世間とはそんなものさと言う諦めが不幸を生むと思います。国民の血税を自分のためにばらまく総理をなぜ許しているのか、不思議で仕方がありません。

【エムズの片割れより】
今日、カミさんが図書館から借りた村山由佳の「風は西から」という本を、泣きながら読んでいました。モデルはたぶん和民の過労自殺。あまりにも可愛そうだと・・・
現代でも、普通に働ける世の中になっていません。
あれだけの事があっても、今日の世論調査結果では、内閣支持率はたった3%しか下がっていません。ちゃんとした政治家に、早くキチンと仕事をしてほしいものです。

投稿: 白萩 | 2018年4月23日 (月) 21:00

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