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2017年11月21日 (火)

横綱審議委員が貴乃花親方を「懲らしめないと駄目だ」

相変わらずテレビからの話で恐縮だが、今朝(2017/11/21)のTV朝日の「モーニングショー」で、横綱・日馬富士の暴力問題について、こんな話が出て来た。

横綱審議委員が貴乃花親方を痛烈批判「懲らしめないと駄目だ」
「懲らしめないとダメだ」
   横綱審議委員会の委員の1人からこんな発言が出て来た。「己の目的のために横綱という宝を利用するのはいかんよな」と痛烈に批判した。報道陣が念のため「貴乃花のこと?」171121sumou と聞くと、「貴乃花だよ」と当然のように答えた。さらに、「彼は今の協会が悪くて、現理事を一掃するのが正義だと信じている。騒動を利用して理事長になろうとしているのでは」と述べた。
   横綱審議委員は「横審」と呼ばれ9人で構成され、不祥事が起きると意見を申し入れるなど、「相撲のご意見番」といわれる。この発言について、ゲストの東京相撲クラブ会友の大隅潔さんは「よくそこまで言ったと思う。的ははずれていない」と述べた。

協会評議員・池坊保子議長「こっちに相談してればなんとかなったのに」
   きのう20日(2017年11月)には、東京・両国国技館で評議員会も開かれたが、ここでも池坊保子議長が「巡業部長(貴乃花)は何かあったときは、上司、理事長に報告する義務があります。速やかに報告しておれば、理事長も対応のしようがあったのではと残念です」と苦情を呈した。
   これについて大隅さんは、「相撲協会では物事が多数決で決まるので、貴乃花グループは1票か2票しかないので、警察に先に被害届を出し、証拠固めをしたのだと思う」と解説した。
   貴乃花は沈黙を続け、姿をみせてもサングラス姿で表情を隠している。ただ、17日に報道陣に「警察にもう任せるということですか」と聞かれたときに、「そう、そう」と小声で答えただけだった。双方とも事の真相が明らかになるのは都合が悪いということなのだろう。」(
ここより)

貴乃花親方が無言を貫いているので、事態は憶測の域を出ない。自分も、これだけ世間が騒いでいるので、貴乃花が口を開けば良いのに、とも思っていた。
しかし、「懲らしめないとダメだ」という発言まで出たとなると、貴乃花が無言でいることの意味が分かるような気がしてきた。

昔のこんな話を思い出す。現役だった時、自分が管理職になったときに、泊まり込みで、管理職教育という集合教育があった。その時に、当時就任したばかりの新工場長が、講話に来た。その時の話を今でも覚えている。
「今後管理職として、“自分は聞いていない”という発言は許さない。それは、報告する人が、報告する相手に対し、報告する意味が無いと判断しているからだ。部下が“報告して良かった”と思わない限り、幾ら命令しても報告しない。部下が進んで報告するような管理職になれ・・・」と。
この戒めは、いまだに覚えている。(当の本人は全く覚えていないというが・・・)
これは本当だ。例えば、親が子供からの相談に、怒ってばかりでは、子供は親に相談しない。ただ叱られるのが分かっているから。生徒が教師に相談しないのも同じ。教師が親身になって相談にのってくれない教師の下には、誰も相談に行かない。
ビジネスでもそうだ。幾ら上司に報告する義務があっても、ただ叱責されるだけなら、部下は不都合なことは隠そうとする。どんな世界も同じである。

上に記事で、「池坊保子議長が「巡業部長(貴乃花)は何かあったときは、上司、理事長に報告する義務があります。速やかに報告しておれば、理事長も対応のしようがあったのではと残念です」と苦情を呈した。」とあるが、これはまさに自分のことを棚に挙げて・・・という話。自分が相談相手にされていない、という視点が抜け落ちている。
なぜ相談してくれなかったか?と言う前に、理事長がなぜ“相手にされなかったか”を自省するべきかも・・・。

今行われている国会での大切な議論が、こんなつまらない暴力話でかき消されて、マスコミにも苦言を呈したいところだが、周囲が叩けば叩くほど、一人で協会全体を相手に戦っている貴乃花親方を応援したい気になってくる。

171121sio <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00000034-sph-spo
この記事を見ても、やっぱり協会に強い不信感があるようで・・・

最近は横綱勢がガタガタですね。
日馬富士はご存知の通りの暴行問題、鶴竜は連続休場で進退窮まる、稀勢の里はまた途中休場。
稀勢の里は明らかに稽古不足と相撲勘が無くなっていますね。
もう一度土俵に上がりたいのなら、思い切って2場所休むとかしないと。
そして、稽古を十分にやらないと。
盤石なのは白鵬だけのようです。
ただ、11日目の取組後のあの態度は、ねぇ・・・

【エムズの片割れより】
稀勢の里は、やる気が見えないので、もうおしまいかも・・・
昨日の白鵬は、まさに“おごり”のかたまり。自分ひとりで、相撲界を背負っているという勘違いが為せる業?
ボロボロの相撲界ですね。

投稿: マッノ | 2017年11月23日 (木) 11:00

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