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2017年12月の17件の記事

2017年12月31日 (日)

「ER緊急救命室」を連続で見る方法は何が良い?

「今ごろ?「ER緊急救命室」・・・・」(ここ)という記事を書いたのは、今年(2017年)の1月7日だった。シーズン1を見出したのが今年の元日。そして本日の大晦日現在、全15シーズン中、シーズン11に突入したところ。
つまり、この1年はこのドラマにはまって、「ER緊急救命室」に始まって「ER緊急救命室」で終わった感じ・・・。

171231er 前にも書いたが、カミさんが「テレビ東京」で放送中だったシーズン3を“発見した”のが、昨年末。それで、「どうせ見るなら最初から」と、TSUTAYAでDVDのシーズン1~2を借りて見出したのが今年の正月だった。それ以来、「テレビ東京」を録画して見てきた。ところが、「テレビ東京」はシーズン5で終わってしまった。しかし幸いにも「Dlife」でも放送しているのを知り、シーズン6~9までを見たが、今月で終わってしまい、その後の放送予定が分からない。
それで今回、一挙にシーズン10~12のDVDを借りて、まとめ見をしていると言う次第。
この1月~6月にWOWOWで放送した、シーズン13~14は録画してあるので、残るはシーズン15だけ。これはそこまで行ったら、またDVDを借りよう。

それで今日は、「ER緊急救命室」を連続して見るには、どんな方法が良いかをメモしてみる。
171231er_s9 自分が見た再放送は、「テレビ東京」と「Dlife」だったが、毎週の録画とCMが煩わしく、やはりDVDを借りて見るのが一番のようだ。近くのレンタルビデオ屋で借りるのも方法だが、自分はどうも苦手。それで宅配レンタルを利用した。その幾つかを紹介する。
なおシリーズ毎のDVD枚数は、シリーズ1が7枚。2~9が6枚、10~13及び15が11枚で、14のみ9枚の合計119枚である。

<TSUTAYA DISCAS>ここ
定番は「定額レンタル8」(税込2,014円)/月)(ここ)。新作は月に8枚までで、そのレンタルが終わった後は、旧作借り放題。最初はクレジットカードを登録して「無料お試しレンタル」(旧作のみ)からスタートするのが常道。30日間は無料だが、それが切れると自動的に「定額レンタル8」に移るので、無料期間だけで退会する場合は、30日以内にきちんと「停止」または「解除」手続きをする必要がある。
方法は簡単で、借りたいDVD(CD)の順位リストを作る。シリーズ物は、その設定をすると順番に送られてくるが、在庫がない場合は、在庫が出来るまで出荷されなくなる。シリーズ設定をしていない場合は、在校のある上位から順に送られてくる。
出荷地は、埼玉県の川越西郵便局。(西地区は、大阪にも配送センターがあるらしい)
DVDを自宅近くのポストに入れた次の日の朝には、TSUTAYAの配送センターに着いており、午前中に返却処理、午後12時過ぎに、次に送るDVDの確定。20時に川越西局から発送して、次の日に自宅着、という回転。つまりDVDを見て、仮に午後5時集荷のポストに入れると、翌日の夜には次の便が発送され、ポストに入れた2日後には次のDVDが届く。CDをコピーするだけ、というような自宅滞在時間が最短の場合、つまり着いた日に返送すると、30日間で15回転、30枚借りられる。この際、ポストへの投函は、ポストに書いてある集荷時間の10分ほど前までには投函が必要。ポストの集荷の時刻は、意外と正確。
無料の30日間が過ぎると、残りの月末までの日数は日割りとなり、次の月の分と合わせて月初にクレジットで決済される。

一方「無料会員登録」をすると「単品レンタル」が出来る。最大16枚を30日間借りられる。通常は1枚220円(税別)だが、キャンペーン期間中は50円、や77円になる。送料は別なので、先日借りた77円キャンペーンで16枚だと、77円×16枚+送料820=2052円×1.08=2,216円だった。通常だと、220円×16枚+送料820=3520円×1.08=3,801円だが、支払の最大は税込み3,294円で、それ以上にはならない。
(キャンペーン中でない場合は、16枚×7回+7枚となる。期間は各30日。合計は、3,294円×7+(220×7+500)×1.08=25,261円になる)

しかし先日、2度目の16枚を頼もうとしたら、一部が貸し出し中で欠番が出来る為、あきらめて別の店を探した。すると「ぽんれす」で、セット(DVD/CD-BOXレンタル)で借りられる事が分かった(ここ)。

<ぽんれす>ここ
シリーズドラマは、欠番が大敵。ドラマは途中で飛ばすと分からなくなる。その点、全巻を一度に借りられるのは有り難い。ここは枚数によって送料込みの料金が決まっており、たまたまキャンペーンをやっていたので、格安で借りられた。1シーズンで、通常1880円×50%=940円。

【レンタル期間延長中!】2018年01月05日 13:00ご注文分まで
レンタル期間 20日間(21日目の早朝 配送センター必着)

キャンペーン中でない場合は、全巻借りると、23,200円でTSUTAYAからは少し安いが、期間が14日と短い。
また「スポットレンタル」を利用すると、20枚(期間14日)が2460円なので(ここ)、
6回借りると14760円になるが、在庫の欠番が心配なのと、1日2枚の視聴はツライ!?

その他では、DMMは単品1枚480円(キャンペーン240円)で高いようだ。

それにしても、15年間で全331話にも亘る長大河ドラマ。ウンティ総合病院)の救急救命室(Emergency Room、略称:ER) を舞台に、医師と看護士による奮闘と、患者の人間ドラマ。出演者が、肉食系なので、生きるか死ぬかの手術中なのに、夜のデートの話をするなど、「マジメにやれ!」と言いたくなる事もあるが、とにかくドタバタと展開が早い。
とにかく色々な性格の人が出て来て、それぞれに育って行く。もちろん死は日常。
銃創患者が多いのは、拳銃社会故か・・・。

最近、絶対に見ない“紅白”を尻目に、老夫婦二人で大晦日に見る米ドラマではある。

(2018/01/26メモ)全15シーズン完

171231mate <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月30日 (土)

暴走する観光客、評判が悪いのはどの国?

さて正月休みがスタートした。昔の記事だが、こんな話題は・・・?
暴走する観光客、評判が悪いのはどの国? 香港紙が選ぶ6ヶ国
 スマホやSNSで人々が繋がったこともあり、世界中の観光客の恥ずかしい行いや驚きの態度が、次々とニュースになっている。なかには地元民を辟易させる行為もあり、ついに罰金を科す国まで出てきているほどだ。観光客の態度に国民性も関連づけられており、評判の悪い国々を香港紙が紹介している。

悪化する観光客のマナー 地元民は我慢の限界?
 フィレンツェのニュース誌『Florentine』によれば、観光客のマナーはこのところ悪化の一途をたどっており、地元は様々な対抗策を取っているという。フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂の階段では、腰かけて昼食を取る観光客を追い払うため、ランチタイムに放水が行171230kankou1 われる。遊泳を試みる者が後を絶たないベニスの運河、カナル・グランデでは、違反者に重い罰金を科している。コイン投げで有名なローマのトレビの泉では、押し寄せる観光客を制限するため通路が設けられ、警官が速やかな移動を命じているという。
 クロアチアのリゾート地、フヴァル島も、増え続ける若い観光客の蛮行に頭を悩ませている。泥酔して街中で嘔吐、街角のいたる所で放尿、Tシャツさえも身に付けず、海パン一丁で歩き回る若者の姿に耐えかね、市長は最高700ユーロ(約9万3000円)の罰金を科すと発表した(ドイチェ・ヴェレ)。
 
すでに世界的に有名? 政府も心配する中国人観光客マナー
 香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙(SCMP)は、以前は旅のハプニングは外に漏れることがなかったが、近年は簡単にソーシャルメディア上で拡散されると指摘。見聞きする人の関心を引くのは国籍のようで、同紙は「訪れる土地の人々を恐怖に陥れ、恥ずかしさで同胞をドン引きさせる観光客の国籍は?」として、独断で6ヶ国を選出している。
 最初に上げられたのが中国で、チェックインカウンターでのメルトダウン、客室乗務員への暴行、観光地での破壊行為、果ては公共の場での放尿などはすでにおなじみだとしている。もっとも2016年にはすでに1億2000万人以上の中国人が海外旅行をしており、いまや彼らは世界の観光業の救世主だとも述べている。
 中国政府も自国民のマナーの悪さを問題視しているようだ。ウェブ誌『クオーツ』によれば、中国人観光客が多く訪れるシンガポールの中国大使館では、今年の国慶節の大型連休を前に旅のガイドラインを示した27ページの冊子を作成したという。「飛行機では他の客とケンカする前に客室乗務員を呼ぶこと」、「チップはケチらず現金で」、「写真を撮るときは譲り合う」、「列に割り込むときは許可を得る」、「機内からライフベストと毛布は持ち出さない」、「ホテルのタオルやシーツで靴を磨かない」、「バスは無賃乗車しない」など、細かな注意が記されているということだ。

欧米人も笑えない。こんな観光客は嫌だ
 次に上げられたのがイギリス人だ。彼らは普段のマナーは良いが、酒を飲むと別人になるとされている。酔ってホテルのバルコニーからジャンプしたり、裸で街を駆け回ったりなど目に余る行為も多く、前述のクロアチアの観光客のほとんどが、実はイギリス人の若者ということだ。
 ドイツ人は、そのルールへのこだわりから嫌われているという。食事や部屋が旅行のパンフレットに書いてあったものと少しでも異なると文句をつけ、行程表に記載されたおしぼりや軽食などの些細なものでも、出てこなければ観光そっちのけで約束の履行を主張する。ドイツ人の苦情は、もはやアートの領域に達してしまったとされている。
 ロシア人もやっかいだ。笑わず不作法、当の本人たちが「だれからも嫌われているし、気にしない」というアプローチだとSCMPはいう。ロシアの情報サイト、『ロシア・ビヨンド』は、公の場で汚い言葉を使い、ビュッフェ料理を食べまくり、次の日誰かに取られないようホテルのビーチベッドを自室に持ち去るなどを、ロシア人観光客が嫌われる理由として上げている。
 金に物を言わせて自分のやり方を通そうとするアメリカ人も疎まれているが、現状トランプ大統領以外の国民からはその傾向は薄れつつあると解説されている。金はないのに態度だけは大きいという理由でイスラエル人のバックパッカーも嫌われており、旅行ガイド『ロンリープラネット』の投稿では、チェックイン時にそのパスポートを見たとたん、ホテル従業員のフレンドリーな笑顔が、一瞬にして消えてしまうとされている(SCMP)。

国籍ではない。マナーは自分の心がけ次第
 もっとも、行いの悪いのは常に外国人とは限らない。SCMPは、最悪な観光客はしばしば自国民であると述べ、タイの地方のホテルでは、自己顕示欲丸出しで従業員を怒鳴りつけるのはバンコクから来た旅行者であり、のどかなギリシャの島のレストランで、スタッフに威張り散らし勘定に文句をつけるのは、アテネからの日帰り旅行者だと述べる。ロシア・ビヨンドによれば、2013年のある旅行会社の調査では、42%のロシア人が、最もふるまいが悪いのは自国の観光客だと回答したそうだ。
 行いの悪い人々はどの国にもいるというロシアの観光業コンサルタント、Maxim Korneev氏は、その人のソーシャル・スキルと礼儀正しさに問題があるのであり、国籍の問題ではないと話す(同上)。マナーの悪い個人は誰からも歓迎されないもの。旅行の際は、国内・海外を問わず、常識ある行動を心掛けたい。(
2017/10/23付「NewSphere」ここより)

今年2017年の訪日観光客は、何と2800万人を超えるという。12年まではずっと800万人程171230kankou2 度だったので、その伸び率は凄い。確かに、どんな観光地に行っても、外国人は多い。
そして、自分の国から出て、初めて外の文化に触れ、とまどい、そして顰蹙(ひんしゅく)を買う。
普通は、まず行く先の文化(チップなど)を勉強するのだが、特に仲間内の団体ツアーなどでは、つい自分の国の文化が先に立ってしまい、上のようなトラブルになるのだろう。

日本人も、昔は世界中で顰蹙を買った。1970年代の「農協さん観光軍団」のように、札びらをひけらかす態度の悪評は良く聞いたもの・・・。

「旅の恥はかき捨て」という諺も、遠い昔。上の記事にあるように、旅先の些細な出来事が、Netの力であっと言う間に広がってしまう。それだけ世界が狭くなったのかも知れない。
テレビでも旅番組は多い。4Kの高画質で見ると、本当にきれい。でも、その場所の空気は吸えない。幾ら高画質でも限度・・・

先日沖縄に行ったが、レンタカーは便利。定期観光バスも観光地の駐車場探しに苦労しなくて済むので便利だが、時間の自由さは、レンタカーが一番。しかし付いているカーナビは信用出来ない安物が使われているので、これは困ったもの。むしろスマホのカーナビの方が信用出来るかも・・・
連休になるたびに“現役生は大変ですね~”と斜(はす)に構えて帰省ラッシュのニュースを聞いている老人なのであ~る。

171230kuraware <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月28日 (木)

原発・沖縄・政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?

毎度、テレビネタで申し訳ないが、当方、玉川さんが好きなのでご容赦を!
今朝(2017/12/28)のTV朝日・モーニングショーでの「そもそも総研」。「ウーマンラッシュアワー」という漫才の話題だった。

まずは、こちらから・・・

そして玉川さんの取材に対して、村本大輔さんのお話が下記。

<TV朝日・モーニングショー「そもそも総研」村本大輔さんの話>

テレビ朝日のサイトには、上の要旨として、こう解説がある。
そもそも原発・沖縄・政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?
●村本大輔さんが熊本や沖縄で知った“ないことにされる苦しみ”

村本大輔さんと中川パラダイスさんによる人気漫才コンビ「ウーマンラッシュアワー」が先日、地上波のゴールデンタイムの番組で披露した漫才が、お笑いファン以外の層まで巻き込んで大きな反響を呼んでいます。それは「原子力発電所」「沖縄米軍基地」「震災被災地」等々、従来の漫才では登場しない“社会問題”をネタに織り込んだ画期的なもの。この漫才は、劇場でも披露しているそうです。玉川徹さんは今回、その斬新な漫才を世に送り出した村本さんからお話を伺いました。
171228manzai 今回のネタを書いた背景には、村本さんの出自が関係しているそうです。福井県出身の村本さんの地元には「大飯(おおい)原発」があり、弟は自衛隊員だといいます。また、北朝鮮拉致被害者の地村保志さんが父の同級生だったそうで、社会問題や政治問題について日常的に考えざるを得ない環境で育ったのだとか。しかし、そうしたことを話題に出すと周囲から怪訝(けげん)な顔をされ、仕事先であるテレビ局には「そういう話には触れるな」というムードが充満していたそうです。誰が決めたわけでもないのに、何となく「バラエティ番組で政治問題や社会問題を語ることはタブー」となってしまっている現状に、村本さんは違和感をおぼえ、また寂しさも感じていたといいます。
村本さんは以前、熊本地震の被災地で漫才を披露したそうです。その際、あえてネタ中で震災について触れたのだといいます。「被災された方々を傷つけてしまったらどうしよう」という不安はありましたが、思い切って演じることにしたのだそうです。結果は大爆笑! 会場はおおいに沸いたそうですが、しかし最後に泣きだしたのだとか。終演後に涙の理由を伺うと、「熊本の震災を、多くの人たちは『もう終わったもの』と考え、世の中はどんどん進んでしまっている。被災者がまだまだ苦しんでいても、テレビのような大きなメディアが訴えてくれないと、世間の人たちは関心を持たない。だから『自分たちは置き去りにされている』と感じていたのだけれど、今回、村本さんが震災のことに触れてくれたので嬉しかった」という答えが返ってきたといいます。
村本さんが最初に時事問題をネタに取り入れたのは「沖縄」だったそうです。あちらで舞台に立った際、「米軍基地問題」について触れたのだとか。「アメリカへの思いやり予算を考える前に、沖縄市民に思いやりを持て」というネタを披露したところ、拍手が鳴りやまなかったといいます。さらには運営スタッフの男性が駆け寄ってきて、涙ながらに「ありがとう」と言ったのだとか。沖縄の方々が「自分たちにとって深刻な問題が、日本国内で見て見ぬふりをされている」という現実に苦しんでいることを知った村本さんは、「こういったネタを全国ネットの番組でもやります。被災地に行ってもやります」と約束したのだそうです。

最も反響が大きかった“お前たちのことだ!”の真意とは
玉川さんが今回の漫才で感心させられたのは、ネタの最後に村本さんが放った「お前たちのことだ!」という一言だったといいます。そこで言う「お前たち」とは「放置されている社会問題から目をそむけている人々」のこと。本来は台本になかったセリフだそうですが、「自分の無責任さに気づかず、語られている内容を他人事と捉えて笑っている観客を見ていると無性に腹が立ってきて、『いや、笑っているけど、お前らのことやからな』という思いをこめて放った」のだといいます。実は今回の漫才では、この一言への反響が最も大きかったのだとか。沖縄在住の芸人仲間からも「沖縄に住んでいるのに、これまで基地問題についてキチンと考えてこなかったことが恥ずかしい。まさに自分のことを言われてるのだと思った」という言葉を受けたそうです。
「大きな影響力を持っている芸能人が沈黙する、というのが一番の悪だと思います」と語る村本さん。「芸人の本来の役割は『自分の思っていることを堂々と世間に伝える』ということ。今の日本は政治面に目をつむっている状態の国なので、芸人が率先してそんな状況を変えていかないといけないのでは?」と感じているそうです。
「社会風刺や政治批判をお笑いのネタにするのは欧米では当たり前のこと」と村本さんは語ります。今年10月、英語習得のためアメリカのロサンゼルスにホームステイをしていた際、老若男女の別なく、誰もが政治について語っている状況に、村本さんは驚いたといいます。その前に行ったフランスでも同様で、政治が日常会話の話題にのぼっていたのだとか。そちらで目にした「日本とは異なる光景」も、話題となった漫才につながったようです。今回の取材を受けて玉川さんは「笑いは国民の意識の裏返し」という感想を抱きました。」(
TV朝日(ここ)より)

ドラマを見ていて、個性的な俳優が出てくると、カミさんが「その人は元芸人」だという。俳優の世界も、きっかけは漫才、ということも多いらしい。そして上の村本さんのような世に出る目的や動機を聞くと、ナルホドと思う。

時事問題の漫才というと、昔のコロムビア・トップ・ライトを思い出す。WIKIを見ると、活動期は1952年から、トップが参院選で当選する1974年までだったという。
昔はこれらが普通だったが、今は確かに日本全体がきな臭い話は“避ける”風潮になっているのも確か。

話は飛ぶが、四季ごとに集まるOBの飲み会がある。メンバーは6人だが、ほとんどがもと上司。よっていつも言葉には気を使う。つまり一歩引いて話す。だから時事問題などは、自分から話題にすることはない。先輩がたまに話題にしても、自分の立ち位置はぼかして相づちを打つだけ。元の上司と、政治的な立ち位置でぶつかることはなかなか出来ない。
それは皆も同じ。何となく避ける。お互いがぶつかるのが怖いので・・・

それに引き替え、ハッキリ言って、我が家では時事問題の会話は非常に多い。テレビのニュースを見ながらカミさんと大騒ぎ。しかし、これも一歩表に出れば口数は少なくなる。そして、大ニュースも、時間と共に、忘れていく自分・・・。

この早口の“指摘”を聞きつつ、「お前たちのことだ!」というひと言に、ハッとした。

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2017年12月27日 (水)

団塊Kさんの海外一人旅「#35ボストン・ワシントンDC紀行」

団塊Kさんの海外一人旅。35回目の今回は、米国だって・・・。海外旅行のベテランとしては、超有名どころだけに、行くのが遅い??

日程は下記。
1)2017年10月11日(水) 昭島駅(13:07 分発の青梅線)—立川—神田—日暮里—成田空港第二ビル駅(15:30分着)へ。AA8476便(18:10分発)で、ボストン空港(18:00分着)へ。地下鉄のシルバー・ラインで、チャイナタウンまで、徒歩で、HIBoston Hotelへ。
2)10月12日(木) 地下鉄のパス購入(チャーリー・カードの一日券or 一週間券)。
地下鉄を使って、ボストン市内観光。
3)10月13日(金) 市内観光。
4)10月14日(土) 4:30分起きして、地下鉄で、空港に、6時前までに行く。AA2127便(7:00 分発)にて、ワシントン・R・リーガン空港(C)へ(8:41 分着)地下鉄のパス(SmartTrip)の一日券or一週間券を買って、地下鉄のブルーラインで、Rosslyn(ロスリン)駅まで、オレンジラインに乗換えへVienna(ヴィーナ)駅まで、タクシー又は、バスで、Extended Stay American-Washington,D.C.-Fairax ホテルへ。バス→地下鉄使って、ワシントンDC市内観光。
5)10月15日(日) ワシントンDC市内観光。
6)10月16日(月) 同上。
7)10月17日(火) 5時起きして、バス(又は、タクシー)で、Vienaa(ヴィーナ)駅へ。地下鉄で、ワシントン・R・リーガン空港へ。(7:30頃着)へ。JL7641便(9:55 分発)で、シカゴ・ハーレ空港へ。JL7009便(12:45 分発)で、成田へ。11月18日(水)15:55分に成田空港着。

★(ここ)にオリジナル「#35ボストン・ワシントンDC紀行(65頁)」(2017年10月11日~17日)のPDFを置きます。(ページ数は多いが、写真がメインなので楽に読めます)

米東海岸のお馴染みの、良く聞く名所ばかりなので、思い当たる方も多いのでは・・・

それにしてもKさん、相変わらず手当たり次第に?声を掛けて“友だち化”している。しかし今回は“お姉ちゃん”の友だちは出来なかった様子・・・

171225toujyou 面白かったのは、国立アメリカ歴史博物館(P56)のヒトラーとならぶ東条英機の写真。Kさんは「20世紀の3悪人」と感じたそうな・・・
そして改めて見るリンカーンの像。今のトランプ大統領は、歴史の裁判のもと、将来どのような評価になるのか・・・
まさか戦争を始めて、「21世紀の大悪人」になることはないだろうが・・

●メモ:カウント~1100万

171227kotae <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月25日 (月)

「そんな親なら捨てちゃえば?」

先日の「朝日新聞」夕刊に、こんな記事が載っていた。
虐待した親へ「私は生き抜く」~100人の「日本一醜い親への手紙」
 親から虐待を受けて育った100人の手記をまとめた「日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?」が10月に出版された。「ありがとう」とは言えない親への思い、癒えない心の傷などがつづられている。(山本奈朱香)

 《冬はご飯も食べさせず、服がビリビリに破れてほぼ裸の私に頭から水をかけ、外に放り出したね。お父さんにも殴られ、髪を引っ張られ、ふり回されて首を捻挫。すごく悲しかった。》

 「鈴鳴うた猫」というペンネームで、こうした体験を手記にした女性(29)に取材した。九州出身で、現在は神奈川県に住む。
 妹たちは母と一緒にお風呂に入るのに、長女だった女性だけは「お前はくさいから、お父さんに洗ってもらえ」と、20歳まで父と入浴させられた。小学生の時、祖父から性器に指を入れられる性的虐待も受けたが、「誰にも言っちゃいけない」と思い込んでいた。
 中学生になると、自分の指先や手首をカッターで傷つけるようになった。
 高校1年生の3学期、学校に行けなくなった。うつ病の症状だったが、親は「甘えだ」と言った。パジャマ姿で庭に放り出された。「学校に行けない私が悪いんだ」と自分を責めた。
 大学卒業後、親からは地元の公務員になるよう言われた。でも、こっそり神奈川県内の自治体の公務員試験を受けた。合格を知った親は、「落ちればよかったのに」と言った。
 25歳で親元を離れた。信頼できる主治医にも出会え、今春、結婚もした。でも、トラウマは消えない。
 親に怒られる幻聴は最近も聞こえる。「夜中に包丁を取り出していた」と夫に教えられることもある。
 手記を募集していることをツイッターで知り、「親と向き合ってみよう」と思った。親への「手紙」を書いてみて、「少しだけ、つきものが落ちたような感じ」がしたという。
 「虐待を虐待として受け止める機会がなかなか無かったので、すごく良い機会になった」。ただ、親の反応が怖いので手紙を送るつもりはない。「親が好き」という気持ちも、親を責めたくない気持ちもある。
 子どもの時、自分の虐待に気づいてくれる大人はいなかった。「子どもたちがこんな風に感じて生きている現状があることを知ってもらいたい」と願う。
 手記には、今後の人生への決意も込めた。
 《私は必ず生き抜いてみせます》

 ■編集者「まず現実見て」
 出版を企画したのは、作家で編集者の今一生(こんいっしょう)さん(52)。1997年にも「日本一醜い親への手紙」を出している。当時、親への感謝をつづった手記本がベストセラーになる中、「親に『ありがとう』と言えない育てられ方をした人の声に耳を傾けたい」と考えたのがきっかけだった。
171225gyakutai  最初の出版から20年たったが、児童虐待はなくならない。「社会の仕組みを変えるきっかけにしたい」と、再び手記を募った。暴力や性的虐待のほか、親が浪費して学費を積み立ててくれなかったり、極端な信仰を押しつけられて精神的に追い詰められたりしたことなど、さまざまな体験や思いが寄せられた。
 「平穏のため、今後も絶縁し続けます」と書いた人もいれば、「ずっとさみしくて、かなしいんだよ」という人もいる。親への思いはさまざまだ。「周囲から見たら『親を捨てちゃえば?』と言いたくなるけど、捨てても捨てなくてもいい。それを決めるのは、あなただよ」との思いを込めて副題をつけた。
 今さんは「子どもへの虐待は、大人がやり過ごしてきた宿題。まず現実を見て」と話す。虐待を防ぐには親への支援が必要だと言われるが、「子どもも支援すべきだ。自分がされていることが虐待なのか、最低限守られる人権は何か、教えられないまま大人になっていくのはおかしい」と問題提起する。dZERO刊。税別1800円。

 ■手記が気持ちの「定点」に 手記の選者を務めた信田さよ子・臨床心理士の話
 幼児期の親からの虐待は、基本的な安心感を子どもから奪うだけでなく、すべては「自分が悪い子だから」「自分のせいだ」という自己否定感を深く植え付けてしまう。成長してから思い出すたびに「あれは虐待。私が悪いわけじゃないんだ」という気持ちと、「本当はかわいがってくれていたのでは」という気持ちが日によって揺れるもの。手記にすることで気持ちの「定点」ができる。」(
2017/12/16付「朝日新聞」夕刊p1より)

カミさんと一緒に(今ごろ)見ている米TVドラマ「er救急救命室」。現在はシーズン10まで来ている。シーズン15の最後まで見ることになりそう。
このドラマでは、子どもの虐待の話がたくさん出てくる。教育と思っている親、そして逃げ場がない為、親の顔色だけをうかがう子ども。
大相撲ではないが「暴力はいけない」は、昔は無かった。小学校5年生の時に、男の担任の先生が、悪ガキに対して、教室の前で、腕時計を外して殴るのを見たし、その光景はいまだに覚えている。
家でも同じだった。特に自分が小学校高学年の時に、親父にはずいぶん殴られた。兄貴と一緒に外に放り出され、「オトナになったら親父を殺してやる」と兄貴と相談していたのを、トイレに入っていた親父に聞かれてしまい、その後“改めて”殴られたこともある。

さて自分はどうだったか・・・。長男には一度激しく横っ面を殴ったことがあった。確か金銭のことで叱ったときだ。覚えているのはこの一度きり。次男を殴った記憶は無い。
そして今は、子育てで殴ることは有り得ない風潮。もちろん殴ることだけが子どもへの虐待ではないが・・・

親から受けた虐待は、なかなか消えないらしい。その親が亡くなったら、つまりその対象がこの世から消え去ってしまえば、心のキズは癒えるものかと思っていたが、これが消えないらしい。つまり虐待の記憶は、その子どもの心に死ぬまで消えることはないらしい。

家庭内の虐待は、閉ざされた環境故に解決が難しい。親から子への虐待だけでなく、子どもから親への暴力も解決が難しい。
先日、東海テレビのドキュメンタリー「平成ジレンマ」を見た。1980年代に訓練生の死亡事故を起こして刑に服した戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏のその後の30年間を追ったドキュメンタリー。そこには家庭内で持て余した子どもと親とがいた。

我々もそろそろ晩年を迎え、我が家はまあまあかな・・・とも思う。
今日カミさんが、孫たちの写真をヨドバシでプリントしていた。そこに写るのは、4歳と1歳の女の子が、寝ているパパのすね毛にセロテープを貼って遊んでいる姿・・・。自分は「すごいね。指圧をしている」と勘違い・・・
我が家の孫は、どうやら親を虐待しているようである・・・。

171225ibu <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月23日 (土)

駐留米軍は4万4千人

政府の18年度予算案で、防衛費は過去最大の5兆1911億円、6年連続増だって・・・
一方、憲法九条の改定の議論もある。
自民党の議論では「現行の1項と2項を維持し、自衛隊の存在を明記する条文だけを追加する安倍首相の案と、「戦力の不保持」をうたった2項を削除する案の両論が併記された。」とか・・・
むしろ、石破茂元幹事長が「交戦権を否認したままで、本当にわが国の独立と平和が、それで本当に守られるのかという反対論もある」と述べたというが、こちらの方が、より明確になるような気がする。
つまり、国民投票に突き進んだとしても「2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戰力は、これを保持しない。國の交戰權は、これを認めない。」という項を削除することに賛成か反対か、という方が分かり易い。国民が「陸海空軍を保持し、交戦権を認める」というのであれば、それはそれで仕方がない。日本国民は戦死するしかない。

さて本題だが、先日の朝日新聞に駐留米軍について、分かり易い図が載っていた。
米軍、4万4千人駐留 日米安保、日本を防衛する義務/米国の戦争へ「巻きこまれ」の危惧
 米国防総省の統計(9月末現在)によると、在日米軍の兵力数は4万4562人。米軍の海外駐留兵力数としては世界最大だ。
 在日米軍の起源は、第2次世界大戦直後に米軍が占領軍として日本に駐留したことにさかのぼる。現在は「日本」と「極東」における平和と安全への寄与を条件に米軍の駐留を認めた日米安保条約第6条に基づく。米国は代わりに第5条で日本防衛義務を負う。
171223beigunn  在日米軍は米太平洋軍(米ハワイ州)の統制下にあり、南シナ海で「航行の自由作戦」を行う米海軍第7艦隊は横須賀を拠点とする。日本国内には米軍の利用できる港湾や飛行場が数多くあるため、米軍関係者は日本列島を「不沈空母」と呼ぶ。
 在日米軍に詳しい梅林宏道・長崎大客員教授によれば、在日米軍基地は冷戦時代に「対ソ戦略」の前進基地という性格があった。しかし2001年の米同時多発テロ以降はインド洋、ペルシャ湾、アフガニスタンなどに展開し、「対テロ戦争における前進基地」へと変質。「在日米軍の活動実態は日米安保条約で定めた『日本』『極東』とはかけ離れたものになっている」と指摘する。
 ただ、日本が戦後、吉田茂首相以来の「軽武装・経済重視」路線を進めるうえで、「矛」(打撃力)の役割を果たす在日米軍の恩恵を受けていた面は否定できない。日本が経済大国に成長すると、米国内では「フリー・ライド(ただ乗り)」と批判が起きるようになった。
 一方、日本国内では、在日米軍は常にベトナム戦争など米国の戦争への「巻きこまれの恐怖」の対象となってきた。米国防総省高官は「日本の懸念は理解するが、安全保障には常にリスクがつきものだ。米軍ははっきりと日本駐留は日本にとってリスクよりも利益だと考えている」と語る。」(
2017/12/22付「朝日新聞」p2より)

「米軍関係者は日本列島を「不沈空母」と呼ぶ。」という表現が、現状を良く表している。そう、中国・ロシア・北朝鮮を目の前にして、米国が自由に扱える基地がたくさんある日本。そして米国の方針に決して逆らわない日本政府の存在。
まさに駐留米軍の一部となって、その指揮下にある自衛隊。九条のタガが外れたらどうなるかは火を見るよりも明らか。
そして米本土から見れば、「不沈空母」が沈没しても、痛くもかゆくもない、という米国民の認識。米国民を守る為に、「そこまでするか?」と思いつつ見た日本の現状の図である。

171223meiko <今日はメイ子15歳の誕生日>

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2017年12月21日 (木)

ダーク最後の対談~NHK「僕らダークダックスの60年」

昨日(2017/12/20)、ダークダックスの「シーハイルの歌」を挙げたが、そのときWIKIで「活動休止宣言から約半年後の2011年11月17日・18日放送『ラジオ深夜便』(NHKラジオ)へゾウさん(遠山)とゲタさん(喜早)が出演し、グループ60年の歴史を振り返った。」をいう記述を見付け、PCを探してみたら、音源があった。
改めて聞いてみると、現在遠山さん一人になってしまったダークだが、その歴史についての貴重な録音のような気がしたので、ここに挙げてみる。

<NHK「ラジオ深夜便」「僕らダークダックスの60年」より>

*この番組の全部(43分×2)をお聞きになる方は、(ここ=ZIP)をクリックしてしばらく待つ。

もう6年も前の対談である。二人とも80歳のとき。
WIKIを見ると、NHKの紅白に1958年から1971年まで連続で出演している。
この頃が全盛だったのだろう。ダークは1985年に「メルダック」レーベルを作って移っているが、音源的には、その前のキングレコード時代の録音が自分は好き。編曲も然りである。

ところで、「ダーク・ダックス」が正解なのか「ダークダックス」が正解なのか、これがナゾ。WIKIには「過去のレコードジャケットでは『ダーク・ダックス』という表記がされる時もあった。」という記載があるので、「ダーク・ダックス」が正しいのだろう。
でも自分的にはずっと「ダーク・ダックス」だった。

昔好きだった音楽の作者が、どんどん去っていく。録音は残るが、肉体は歳を取っていく。これは仕方がないこと。
せめて、自分が好きだった絶妙のハーモニーの「ダーク・ダックス」を、こんな形ででも、少し残しておきたいと思った。

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2017年12月20日 (水)

ダークダックスの「シーハイルの歌」

先日フト聞いたこの旋律が、なぜか頭から離れない。まさに旧友に再会したような気分。ダークダックスの「シーハイルの歌」である。

<ダークダックスの「シーハイルの歌」>

「シーハイルの歌」
  作詞:林征次郎
  作曲:鳥取春陽

岩木のおろしが 吹くなら吹けよ
山から山へと われらは走る
きのうは梵珠嶺(ぼんじゅね) 今日また阿闍羅(あじゃら)
けむり立てつつ おおシーハイル

ステップターンすりゃ たわむれかかる
杉のこずえよ みれんの雪よ
心は残れど エールにとどめ
屈伸滑降で おおシーハイル

夕日は赤々 シュプール染めて
たどる雪道 果てさえ知れず
町にはチラホラ 灯(ともし)がついた
ラッセル急げよ おおシーハイル

この音源はモノラル録音。それにしても、このダークダックスの歌声が若々しい。ダークの本格活動は1957年(昭和32年)の頃。この録音が昭和35年12月発売なので、まさに活動初期、メンバーが30歳頃の歌声だ。

Netでこの歌について色々とググってみた。
「シーハイル」って何だ?
ここ)によると「シーハイル、「スキー万歳!」Viva Skiをドイツ語で言ったもの。スキーはSchi シー、ハイルHeilは万歳。コンサイスによると、Schi Heilは「スキーヤーのあいさつ言葉」と出ていました。」とありました。」だそうだ。

この歌の背景は(ここ)に詳しい。
「この詞は地元新聞、東奧日報の記者だった林征次郎さんが、昭和4年にスキーのメッカ、大鰐で合宿中の五所川原農学校スキー部部歌として一晩で作詞された。
一同は一晩かかって歌詞を覚え、翌日は梵珠嶺に高唱しながら登ったという。やがて県内に広がり一番の「岩木の下ろし」が青森では「甲田の下ろし」、野辺地では「烏帽子の下ろし」下北では「釜臥の下ろし」と変えて歌われた。昭和30年代半ばにダークダックスが歌い、新宿の歌声喫茶「ともしび」を拠点に全国へと広がった。
171220sihairu 詞のなかの梵珠嶺は五所川原市と青森市境の標高 458m の山。また阿闍羅山は大鰐の近く標高704m。山スキーのメッカである。・・・・・
いま梵珠山の麓にシーハイルの歌の歌碑と林征次郎さんの碑が建立されている。

作曲の鳥取春陽(1900~1931)は岩手県出身。街頭演歌師で作詞、作曲もした。シーハイルの元歌は彼が17才ごろに作詞作曲した「浮草の歌」である。・・」(ここより)

まさに“歌声喫茶「灯」”の歌である。「灯」の歌詞の小冊子が懐かしい。シリーズで何冊もあった。当時大学生だった兄貴に連れられて何度か行ったことがある。

自分のスキーは独身時代。入社1年目に、同じ課の先輩に勧められて板を買った。靴はその先輩から貰った。そして1971年の1月に志賀高原に行った。それを機に、同期の連中とあちこち行く事になる。猪苗代、石内・・・。そして1972年・73年の正月は蔵王で年越し。
メモによると、自分のスキー生活は、1976年の1月の猪苗代が最後のようだ。自己流の滑り方だったので上達せず、結局パラレルもウェーデルンも出来なかった。
171220ski 結婚してからは行っていない。カミさんは「黒い弾丸」を一度見たいと言うが、結局直滑降しか出来なかったというわけ!?
それに引き替え、ウチの長男はいまだにやっているらしい。今度の正月も、新潟に行くと言う。今ではスノボーなのだろうが・・・
でもスキー人口は激減しているという。自分にとっては遠い昔の記憶・・・

こんな歌を聞きながら、昔のスキー場をふと思い出した。

171220yuki <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月19日 (火)

重い再審の扉~「名張毒ぶどう酒事件」事件

今朝(2017/12/19)、犯行当時19歳だった元少年を含む2人の死刑が執行されたという。

先日、スカパー「日本映画専門チャンネル」で放送された「東海テレビドキュメンタリー傑作選」の19作品(ここ)。全てを録画してじっくり見た。どの作品も秀逸で、見応えがあった。
中でも「名張毒ぶどう酒事件」を数年毎に追ったシリーズの番組は、えん罪と再審の重い扉について、重い課題を突きつけていた。

その「名張毒ぶどう酒事件」で、先日こんな記事があった。
名張再審棄却 なおも扉を閉ざすのか
 いったん開きかけた扉は、10年余を経て、再び固く閉ざされたままだ。名張毒ぶどう酒事件の再審請求である。第10次の請求を名古屋高裁が棄却した。
 高裁は2005年、第7次の請求に対して再審決定を出している。自白の信用性に「重大な疑問がある」と断じ、死刑判決の根拠が揺らいだ。けれども、検察が異議を申し立て、取り消された。
 死刑囚の再審開始決定が覆された例はほかにない。半世紀以上にわたって無実を訴えてきた奥西勝・元死刑囚は、第9次請求中の15年に収監先で亡くなっている。
 今回は、妹が代わって再審を求めた。無罪を示す新たな証拠として弁護側が提出した鑑定結果などを高裁はいずれも否定。実質的な審理は行わずに請求を退けた。
 事件が起きたのは1961年。住民の懇親会で毒物が混じったぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した。奥西元死刑囚は捜査段階で関与を認めたが、起訴直前に否認に転じた。一審判決は無罪。二審の名古屋高裁が逆転死刑判決を出し、72年に確定している。
 使われた毒物は、自白に基づいて確定判決が認定した農薬と異なるのではないか。ぶどう酒の王冠の傷は奥西元死刑囚の歯形なのか…。40年余に及ぶ再審請求で、数多くの疑問が生じている。
 検察が開示していない証拠も含め、裁判の場で検証し直し、真相を明らかにすべきだ。三審制の安定性を保つことは大事だが、冤罪(えんざい)による人権侵害の恐れがあれば、放置してはならない。
 「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則は再審にも適用される―。最高裁が75年に示した「白鳥決定」は再審の門を大きく広げた。その後、重大事件の再審が相次ぎ、免田、財田川、松山、島田の4死刑事件は、いずれも再審無罪となっている。
 「疑わしきは―」の原則を貫くなら、いったん再審開始の判断をした段階で、裁判をやり直すべきだ。名張事件に限らず、検察官による異議申し立てや抗告によって、存命中の救済が困難になっていることに目を向けたい。
 袴田事件は、静岡地裁の再審決定に検察官が抗告し、4年近くを経た今も東京高裁で審理が続く。ほかにも、再審決定が取り消されたり、審理が長引いたりしている事件がある。再審を求める人たちはいずれも80歳を超えている。
 再審は、冤罪被害者が人権と尊厳を回復するための制度だ。検察の抗告を制限することを含め、制度の見直しが欠かせない。」(
2017/12/15付「信濃毎日新聞」社説ここより)

2005年4月、第7次再審請求で名古屋高裁(刑事1部)小出錞一裁判長によって再審決定(死刑執行停止の仮処分)されたこの裁判。しかし、2006年12月、門野博裁判長(名古屋高裁刑事2部)は再審開始決定を取り消す決定をし、死刑執行停止も取り消された。「死刑囚の再審開始決定が覆された例はほかにない。」にもかかわらず・・・
そして翌年、門野博裁判長は東京高裁へ栄転し、再審決定した小出裁判長は依願退官している。
まさに国税庁長官に栄転した“誰か”と似ている。
この背景は何か?

その東海テレビ「名張毒ぶどう酒事件」シリーズの中で、第一作で2006年に放送された「重い扉~名張毒ぶどう酒事件の45年~」という作品から、発言を少しメモしてみた。

「憲法第三十八条
強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

<なぜ再審の扉は重いのか>
元東京高裁裁判官 秋山賢三さん(65)。25年間裁判官を務め50歳のとき、自ら退官した。
「意外とエリートコースを走っているような人間は再審開始しない。トイレに行くにも、裁判長、右陪席、左陪席の順番。東京地裁なんかもそうだが、食事に行くときも、エレベータに乗るときもその序列というのが身についてしまうと、先輩のした裁判を簡単に再審なんかとんでもない」
<裁判所に横たわる縦社会。最高裁判所長官を頂点に最高裁判事、その下に8つの高等裁判所の長官、そして全国50の地方裁判所の所長。これらの人事はすべて最高裁が握171219enzai る。最高裁の意に背いた裁判官の多くは出世コースから外れ、地方を転々とし待遇でも差が付く。4つの死刑冤罪事件で、最高裁で確定した判決を翻し再審開始決定をした12人の裁判官。そのうち所長になったのは免田事件の裁判長ただ1人。5人は定年を待たずに自ら退官している。秋山さんも徳島地検の裁判官だった昭和55年、再審開始の決定を下し出世の道を絶たれた。>

元仙台高検検事長 小嶌信勝さん(84)。検察幹部として松山事件や財田川事件の再審請求に関わってきた。
「調べれば調べるほど再審請求で問題になっている事件は、白(被告に有利)の証拠が出ても来ても、黒(被告に不利)の証拠は出てこない。」
<警察や検察の手元にしかない捜査段階の調書や証拠物。どの証拠を裁判所に提出するかは検察に委ねられているのが今の日本の司法である。実際多くの冤罪事件では検察が隠していた証拠が再審無罪につながっている。>
「それは不利益な証拠は検察も警察も裁判所に出す義務がないようになっているからね。今の制度、やっぱりおかしいんですよ。」
「なぜ出さないんですか?」
「起訴した以上は守りたくなるのが人間の心情。」

(秋山さん)「大きな事件では捜査段階で段ボール100箱200箱を押収するわけです。しかし裁判官は具体的な事件で証拠のほんの一部しか見せられない。拡大鏡でそこだけ見せつけられて有罪を確信してしまう。そういう構造になっている。」

見えてくるのは、男社会のメンツ。ダム建設のような国策事業は、いったん始めたら止まらない。それと同じだ。警察が犯人と“決めた”人を“落とし”、何が何でもメンツの為に、裁判を維持して、有罪を“勝ち取る”。もし無罪なら、起訴した検察のメンツが潰れる・・・。
そして裁判所も、最高裁まで有罪とした再審無罪の可能性のある事件は、裁判所のメンツのために、時間をかけることによって獄中死を待つ。そしてこの名張事件はうまく獄中死まで持って行けた・・・。

人の命が、男社会のメンツと保身・出世欲で差配されているようで情けない。その流れを変えるには、辞任覚悟で行わなければならない。
日馬富士暴力事件での貴乃花親方も、同様に見える。

日本の司法も、“人の命よりも忖度”で動いているようである。

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2017年12月17日 (日)

偏見に満ちた番組をどう見る?~『ニュース女子』#91

昨日(2017/12/16)の各紙に、東京MXテレビの報道があった。
沖縄基地番組 事実は曲げられない
 「重大な放送倫理違反だ」。沖縄の米軍基地反対運動を取り上げた東京MXテレビの番組に「放送倫理・番組向上機構」(BPO)は厳しい意見を出した。放送の矜恃(きょうじ)と責任が問われている。
 問題となったのは、今年一月二日に放送された情報バラエティー番組「ニュース女子」だ。「沖縄緊急調査 マスコミが報道しない真実」と題し、沖縄県北部で進められている東村高江地区のヘリパッドの建設に反対する人々について報じ、コメンテーターたちが批判的な論評をする番組を放送した。
 この前提となる報道内容は、反対運動で救急車が止められた、日当をもらって運動している人がいる、などの根拠が不確かな情報が入っていた。MX側は当初、「可能性があるという表現にとどめ断定はしていない。問題はない」としてきた。だが、視聴者は反対派が救急車を止め、日当をもらっていると受け止めた人も多数いたはずである。
 BPOの検証委員会が調べたところ、救急車が止められた事実はなく、そもそも番組制作会社から消防本部などへの取材はなかった。日当問題もそうだ。ある時期、反対派は「市民特派員」を企画し、高江の状況を本土の人々に情報発信してもらう趣旨で、十六人を採用した。格安航空券と四日間の滞在費で五万円を支払った。
 実際に報告記事も人権団体のホームページなどで掲載されているという。これは日当とは呼ばない。裏付けもなく、日当があるかのように報道することは、明らかに不適切であろう。
 「逮捕されても生活に影響の少ない六十五歳以上を過激デモに従事させている」-。これを「シルバー部隊」と呼ぶとも。また「反対派には韓国人もいる、中国人もいる」とも。「反対派の人は週休二日」とも。つまり、偏見に満ちている。これは不快な表現を禁じた民放連放送基準に反しよう。
 この番組は制作会社が納品した「持ち込み番組」である。しかし、電波を使用しているのが放送局である以上、放送法に基づき、放送内容が放送倫理に反せぬよう最大限努めねばならない。これを「考査」という。放送時はこの歯止めが利かなかった。
 MXテレビは編成局に考査部を新設した。BPOは考査を「放送の自主・自律を守る砦(とりで)」という。権力の規制を受けず表現の自由を確保するためだ。考査が適切に機能してこそ放送の自由が生きる。」(
2017/12/16付「東京新聞」社説より)

まずはオリジナルの番組を見てみようと検索すると、youtube(ここ)にあった。“『ニュース女子』#91”という番組である。
なるほど、前知識がない“女子”が見たら、その通りに信じるかも知れない。

この番組は、「東京MXの最大のスポンサーである化粧品会社「ディーエイチシー(DHC)」の子会社が制作した「持ち込み番組」である。」(ここ)という。
WIKIによると、「神奈川新聞は1月26日、当番組報道をデマや偏見に基づいた「沖縄や在日コリアンに対する差別を助長する内容になって」いると報じ、「(番組の内容は)完全な嘘。反対派が暴力を振るっているとのデマも流されたが、実際は機動隊により反対派が暴力を受けている。」とのりこえねっとの「市民特派員」に応じ反対運動に参加した都民の声を紹介している。また、番組制作会社のDHCシアターおよび親会社DHCの会長は同社ホームページ上で「在日コリアンに対する差別意識をむき出し」にし、「会長メッセージ」として(在日に対する)排斥を煽る「妄言を書き連ね」ているとし、(DHCはMXテレビの最大のスポンサーであり)差別は意図してなされたと報じている。」

神奈川新聞によると、「DHCの会長」の意を受けて?「差別は意図してなされた」というのだから怖ろしい。
ある個人が、自分の価値観を、スポンサーという立場を利用し、自分の子会社に意図通りのテレビ番組を作らせ、公共の電波を使って一般視聴者に対してそれを“放送”する。そこにブレーキは掛からなかった・・・。

この番組を見た沖縄の人たちは「ウソ」と即断できただろうが、果たして知識の薄い視聴者はその「ウソ」を見破ることが出来るのか・・・。
受け手もしっかりしなくてはいけない。詐欺事件ではないが、「だまされる方も悪い」という言葉もある。
この上のオリジナルの番組を見て、ヘドが出そうになるか、それとも、なるほど・・・と感心してしまうか・・・・。それは我々の問題である。
だまされないように、我々受け手の勉強(豊富な知識)が問われる事態、と認識した。

171217tume <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月16日 (土)

創作四字熟語で振り返る2017年

今朝の朝日新聞。
「(天声人語)創作四字熟語で振り返る
 若き才能の奇想天外とも言える活躍だった。「棋聡天才(きそうてんさい)」の藤井聡太四段が成し遂げた「連聡棋録(れんそうきろく)」に胸が躍った。陸上100メートルで9秒台を出した桐生祥秀選手の「桐走十内(きそうてんない)」の疾走も光った。住友生命が募った年末恒例の創作四字熟語で、今年を振り返る▼伸びる一方のネット通販。その陰で疲弊する現場の叫びが伝わってくる「荷労困配(にろうこんぱい)」の宅配業界である。世の不満が煽(あお)り運転につながっているのか、「煽々恐々(せんせんきょうきょう)」の路上もある▼自然の脅威を感じたのは、船舶からのヒアリの侵入だ。「蟻来迷惑(ありきためいわく)」だが、手をこまねいてはいられない。夏には長雨にたたられた地域があり「閉口雨続(へいこううぞく)」の日々だった。「危険水威(きけんすいい)」のゲリラ豪雨は、すでに日常風景である▼世界ではこわもての指導者が幅をきかせ、礼賛する歌まで街に流れる習近平(シーチンピン)総書記はまさに「中央習権(ちゅうおうしゅうけん)」。馬耳東風ならぬ「万事虎風(ばんじとらふう)」のトランプ大統領の振る舞いに、慣れてしまうのが怖い▼食べ物も観光地も写真でインスタ映えしなければ売り込めないと「映利多売(はえりたばい)」が目立つ。問題すべてがうんこに関連するドリルがヒットし、「便教熱心(べんきょうねっしん)」の子どもが増えたそうな▼熟語の応募は11月初めまで。その後のニュースを小欄が補ってみた。引退した元横綱がいま口を開いて気持ちを述べるなら「悔綱一晩(かいこういちばん)」となるか。首相が「丁寧に説明する」と臨んだ特別国会は、十分な答弁も掘り下げた調査もなく終わった。「不答不掘(ふとうふくつ)」の姿勢を来年も続けるのは、勘弁してほしい。」(
2017/12/16付「朝日新聞」「天声人語」より)

いつも思うが、これらのセンスに、ウーンと唸(うな)る。とても自分には無いセンス。
住友生命の(ここ)から引くと・・・

◆◇◆ 優秀作品10編 ◆◇◆(順不同)
棋聡天才(きそうてんさい)」(奇想天外) 将棋の天才、藤井聡太棋士。

九九八新(きゅうきゅうはっしん)」(緊急発進)桐生祥秀選手、100メートルで日本人初の9秒98。

政変霹靂(せいへんへきれき)」(青天霹靂)衆議院解散、希望の党結党、民進党合流・・・。目まぐるしい政界の動き。

荷労困配(にろうこんぱい)」(疲労困憊)宅配業界の人手不足が深刻。

蟻来迷惑(ありきためいわく)」(有難迷惑)コンテナにくっついて猛毒を持つヒアリがやってきた。

世代皇代(せだいこうたい)」(世代交代)「退位特例法」成立。

J音無事(じぇいおんぶじ)」(平穏無事)国民に緊急避難を呼び掛けるJアラートが発動したが、事無きを得た。

中央習権(ちゅうおうしゅうけん)」(中央集権)中国は習近平体制で権力集中。

盆裸万笑(ぼんらばんしょう)」(森羅万象)アキラ100%さん、お盆ひとつの裸芸でブレーク。

珍文漢糞(ちんぶんかんぷん)」(珍紛漢紛)うんこが入った例文で、子どもが楽しく漢字を覚えられる。

ここ)の、選者の俵万智氏のコメントも見事。
「まさに青天霹靂だった政界の動き。疲労困憊の宅配便のドライバーさん。「政変霹靂(せいへんへきれき)」と「荷労困配(にろうこんぱい)」は、音の重なりを最大限に生かして、元の四字熟語の意味を効果的に響かせました。創作四字熟語の原点ともいうべきオーソドックスな作品です。「蟻来迷惑(ありきためいわく)」は、訓読みを取り入れた珍しい手法。「世代皇代(せだいこうたい)」と「中央習権(ちゅうおうしゅうけん)」は、漢字一字を変えただけで、まさに今年の四字熟語に。シンプルにしてインパクトのある出来栄えです。ローマ字を活用した作品も近年増えてきましたが「J音無事(じぇいおんぶ じ)」は、アラートを「音」一字で表現したところがミソですね。同じテーマで競う優秀作品が、今年は例年になく多くて、選ぶのに苦労しました。「棋聡天才(きそうてんさい)」と「連聡棋録(れんそうきろく)」、「桐走十内(きそうてんない)」と「 九九八新(きゅうきゅうはっしん)」など、それぞれに魅力のあるペアです。みなさんなら、どちらに軍配をあげるでしょうか。最後に、大いに笑わせてもらったのが「盆裸万笑(ぼんらばんしょう)」と「珍文漢糞(ちんぶんかんぷん)」。意味を凝縮させる漢字ならではの力が、遺憾なく発揮されています。」(住友生命のここより)

話は飛ぶが、上の天声人語で「手をこまねいてはいられない。」という表現がある。
実は自分も同じ使い方をするが「手をこまぬく」という使い方が正しいとも聞く。
広辞苑を引くと
こま‐ぬ・く【拱く】左右の手を胸の前で組み合せる。腕を組む。転じて、何もしないで見ている。傍観する。宇治拾遺物語5「―・きて、少しうつぶしたるやうにて」。「腕を―・く」「手を―・く」

こま‐ね・く【拱く】 コマヌクの訛。

まあ間違いでは無いようだが、「こまぬく」は使ったことが無い。でも良かった。朝日新聞でも使っているので、今後も堂々と使おう。

あっと言う間に年末である。カミさんが賀状の用意を始めた。自分が賀状を用意するのはずっと後だが、例年になく喪中のハガキが多い。9枚も来た。どうも年賀状を買い過ぎたようである。今年からは余った賀状には10円切手を貼らなければいけない。
こんな発表を見て、年末を否が応でも認識させられた。

171216edison <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月13日 (水)

父権の失墜 夫は夫、わたしはわたし

先日の朝日新聞の記事である。
「(サザエさんをさがして)父権の失墜 夫は夫、わたしはわたし
 ハチマキ姿でさっそうとジョギングを楽しむこの漫画のおじいさんの姿は、街のいつもの風景としておなじみなのだろう。「よくつづくわネー」と感心するサザエ。カツオにいたっては、老い先の理想像を思い描いているようだ。犬の散歩をする街の人のまなざしも温かい。
171213sazae  当の主人公はしかし、カツオがうらやましがるような境遇とはほど遠かった。家庭では、子供に冷遇され、妻にも無視されて、夫としての権威は完全に失墜していたのだ。そんなおじいさんの複雑な胸中を、作者の長谷川町子さんは「子つめたく」から始まり、「妻とあわねど死にたくもなし」と結んだ短歌で切々とつづっている。
 えっ、これに似た短歌をどこかで見たことがあるって? 正解です。いわゆる「本歌取り」の技法を用いて、ある有名な短歌の一部をちゃっかりと借用していたのです。本歌を紹介すると……。
 《親も無し
 妻無し子無し版木無し
 金も無けれど死にたくも無し》
 作者は「寛政の三奇人」の一人、江戸中期の経世家の林子平(1738~93)。ロシア船の来航に危機感を募らせて海防の必要性を説き、著作『海国兵談』で「江戸の日本橋より唐、オランダまで境なしの水路なり」と喝破して人々を驚かせた人物だ。だが、幕府からは世を惑わせる本として発禁処分にされて版木は没収、蟄居(ちっきょ)を命じられる。短歌はその嘆きを詠んだものだ。この歌にちなんで自ら「六無斎」と号している。
 長谷川さんは、ジョギングおじいさんと六無斎の空虚な思いを重ね合わせて、短歌をしたためたというわけだ。・・・」
(2017/12/09付「朝日新聞」b3より)

話は変わるが、スカパーの「日本映画専門チャンネル」の「東海テレビドキュメンター傑作選」(ここ)を見ている。
3晩に亘って19作品を放映したので、全部録画し、順番に見ている。自分の好きなNHKのBSプレミアムの「ザ・ベストテレビ2017」(ここ)でも放送されたが、建築家の津端修一さん(90)と妻・英子さん(87)の慎ましい生活を描いた「人生フルーツ」をまた見てしまった。
そして、この番組の続編のような「樹木希林の居酒屋ばぁば」が興味深かった。

スカパーの解説にこうある。
樹木希林の居酒屋ばぁば
女優・樹木希林(74)と主婦・津端英子さん(89)が居酒屋で女子会をする。きっかけは「人171213izakaya 生フルーツ」。主人公・津端修一さんの妻として番組に登場した英子さんは、「居酒屋へ行ってみたい」と言い出して…。そんな話を聞いた希林さんが、名古屋の行きつけの居酒屋に英子さんをご招待。74歳と89歳がほろ酔い気分で語り合う。
その一か月後、趣味は「物件めぐり」だという希林さんが、愛知県春日井市の英子さんのお宅を訪問。今度は英子さん手作りのお菓子をいただきながら、再びばぁばの女子トークは大盛り上がり!夫のこと、孫のこと、食べ物や病気の話などなど…。人生の大先輩、2人のばぁばが本音で語り尽くす。」(
ここより)

この番組の中での二人の会話である。
「<英子さんは親戚の紹介で東京大学を出た修一さんと結婚しました。>
(英子)「たまたまそういう時に主人と会って、もううちの仲のことをきちっとやれば、一生食べさせてもらえるかな、なんて思って。好きとかそういうことでもなくて。」
(希林)「夫婦ゲンカなんかはしたことないでしょ?」
(英子)「ない」・・・
(英子)「主人は下着が好きで「かあさん、新しいのは気持ちがいいね」というので31日になると全部買い換える。だけど破れないからそのお古は私が着なきゃならないし。まあ男の人には最上のものを着せて、最上のものを食べさせるという、そういう昔からのあれがあるから。そういうものと思っていましたから。それが回り回って良くなるということだったですよ。そういうみんなからの教えですよね。」
(希林)「夫婦の在り方は・・・?」
(英子)「在り方って。私は主人の悪いところは言いません。だからいいところだけ。気が弱いのね、男の人は。」・・・・

(世の女性は色々と言いたいでしょうが)まあまあまあ・・・・。

津端修一さんは大正14年生まれというから、3つ下の英子さんは大正17年頃の生まれらしい。自分の両親は大正5年と10年なので、それよりも新しい世代。
でも、こんな考え方・・・
うちの両親も古かったが、これほどは男を立てなかったな・・・・

今日の記事はここまで。何か書けば書くほど、逆襲が怖いので・・・!?

171213esa <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月11日 (月)

NHK受信料訴訟の最高裁判決~放送の不偏不党

6日にNHK受信料訴訟で、予想通り最高裁が合憲との判断を下した。
この判決の中で、下記判決文について、各紙の社説の論調を読み比べてみた。
「放送法が、NHKについて、営利目的の業務や広告放送を禁止し、財源を受信設備設置者から支払われる受信料で賄うこととしているのは、特定の個人、団体、国家機関などから財政面での支配や影響がNHKに及ぶことのないようにし、NHK放送を受信できる者に広く公平に負担を求めることで、NHKがそうした者ら全体により支えられる事業体であるべきことを示すものにほかならない。」

結果、次の2紙の指摘に興味が向いた。
朝日新聞(社説)NHK判決 公共放送の使命を常に
 家にテレビがある者はNHKと受信契約を結ばなければならない――。そう定める放送法の規定が「契約の自由」などを保障する憲法に反するかが争われた裁判で、最高裁大法廷は合憲とする判決を言い渡した。
 判断の根底にあるのは、公共放送の重要性に対する認識だ。特定の個人や国の機関などの支配・影響が及ばないようにするため、放送を受信できる者すべてに、広く公平に負担を求める仕組みにしているのは合理的だと、大法廷は結論づけた。
 問題は、判決が説く「公共放送のあるべき姿」と現実との、大きな隔たりである。
 NHK幹部が政治家と面会して意見を聞いた後、戦時下の性暴力を扱った番組内容を改変した事件。「政府が右ということを左というわけにはいかない」に象徴される、権力との緊張感を欠いた籾井(もみい)勝人前会長の言動。過剰演出や経費の着服などの不祥事も一向に絶えない。
 今回の裁判でNHK側は「時の政府や政権におもねることなく不偏不党を貫き、視聴率にとらわれない放送をするには、安定財源を確保する受信料制度が不可欠だ」と主張した。
 近年強まる政治家によるメディアへの介入・攻撃に抗し、この言葉どおりの報道や番組制作を真に実践しているか。職員一人ひとりが自らを省み、足元を点検する必要がある。
 メディアを取りまく環境が激変し、受信料制度に向けられる視線は厳しい。それでも多くの人が支払いに応じているのは、民間放送とは違った立場で、市民の知る権利にこたえ、民主主義の成熟と発展に貢献する放送に期待するからだ。
 思いが裏切られたと人々が考えたとき、制度を支える基盤は崩れる。関係者はその認識を胸に刻まなければならない。
 あわせて、NHKが道を踏み外していないか、政治の側が公共放送の意義をそこなう行いをしていないか、チェックの目を光らせ、おかしな動きにしっかり声をあげるのが、市民・視聴者の務めといえよう。
 最近のNHKは、民放との二元体制で放送を支えてきた歴史を踏まえずに事業の拡大をめざすなど、自らの事情を優先する姿勢に批判が寄せられている。
 今回の受信料裁判を機に、公共放送のあり方について、あらためて社会の関心が集まった。
 これからの時代にNHKが担う役割は何か。組織の規模や業務の内容は適正といえるか。NHKが置き去りにしてきた、こうした根源的な問題について議論を深めていきたい。」(
2017年12月7日付「朝日新聞」ここより)

琉球新報<社説>NHK受信料「合憲」 公共放送の責務自覚を
 最高裁はNHK受信料制度は合憲と初めて判断した。テレビがあれば受信契約を結び、受信料を支払う法的義務があると指摘。テレビを設置した時点にさかのぼり負担する義務があるとした。
 しかし、視聴者とNHKの関係は単に支払う、受け取るという関係ではない。公共放送はあくまでも国民の信頼によって成り立つ制度であり、受信料の額や政策など公共放送を支える視聴者の意見を取り入れる仕組みが必要だ。NHKは視聴者の公共放送の重い責務があることを忘れてはならない。
 訴訟では「受信設備を設置した者はNHKと受信契約を結ばなければならない」と定めた放送法64条1項の解釈などが争点となった。訴えられた男性側は「法的拘束力のない努力規定。支払う必要はない」と主張。支払いの強制は契約の自由を侵害し、違憲だと主張していた。
 最高裁大法廷は、受信料制度について「NHKに国家機関などからの影響が及ばないようにし、広く公平に負担を求める仕組みだ」として、「制度は国民の知る権利を充足するために採用され、表現の自由を確保するという放送法の目的を達成するために必要で合憲」とした。
 ただし、現行の受信料制度を疑問視する意見もある。電気や水道、ガスなどの公共料金は基本料と従量制で料金が決まる。しかし、NHKの受信料は見た、見ないにかかわらず一律定額となっている。利用状況に応じた料金設定があってもいいだろう。
 NHKは訴訟で、国家から独立した形で、安定的な財源を確保するために受信料制度は不可欠だと主張した。しかし、国家からの独立を疑問視したくなる事態も起きた。
 2013年11月、安倍晋三首相は、自身への支持を公言する作家百田尚樹氏らをNHK経営委員に任命した。経営委が会長に選んだ籾井勝人氏は14年1月の就任会見で「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」と述べ、政権と歩調を合わせる発言をした。15年2月には「従軍慰安婦の問題は政府のスタンスが見えないので放送は慎重に考える」などと発言し「自ら放送の自主・自律を投げ捨てる」として批判された。
 NHKが政府の意向に沿うような偏った番組を放送した場合、視聴者はどのようにして意思表示すればいいのか。
 現行の放送法上、視聴者は国会によるNHK予算の承認という間接的な手続きでしか運営に関与できない。受信料不払いは、視聴者の直接的な意思表示という側面もある。実際、職員の不祥事が相次いで発覚した04年以降支払い拒否が急増した。
 テレビを設置した時点で契約義務があるというのなら、主要先進国のように、政府ではなく市民の代表を含む独立行政委員会が放送政策を決める制度の導入などを検討すべきである。」
(2017年12月10日付「琉球新報」ここより)

上の記事で「今回の裁判でNHK側は「時の政府や政権におもねることなく不偏不党を貫き、視聴率にとらわれない放送をするには、安定財源を確保する受信料制度が不可欠だ」と主張した。」とある。判決もそれを追認した。
だとすると、安倍政権の籾井会長や百田委員の任命は、どう捉えたら良いのだろう?NHKの不偏不党に介入する政権から、どう守ろうとしているのだろう?
NHKの主張と判決が、政権によって踏みにじられているのが現実。それが許される仕組みがある。

実は、自分は大のNHKファン。いや、民放嫌いだった。特に民放のバラエティーがキライで、ズラリと並んでガハガハ笑ったり、食べ物をクチャクチャする口元を大写しするシーンが大キライだった。つまり自分はNHKしか見ない。逆にカミさんは民放しか見ない。
長い間のそのスタンスが劇的に変わったのが、「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」という籾井会長の出現。
これによって、NHKニュースや報道のスタンスに疑念が湧き、それ以来民放のニュースを見るようになった。
民放のニュースや報道番組のスタンスは、自分はどうも思い込みがある。TV朝日=朝日新聞、日テレ=読売新聞、TBS=毎日新聞、フジテレビ=産経新聞・・・
それで、ついTV朝日やTBSを良く見るようになった。

報道姿勢を除くと、NHKはやはりスゴイと思う、自分はドキュメンタリー番組が好きだが、NHKの番組はさすがである。
昨日のNHKスペシャル「追跡 東大研究不正~ゆらぐ科学立国ニッポン~」(2017/12/10放送)も、さすがだった。

ドキュメンタリーといえば、実は自分は4K番組視聴のために、スカパーの「日本映画専門チャンネル」を契約しているが、「東海テレビドキュメンタリー傑作選」(ここ)が素晴らしい。(2017/12/10~12放送)。
このシリーズは前から放送しているらしく、今回は新作含めて19作品。
自分の好きなNHK BSの「ザ・ベストテレビ」。民放を含めたドキュメンタリー番組の受賞作品だが、東海テレビは受賞の常連。それらがまとめて見られる。
このように民放も頑張っているが、NHKはやはり老舗。

NHKは今回の最高裁判決を肝に銘じ、籾井前会長の報道姿勢は論外で、今後の“不偏不党”は当然として、NHKでしか作れない秀逸な番組を期待したいものだ。
そして政権のNHKへの介入を、“今回最高裁判決を逆手に取って”何とか拒否して欲しいもの・・・。

171211sirokuro <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月10日 (日)

沖縄旅行~その2

カミさんと三泊三日(2017/12/05~08)で沖縄に行ってきた。そのときの写真集「その2」である。

<<2日目~2017/12/07>>
朝食を早々に、8時半頃出発。天気は曇天。残念!

<道の駅かでな>
まずは嘉手納基地を一望できるという「道の駅かでな」に。なるほど、屋上に上がると目の前が基地。次々と飛行機が飛び立つ。望遠鏡で覗くと、遠い格納庫の中に戦闘機が見える。今回の旅行で一番基地を意識した瞬間であった。

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<海中道路>
天気が良ければ、昨日の古宇利大橋のように、ブルーの海が見られただろうに、とにかく残念。海が青くない。早々に引き上げた。沖縄の旅行はやはり夏の天気が良いときが旬!?

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<斎場御嶽(せーふぁうたき)>
沖縄の地名は、北海道と同じく、漢字の読み方が難しい。これも“さいじょうみたけ”と読みたいところ。しかし世界遺産だと言うから、これは自分が無知なだけ。
駐車場から少々遠い。入場券売り場のそばで、団子状の揚げパンを買ってそれをほおばりながら歩く。この揚げパン、Netで見ると「サーターアンダーギーは、沖縄県の揚げ菓子の一種。その名の通り砂糖を使用した生地を用いる球状の揚げドーナツである。首里方言で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味になる。縁起の良い菓子とされる。」という解説があった。結構おいしい。
入り口で数分間の紹介ビデオを見てから入ると、霊験あらたかな森の中。石畳の道を歩くと祭壇がある。ここも高校生が多い。確かに聖地である。何かを感じる。

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<アジアン・ハーブレストラン カフェくるくま>
カーナビが裏道?を案内するので、急坂を登ってやっとたどり着いた。こんな所に店があるのかなと思いつつ・・・。表道路だったら楽だった。
それが結構大きなレストラン。タイ政府公認とある。標高140mというテラスからの眺めは最高(のハズ)。ただし今日は天気が良くないのでイマイチ。でも途中で少し陽が差して来た時には海が青くなった。ここも外人さんが多い。
注文はカレー。「ポークカレー」と言ったら、店員さんが「辛いのですが大丈夫ですか?」と聞く。良く見るとメニューに唐辛子のマークが5つ。それでマーク2つのビーフカレーを注文。
これが美味しかった。たっぷりのカレー。いやはや我が家のカレーにも匹敵する味。今回の旅行で一番気に入った料理だった。

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帰路に「ニライ橋・カナイ橋」も通ったが、青空でないので、景色もイマイチ。とにかく晴天でないと、せっかくの景色も台無しだ。

<平和祈念公園>
この公園と、次の「ひめゆりの塔」は30年前に来たときのことを覚えている。10月だったが、とにかく暑く、各県の慰霊碑から帰るのがツラくて、しばらくバスが来るのを待った記憶がある。
着くや「100円で一周しますよ」と声を掛けてくる。電気自動車で園内を回ってくれるという。それで、昔の記憶があるので、乗ることにした。これが大正解。広い園内を一回り。少々スピードが速くて良く見られなかったが・・・。ここも、とにかく高校生が多い。

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「沖縄県平和祈念資料館」で降り、館内を見学。「展示むずびのことば」が印象に残った。

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そして沖縄の犠牲者の刻印の「平和の礎」は、前回の記憶が鮮明に残っていた。

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<ひめゆりの塔>
ここも前回来た記憶がある。入り口に献花の売り場がある。カミさんが200円で買って花を供える。
前も思ったが、突然の穴(ひめゆり部隊の洞窟)に戸惑う。当時は、周囲は何も無かったのだろう。ただ洞窟があった。それが70年を経て、周囲が整備された結果、当時の洞窟のみが保存された?
そもそも沖縄は珊瑚礁の島だという。よって島に洞窟が多く、水は心配なかったという。

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帰りは「道の駅いとまん」に寄ってからホテルへ。
この帰路が渋滞で大変だった。国道58号をただひたすら北上するのだが、那覇市内の渋滞。3車線だが外側1車線は17:30~19:00はバス専用とある。タクシーもOKらしい。18:50くらいからその車線に車が乗り入れ、やっと順調に走り出した。40数キロで2時間半かかった。那覇の渋滞は聞いていたが、夕方の渋滞を体験。

<<3日目~2017/12/08>>
さて最終日。天気は雨模様。今日の目的は「美ら海水族館」のみ。出来たら、帰りに首里公園にも行きたかったが、昨夜の渋滞を見て、飛行機の時間に遅れることを危惧して、首里公園はあきらめた。そして高速を1時間半走って水族館に到着。

<沖縄美ら海水族館>
ここも30年前に観光バスで来たことがある。ただ大きな水槽の記憶だけがある。行ってみると、とにかく規模が大きい。そして2日間の休館明けのせいか、外人が多い。

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やはり圧巻は「黒潮」の大水槽。2匹の大きなジンベイザメが悠々と泳ぐ。この大水槽は、深さ10m、幅35m、奥行き27m。そしてジンベイザメは、オスが体長8.6m、メスが7.8mもあるという。1匹は小判鮫?を引き連れている。

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時間はちょうどランチ時。カフェ「オーシャンブルー」で、20分待てば水槽に面した席が取れるという。そこでランチ。ここも外人が多い。タコライスとスパゲッティを頼んだが各600円と安い。味はそれなりだったが・・・。
足下で、お魚が休んでいる。確かに魚も休息が必要なのだろう。

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ついでに他の水槽の写真も少々。

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そして帰路に。道路のそばにお墓が見える。沖縄のお墓は大きく、まさに石の家。なるほど、これなら戦争の時に、直撃さえ受けなければ防空壕になる。

レンタカー屋に着いたのが3時。3日間の走行距離は486キロだった。
バスで空港に送って貰ったが、掲示板を見ると17:00発の予定が17:10になっている。時間があるので、A&Wという店でコーヒーを飲んで時間を潰す。
結局、乗る飛行機が着いたのが16:50。遅いな、と思っていたら、何と出発が17:45に変更になっていた。そして羽田に着いたのが、45分遅れの19:55だった。
羽田に着いた時の寒さ・・・。いやはや東京は北国だ。いや、沖縄は天国(南国)だ。
暮らすのは南国に限る。彼の大谷選手も、大リーグはロスの球団に決めたと言うが、札幌の寒さでよほど懲りたのだろう。決めた本音は、意外と気候かも知れないな。

というワケで、前泊を含めて久しぶりの3泊3日の旅行だった。天候は残念だったが、特にトラブルもなく、運転で眠かったが事故もなく、体調も問題無く、無事に過ぎた旅行であった。
次の日の朝に迎えに行った愛犬・メイ子は、その後、案の定体調を崩して苦戦中。15歳の老犬にとって、3泊のお泊まりでストレスが溜まったのだろう。

お疲れさまでした~。

(関連記事)
沖縄旅行~その1 

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2017年12月 9日 (土)

沖縄旅行~その1

カミさんと三泊三日(2017/12/05~08)で沖縄に行ってきた。今日はその写真集。
先日、弟が計画していたスペイン旅行が急病でキャンセルせざるを得なくなったという話を聞き、行けるときに行っておかないと・・・と、前からカミさんが行きたいと言っていた沖縄に行くことにした。「ホテル日航アリビラ」の2泊3日で、ガソリン満タン返し不要のレンタカー付というコース。二人で89,000円也。愛犬メイ子は近くのペットホテルに預けるしかない。

飛行機の時間帯によって、料金が追加となる。現地での滞在時間を確保する為、朝早い飛行機にして、羽田で前泊することにした。羽田のカプセルホテルは1泊5000円なので、自宅から朝一番のバスで出発して割増料金の飛行機に乗るのと、あまり違わない。
前泊は「ファーストキャビン羽田ターミナル1」(ここ)。19時からなので、20時頃に着いた。場所が羽田の第1ターミナル1Fにあるので便利。
受付で入室カードを貰うが、女性の大浴場が故障中とのことで、カミさんは4000円。男女は完全に分かれており、寝室とトイレ・洗面所・浴室もドアで別になっている。迷路のような廊下。9時頃に大浴場に入ってみたが、誰も居ないので貸し切り状態で極楽極楽。
女性用は満室に近かったらしいが、男性用は、3~4割では?さすがに、夜中にかけて、入室者の音がうるさかった。しかし、心配していた隣室の騒音も聞こえず、夜着やタオルもあるので手ぶらで泊まれた。初めてのカプセルホテルの体験だったが、まあまあ便利。
それに、受付の隣の部屋では軽食の自動販売機もあるという。

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<<1日目~2017/12/06>>
さて6:40の飛行機で沖縄に出発。ホテルの目の前から第2ターミナルへの連絡バスが出るのでこれも便利。定刻通り9時半に那覇空港着。カミさんはDFSの免税店で化粧品を買う。出発の時に商品を受け取るという。着いてビックリはその暖かさ。ずっと17度~20度以上あった。下着とシャツだけで充分。南国だ~~。(逆に、帰りの羽田に着いた時は凍えた!)

空港前のレンタカー受付でバスを待ち、レンタカー屋へ。さすがにたくさんのレンタカー屋が並んでいた。車は乗り慣れたヴィッツ。
さてレンタカーでのコースだが、出発の前に、カミさんが行きたいスポットを地図に印し、一筆書きでレンタカーでのルートを作成したが、何と美ら水族館が12月の第一(水)と(木)が休みという。大当たり。よって、ここだけは最終日の(金)に行くしかない。それで、1日目は本部半島、2日目が県南に行くことにして、3日目は水族館とした。

<アグリショップ しまちゅらら>
沖縄自動車道を終点の許田で降りる。ETCカードを持参したので、スイスイ。もちろん道路はガラガラ。最初に行ったのが「アグリショップ しまちゅらら」というショップ。良く分からない。

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<山原そば>
それから昼食の「やんばるそば」を食べる為「山原そば」という店に。これが超有名店らしいが、店の外観にビックリ。恐る恐る近寄ってみると、確かに中で客が食べている。ガタピシの入り口を入ると、結構人が居る。「ソーキそば」を頼む。ソーキとは豚の骨付き肉。自分はどうも苦手だったが、カミさんはペロリ。

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<農芸茶屋 四季の彩>
次に行ったのが近くの「農芸茶屋 四季の彩」。入り口はまるで民家。実に沖縄の家らしいたたずまい。客は居なかったがコーヒーを飲む。ネコがひなたぼっこ。トイレに行ったら、男子用の便器の内側にホースで水が引いてある。名の通りの“水洗便器”にビックリ。帰るときに、やはりガイドブック頼りらしい客とすれ違った。ガイドブックの威力はスゴイ。フリではなかなか来られない店。

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<古宇利大橋>
今回の旅で、最も良かったのがこの橋。全長2キロの橋と、まさにエメラルドグリーンの海。晴天のためか、とにかく海の色がきれい。
実は、自分は沖縄は1986年10月15日~19日に行ったことがある。石川火力発電所の仕事が終わったあとの(土)(日)に、一人で2日に亘って観光バスに乗った。そのときが曇天だったこともあり、沖縄の海がきれいとの印象は無かった。しかしやはり天気次第。今日の海は美しかった。

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<道の駅許田>
帰りに、「道の駅許田」に寄った。ここは沖縄にたくさんある道の駅の中でも有名らしい。特に宝くじ売り場は、高額当選者続出で全国的にも有名とか。それでダメ元で、年末ジャンボを連番で買ってはみたが、あまり当たる気がしない。

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<万座毛>
ホテルへの道筋で、次に寄ったのが万座毛。夕暮れ近かったが、外国の人ばかり。前に見た東尋坊と似ている。遠く日航のホテルが見える。東尋坊と違って、ここは自殺の名所ではないようだ。そして「おんなの駅」に寄ったあと、ホテルに。

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<ホテル日航アリビラ>
400室の豪勢なホテルが、家の一軒もないサトウキビ畑の端にあった。ホテルの庭は照明がきれい。前の海はホテル専用の海水浴場になっている。夏はさぞにぎやかだろう。

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部屋は最上階の9階だった。これも結構豪華。ガイドブックを見ると、このホテルは1泊朝食付で2万4千円から、らしいので、幾ら今回はパックとは言え、相当安くなっている。それと、ビックリしたのが、高校生の団体が入っていた。コンビニがあったので行ってみたが、高校生でいっぱい・・・。少々白けた。まあ我々も安く泊まっているのでエラそうなことは言えない。もう一つビックリしたのが、朝食バイキングの料理の豊富さ。評判通りである。
カミさんが「花火の音が聞こえる」と言うのでベランダに出てみたら、遠く打ち上げ花火が見える。後でフロントに聞いたら、誰かの結婚式で、私的に打ち上げたのだろう、とのこと。

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おっと、だいぶん長くなってしまった。今日は「その1」として、続きは明日書くことにしよう。

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沖縄旅行~その2 

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2017年12月 5日 (火)

自分の毒をどこに吐く?

先日の朝日新聞の記事。
「(日曜に想う)暮れの日々、不機嫌に一利もなし 編集委員・福島申二
 エッセーや小説を読んでいて、さりげなく差し挿(はさ)まれたようなひとことが胸にしみるときがある。
 信州で暮らす内科医にして芥川賞作家の南木佳士(なぎけいし)さんの書くものには、そうしたひとことが目に留まり、思いを深くめぐらすことが私には多い。医師として夫としての私的な来し方を描いた短編「白い花の木の下」から引く。
 「この身が生きのびるために言葉や態度に載せて排出した毒を吸ってくれる者がいて、だからこそいまこうして生きて在る」。そんな自らの罪業の深さに思い至った夫は、にわかに妻にやさしく接するようになったと文は続いていく。
 生きるために食べて排泄(はいせつ)するのはだれもが知っている。加えて人間というものは、心の中に絶えず「毒」が生成されていて、それを言葉や態度に載せて外に逃がさぬことには生きていけない厄介な存在らしい。胸に手をあててみれば、自省の痛みを引きつつ南木さんの一節にうなずく人は、少なくないと思う。
 日々の明け暮れのなかで、ありがたくも毒を吸ってくれる近親の者がいる。しかし、仕事上、他人の毒を吸わされる人もいる。震えるような悔しさで客の毒気に耐えている人の多いことが、流通や小売りなどの労働組合でつくるUAゼンセンの実態調査から浮かび上がった。
     *
 百貨店やスーパーなどで働く約5万人にアンケートで聞くと、7割以上が悪質なクレームを経験していた。暴言が最も多いが、説教や威嚇といった行為も目立つ。土下座の要求もあったという。
 一つひとつの事例は、言葉や態度に載せて吐き出される毒また毒の連続で、読んでいるだけでつらくなる。
 いくつかを挙げると――。
 商品の返品時に「おまえはバカか、謝るしかできないのか、言葉がわからないのか」と1時間近く電話で言われた。
 在庫がないと伝えると「売る気がないのか。私が店長だったらお前なんかクビにするぞ」と延々怒られた。
 混み合う時間に、レジが進まないのはお前のせいだと言われ、並んでいる間ずっと怒られ続けた。
 これは氷山の一角で、厄介な相手の年齢性別はさまざまだ。このような理不尽が最近増えていると感じるか、との問いには5割が増えていると答えていた。
 せつない一首を思い出す。
 〈わたくしの正しき事は主張せず客の激しき言葉に耐へゐる〉山口英子
 30年ほど前に出た「会社万葉集」(光文社)という本の中に見つけ、ノートに書き写した歌だ。作者の詳しい職種はわからないが、唇をかむように自分を押し殺す姿が浮かんで痛々しい。
 言った側は忘れても、言われた側は長く尾を引く。小売店舗にかぎらない。日本中のサービス業の現場で一日に吐かれる毒の総量は、一体どれぐらいになるのだろうと想像すれば空恐ろしい。
     *
 人が暮らしていくうえで、法律より広くモラルや常識の守備範囲がある。法律は人に、店で高飛車になるなと命じないし、他人に毒づくなとも言わない。しかし今、さまざまな場面で、人間社会の潤滑油というべきその守備範囲が、哀れに細っているように思われてならない。
 さて、今年も師走である。
 せき立てられるような季節は、腹の中に険しい感情をためやすく、言葉や態度に載せた毒がその量を増すときかもしれない。作家の幸田文は昭和の半ば、せわしい年の瀬の情景を小紙に寄せた。
 「歩道だって素直には歩けない、人がみんなやけにぶつかって来る。いきおい、そんならこっちからもぶつかってやれという気になって侘(わび)しかった」
 さすがにこの人は、心中に生じかけた毒を自らそっと解毒したようだ。
 聞くところでは、こうした毒の「大排出源」は男性の中高年世代というのが一説らしい。近しい人なら後で赦(ゆる)しも乞えるだろうが、どなたかとの、たまさかの一会(いちえ)を毒で苦いものにしたくはない。
 お仲間の一人として毒消しのゆとりを心身に保ちたいと思う。暮れの日々、不機嫌オーラに一利もなしと胸に畳む。」(
2017/12/03付「朝日新聞」p3より)

なかなか含蓄のある一文である。とても他人事とは思えない・・・
「人間というものは、心の中に絶えず「毒」が生成されていて、それを言葉や態度に載せて外に逃がさぬことには生きていけない厄介な存在」という指摘は、なるほど・・・と思う。
いわゆるノイローゼ。心のモヤモヤを外に向かって排出できる人は罹らないし、内にこもる人はなりやすい。だから自分を守る為に毒を外に出す・・・?
そう考えると、「毒の「大排出源」は男性の中高年世代」の原因は何だろう?
家の中では、カミさんの毒消しに追われ、会社では上司の毒消しに追われる。よって、自分の毒は、無料でかつ安心して毒を受け取ってくれる、店員さんやコールセンターに向かう、ということになる。
でもその相手はたまったものではない。

そもそもこれは“お客さまは神さま”から来ているのかも知れない。周知のように、これは日本だけの文化らしい。欧米に行くと、“売ってやる”が基本的なスタンス。これは単なる役割分担の考え方から来ているのだろう。
これを見直そうという機運になっているのは、ヤマト運輸の最近の改善にも見て取れる。

昔、現役の時、電力会社に納めたシステムでトラブルと、その説明と謝罪が大変だった。それでいつも「オレだって電気料金を払っている立場からすると、電力のお客だ!」と毒づいたもの。でも同僚から「お客のところで、それを言ってみたら?」と茶化され、「言えるワケないだろう」と・・・

上の指摘、自分にも心当たりが無い訳でもないので、心することにしよう。しかし、自分のはけ口をどこに求めるか?
何せ、「人間というものは、心の中に絶えず「毒」が生成されていて、それを言葉や態度に載せて外に逃がさぬことには生きていけない厄介な存在」なので・・・

171205gatagata <付録>「ボケて(bokete)」より

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2017年12月 3日 (日)

トイレ行列で「お先にどうぞ」~後の人から「勝手に譲るな!」

YAHOO!のサイトを覗いていたら、「Yahoo!ニュース」の「アクセスランキング(国内)」の1位がこんな記事だった。
トイレ行列で「泣きそうな」女児に「お先にどうぞ」 後の人から「勝手に譲るな!」
 公共のトイレに長い行列ができていた。そこに泣きそうな女児を連れた母親がやってきて絶望的な顔をしたため列の先頭に居た自分が譲ったところ、「後ろの人のことも考えろ!」と怒られた。そんなツイートがネット上で賛否両論の大議論になっている。
 トイレを譲った人に対し「かっこいい!」「こんな大人でありたい!」という大絶賛のなか、「勝手に割り込ませるのはどうなのか?」「大人だって漏れそうなピンチはある」といった反発が起きている。

■「優しさの連鎖。素敵ですね」「かっこよすぎますよ!」
 話題のツイートは2017年11月30日に投稿されたもので、あらましはこんな具合だ。公共のトイレに長い行列ができ、自分が先頭に居た時に泣きそうな女児を連れた母親がやってきて絶望的な課顔をしたため「お先にどうぞ」と譲ってあげたところ、後ろ3番目くらいに並んでいた女性から、
171203toire   「勝手に譲るな、後ろの人のことも考えろ」
と怒られた。それで自分はそこを離れ列の一番後ろに並び直すことにした。怒った女性の順番は変わらない、と考えたためだ。すると、自分の後ろにいた2人も並び直したため怒った女性が列の先頭になり、ブツブツ言いながらトイレの個室に入って行った。自分も子連れの時に譲ってもらったことがあるし、子供の頃に間に合わずにお漏らしをして母親を困らせたことがある。もちろん大人でも切羽詰った状態の時もあり、自分の言動で怒った女性に恥をかかせてしまったのかもしれないが、
  「自分が逆の立場だったら、って常に考えてると損することも多いけど、思いやりをもって生きてる方が自分が気持ちいいですよね」
と結んだ。
 これに対し絶賛の声があがり、
  「優しさの連鎖。素敵ですね」
  「素敵。子供連れてのあのショック度ったらね。かっこよすぎますよ!」
  「私も子供小さい時は譲ってもらった事あるし、譲った事もある。 理屈とかじゃなくて切羽詰まった小さい女の子をどうにか助けたいって普通は思うんじゃないかなあ」
などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれたが、
  「勝手に割り込ますのは美談でもなんでもないわ!」
などといった反発が結構多く出て大論争に発展している。
それが善意でも他人に強要する免罪符にはならない
 批判的意見としては、
  「とりあえず後ろには確認しろよ。並んでる立場だったら文句は言わないけど、イラっとはくるわ」
  「女の子に譲るのは自分の中の善意であって、それが善意だからと言って後ろに並んでいる人にまで強要できる免罪符にはならない」
  「お腹の手術してからおトイレ我慢出来なくなった。順番は守るけど小さい子に譲る余裕はない。本当にごめんね」
などといった意見が掲示板に書き込まれた。そして、
  「子供に譲るのは間違ってないけど、譲ったのなら最初から譲った本人は後ろに並ぶべき」
  「どっちの気持ちもわかるから、どちらかが悪いとか言えない」
といった感想も書き込まれている。」(
2017/12/03 J-CASTニュースここより)

誰でも、公衆トイレでは色々な体験があり、この光景も目に浮かぶのでは?
このケースの場合、やはり譲る時は、後の人に「譲ってあげて良いですか?」と声を掛けるか、自分が一番後に並び直すのが良いのだろう。

自分も現役時代、電車に乗るとお腹の具合が悪くなることが多かった。今で言う過敏性大腸症候群だったのかも知れない。だから電車は苦手だった。
今でも思い出すのが、現役時代に、ある顧客の所に行く為に、電車に乗ったところ、ある乗換駅でお腹がヤバイ。直ぐにトイレに駆け込んだが、通勤時間帯のために、数人が並んでいる。でも我慢出来ない。並んでいる人を無視して、個室をドンドン。並んでいる人のことまで考えられない。すると一つ個室が空いた。先頭の人に「良いですか?」と聞いて、うなずくのを見るや個室に飛び込み、間に合った。後の人の事を考え、直ぐに個室を出たが、先頭の人は居なかった。お礼に千円札でも渡そうかと思っていたが・・・
この時、もし間に合っていなかったら、スーツを汚し、そのままでは駅での同僚との待ち合わせにも間に合わず、相手の会社にも行けなかった。今考えても、ゾッとする経験。

電車の中でお腹の具合が悪くなったとき、“その後”の事を考えると、恥も外聞もなく対処するしかない。いまだに覚えているのが、新橋駅での出来事。ある朝の通勤時間帯に、新橋駅の階段下のトイレに行くと、中年のサラリーマンが、個室の前で、新聞紙を敷いて、そこにズボンを下ろして下痢っていた。公衆の面前で、いくら個室が空かないと言っても・・・と、その時は思ったが、その後、これはサラリーマンの鏡だと思うようになった。
この人も、そのピンチさえ乗り越えられれば、何事も無かったように、その後の仕事が出来る。しかし、もしスーツを汚していたら、その後の対処は大変な事になる。ズボンの処置、会社への連絡、その他諸々。つまりサラリーマンは絶対にスーツを汚(漏ら)してはならない。

それで自分は、前に譲って貰った体験から、その後は“それ風”の人には譲るようにしている。つまり、自分の後に並んでいる人の様子が変だったら「お先に入りますか?」と声を掛けるようにしている。
しかし困るのが、並んでいないので、個室で“ゆっくり”していたら、個室を出たら並んでいた、という場合。別に人に迷惑を掛ける気が無いので、さっさと出ればよいだけのことだが・・・・。よって、男の場合、並んでいなくても、緊急事態の場合は、ドアをトントン叩く。自分が入っている場合は、急ぐ人が居ることが分かって直ぐに出るし、逆の場合も「用が済んでいたらスマホなどいじってないで早く出てくれ」の合図になる。

何事も、そして幾ら知らない人との間でも、優しさと品位を持って行動したいものである。(自分が持ち合わせていないだけに・・・トホホ)

171203toir <付録>「ボケて(bokete)」より

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