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2017年12月28日 (木)

原発・沖縄・政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?

毎度、テレビネタで申し訳ないが、当方、玉川さんが好きなのでご容赦を!
今朝(2017/12/28)のTV朝日・モーニングショーでの「そもそも総研」。「ウーマンラッシュアワー」という漫才の話題だった。

まずは、こちらから・・・

そして玉川さんの取材に対して、村本大輔さんのお話が下記。

<TV朝日・モーニングショー「そもそも総研」村本大輔さんの話>

テレビ朝日のサイトには、上の要旨として、こう解説がある。
そもそも原発・沖縄・政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?
●村本大輔さんが熊本や沖縄で知った“ないことにされる苦しみ”

村本大輔さんと中川パラダイスさんによる人気漫才コンビ「ウーマンラッシュアワー」が先日、地上波のゴールデンタイムの番組で披露した漫才が、お笑いファン以外の層まで巻き込んで大きな反響を呼んでいます。それは「原子力発電所」「沖縄米軍基地」「震災被災地」等々、従来の漫才では登場しない“社会問題”をネタに織り込んだ画期的なもの。この漫才は、劇場でも披露しているそうです。玉川徹さんは今回、その斬新な漫才を世に送り出した村本さんからお話を伺いました。
171228manzai 今回のネタを書いた背景には、村本さんの出自が関係しているそうです。福井県出身の村本さんの地元には「大飯(おおい)原発」があり、弟は自衛隊員だといいます。また、北朝鮮拉致被害者の地村保志さんが父の同級生だったそうで、社会問題や政治問題について日常的に考えざるを得ない環境で育ったのだとか。しかし、そうしたことを話題に出すと周囲から怪訝(けげん)な顔をされ、仕事先であるテレビ局には「そういう話には触れるな」というムードが充満していたそうです。誰が決めたわけでもないのに、何となく「バラエティ番組で政治問題や社会問題を語ることはタブー」となってしまっている現状に、村本さんは違和感をおぼえ、また寂しさも感じていたといいます。
村本さんは以前、熊本地震の被災地で漫才を披露したそうです。その際、あえてネタ中で震災について触れたのだといいます。「被災された方々を傷つけてしまったらどうしよう」という不安はありましたが、思い切って演じることにしたのだそうです。結果は大爆笑! 会場はおおいに沸いたそうですが、しかし最後に泣きだしたのだとか。終演後に涙の理由を伺うと、「熊本の震災を、多くの人たちは『もう終わったもの』と考え、世の中はどんどん進んでしまっている。被災者がまだまだ苦しんでいても、テレビのような大きなメディアが訴えてくれないと、世間の人たちは関心を持たない。だから『自分たちは置き去りにされている』と感じていたのだけれど、今回、村本さんが震災のことに触れてくれたので嬉しかった」という答えが返ってきたといいます。
村本さんが最初に時事問題をネタに取り入れたのは「沖縄」だったそうです。あちらで舞台に立った際、「米軍基地問題」について触れたのだとか。「アメリカへの思いやり予算を考える前に、沖縄市民に思いやりを持て」というネタを披露したところ、拍手が鳴りやまなかったといいます。さらには運営スタッフの男性が駆け寄ってきて、涙ながらに「ありがとう」と言ったのだとか。沖縄の方々が「自分たちにとって深刻な問題が、日本国内で見て見ぬふりをされている」という現実に苦しんでいることを知った村本さんは、「こういったネタを全国ネットの番組でもやります。被災地に行ってもやります」と約束したのだそうです。

最も反響が大きかった“お前たちのことだ!”の真意とは
玉川さんが今回の漫才で感心させられたのは、ネタの最後に村本さんが放った「お前たちのことだ!」という一言だったといいます。そこで言う「お前たち」とは「放置されている社会問題から目をそむけている人々」のこと。本来は台本になかったセリフだそうですが、「自分の無責任さに気づかず、語られている内容を他人事と捉えて笑っている観客を見ていると無性に腹が立ってきて、『いや、笑っているけど、お前らのことやからな』という思いをこめて放った」のだといいます。実は今回の漫才では、この一言への反響が最も大きかったのだとか。沖縄在住の芸人仲間からも「沖縄に住んでいるのに、これまで基地問題についてキチンと考えてこなかったことが恥ずかしい。まさに自分のことを言われてるのだと思った」という言葉を受けたそうです。
「大きな影響力を持っている芸能人が沈黙する、というのが一番の悪だと思います」と語る村本さん。「芸人の本来の役割は『自分の思っていることを堂々と世間に伝える』ということ。今の日本は政治面に目をつむっている状態の国なので、芸人が率先してそんな状況を変えていかないといけないのでは?」と感じているそうです。
「社会風刺や政治批判をお笑いのネタにするのは欧米では当たり前のこと」と村本さんは語ります。今年10月、英語習得のためアメリカのロサンゼルスにホームステイをしていた際、老若男女の別なく、誰もが政治について語っている状況に、村本さんは驚いたといいます。その前に行ったフランスでも同様で、政治が日常会話の話題にのぼっていたのだとか。そちらで目にした「日本とは異なる光景」も、話題となった漫才につながったようです。今回の取材を受けて玉川さんは「笑いは国民の意識の裏返し」という感想を抱きました。」(
TV朝日(ここ)より)

ドラマを見ていて、個性的な俳優が出てくると、カミさんが「その人は元芸人」だという。俳優の世界も、きっかけは漫才、ということも多いらしい。そして上の村本さんのような世に出る目的や動機を聞くと、ナルホドと思う。

時事問題の漫才というと、昔のコロムビア・トップ・ライトを思い出す。WIKIを見ると、活動期は1952年から、トップが参院選で当選する1974年までだったという。
昔はこれらが普通だったが、今は確かに日本全体がきな臭い話は“避ける”風潮になっているのも確か。

話は飛ぶが、四季ごとに集まるOBの飲み会がある。メンバーは6人だが、ほとんどがもと上司。よっていつも言葉には気を使う。つまり一歩引いて話す。だから時事問題などは、自分から話題にすることはない。先輩がたまに話題にしても、自分の立ち位置はぼかして相づちを打つだけ。元の上司と、政治的な立ち位置でぶつかることはなかなか出来ない。
それは皆も同じ。何となく避ける。お互いがぶつかるのが怖いので・・・

それに引き替え、ハッキリ言って、我が家では時事問題の会話は非常に多い。テレビのニュースを見ながらカミさんと大騒ぎ。しかし、これも一歩表に出れば口数は少なくなる。そして、大ニュースも、時間と共に、忘れていく自分・・・。

この早口の“指摘”を聞きつつ、「お前たちのことだ!」というひと言に、ハッとした。


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