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2017年7月14日 (金)

4K液晶テレビREGZA「50Z810X」の画像に感動した

この1週間、4K液晶テレビに凝っている。
先日、意を決して、自室のテレビを最新の4K液晶テレビ“REGZA「50Z810X」”に交換した。この画像が素晴らしい。テレビの絵に感動したのは初めて。Youtubeで見る4Kオリジナルの画像は、まさに量販店で流れている画面と同じ!
そうなると、全ての番組を出来るだけ高画質で見たくなる。どうすれば、自分の環境で良い画質で番組を見ることが出来るか・・・

自分なりに分かったことは・・・
1)REGZAにつないだUSB-HDDでの録画や、タイムシフト録画の番組は、生放送と同じ高画質。
2)REGZAで唯一対応出来ないBSのタイムシフト録画だけ、外部のレコーダーで録画し、それをLAN経由のDLNA再生で見る。(REGZAの場合、「録画リスト」→「青ボタン(ハードディスク選択(機器選択)」、または「クラウドメニュー」→「ツール」→「メディアプレヤー動画」)
3)BD再生は、同じメーカー(東芝)のレコーダーで、HDMI接続で見る。

自分は生放送ではあまり見ず、ほとんどは録画またはタイムシフトで番組を見ている。それで活躍しているのが、昨年買ったPanaの「DMR-BRX7020」というレコーダー(ここ)。

このレコーダーを中心に考えると、テレビ側は、レコーダーとHDMIでつないだ、単なるディスプレーで良い。つまりチューナーは不要となる。
それで候補に挙がったのがLGの有機ELテレビ。55型でも20万円ちょっとで手に届く範囲。しかし、量販店で見る画像は、あまり印象が良くない。原理的には、確かに液晶よりも良いはずだが・・・
結局、自分には、やはりメーカーが“味付け”をした、液晶テレビが合っていると判断。

それで4K液晶テレビの市場を眺めてみると、価格コムの「クチコミ」が最も多いのが、REGZA。
そもそも、自分は「評判が良い物」をまず選択肢に挙げる。その評判を、自分は「クチコミ」が多いもの、と勝手に定義する。
すると、今日現在、REGZA「Z20X」シリーズ(15年11月発売)がクチコミ数3069件。2位が同じくREGZAの「Z700X」シリーズ(16年4月発売)の2199件。3位がSONYの「X9300C」シリーズの1489件。以下、4位REGZA、5位SONY、6位REGZA、7位REGZA&SONY、9位SONY、10位Pana・・・
つまり、価格コムのサイトで、“議論”されているメーカー(ブランド)は東芝が5機種、SONYが4機種、Panaが1機種だった。よって必然的にREGZAに目が向く。
量販店で見比べると、どれも派手なギラギラした画像で、それほど差はない。でもやはりREGZAの油絵のような深みがある絵作りが自分の好み。それに比べると、今、自室で見ているテレビは、霧の向こうの絵を見ているようだ。そして、自分が一番気にする暗い部分の階調。ガンマ補正を幾ら調整しても、今のテレビは黒が潰れ判別が出来なくなる。それに対し、新しいREGZAは、暗い背広の生地もハッキリと見える。これはすごい・・・

それで、自分は最初から「最高機種」を選ぶつもりだったので、機種はREGZAの「Z20X」か、新型の「Z810X」のどちらかと言うことになる。
議論の数から言うと、REGZAの「Z20X」シリーズは、名機なのだろう。しかしもう2年も前の発売で、市場にほとんど製品が無い。それで選んだのが「50Z810X」というわけ。
メーカーに言わせると「「地デジビューティPRO」と「美肌リアライザー」を“新たに”搭載した」という。
確かに、人間の肌の色がリアル。女性アナウンサーの額を見ると、化粧をしている部分と、額の上の髪の毛の生え際の化粧の無い部分の区別がハッキリと分かる。
人間の顔を見るとき、肌の色は「こんな色だろう」という思い込みがあるので、つい気になる。それ以外の色は、別に思い込みは無いので、気にならない。着眼点は良い。結果も良い。

REGZAには、外部USB-HDDをつないで、録画やタイムシフトが出来るが、当初のもくろみ通り、単にHDMI接続のディスプレーとして使うか、それともREGZAの持っている機能をフルに使うか・・・。つまり、今持っているPanaのチャンネル録画レコーダーとの関係をどう考えるか?である。
REGZAの絵が素晴らしいので、テレビ側の絵作りの機能はそのまま使いたい。それを活かすためのPanaのレコーダーのつなぎ方は・・・??

結局、行き着いた先は、
・録画はタイムシフトを含めてDRモードが大前提。少しでも長時間モードで録画すると、それだけで画質は破綻。
・REGZAにつないだ外部USB-HDDで録画した再生画像は、生放送と同じく高画質。
・Pana(外部)のレコーダーで幾らDR録画をしても、HDMI接続だと画質は低下する。
・Panaのレコーダーでの録画を高画質で見るためには、LAN経由のDLNA再生で見る。

REGZAの高画質回路は、あくまでも地デジの生放送にチューニングされており、レコーダーからの入力(HDMI)は、“東芝製”レコーダーの“BD再生”にチューニングされているという。
よって、REGZAの高画質エンジンを最大限活かすためには、アップコンバート前の映像信号を直接REGZAに入力することが必須であるとのこと。
では、それにはどうすれば良いか・・・

そこで出てくるのがオリジナルの「TS信号」。(こ)にこう解説がある。
「トランスポートストリーム(Transport Stream:以後、TS)とは、MPEG-2のデータを格納あるいは送受信するためのデータ形式の一つで、映像、音声、静止画、文字など様々な多重信号形式の1つで、デジタル放送の多重化信号として採用されて、同時に1つ以上のプログラムを、エラーが発生しうる環境で取り扱う放送や通信で用いることを想定した形式である。日本の地上/BSデジタル放送をはじめとして、世界各国のデジタル放送規格の多くで採用されている。D-VHSやMiniDVテープにHDTVビデオ映像を記録するHDV規格や次世代DVD規格でもあるBlu-ray DiscやHD DVD、ハイビジョンテレビ放送を録画するレコーダーなどにも採用されている。
TSの大きな特徴は、映像や音声、データなどの個別のストリームを、アプリケーションや伝送路の種類によらずに共通の信号形式で扱い、1つのストリームとして伝送できるという点である。」

つまり、オリジナルのTS信号をレコーダーから取り出すためには、LAN経由で信号を貰うしかない。HDMI信号は、レコーダー側で色々と細工されてしまい、テレビ側で自由に動けない可能性がある。(ただし「LAN経由のDLNA再生ではTS信号が送られて来る」と書いた記事は見つからなかった。)

それにしても、画質の差は歴然。HDMI信号の再生に比べ、DLNA再生はしっとり感が全く違う。自分はよく字幕を使うが、HDMIからのギザギザ文字に比べ、LAN経由だとテレビ側の解像度の高い文字が現れる。
DLNA再生は確かに使い方としては不便。いったん停止させてしまうと、途中からの再生が出来ないので、最初からやり直しとなる。

ここ数日、Panaのレコーダーの録画番組をLAN経由のDLNA再生で見ているが、REGZAのレスポンスが良いため、それほどストレスは感じない。映画などは、何かあっても「一旦停止」ボタンを使用することで、それほど不便さはない。
しかし「早見早聞」モードの音声は、Panaの方が聞き易い。REGZAは1.5倍であり、Panaの1.3倍より不利なことは確かだが・・・。
自分は時間節約のため、早聞きモードを多用しているが、SONYのウォークマンの早聞きモードは素晴らしい。自分はラジオ再生でいつも「NW-A17」を使っているが、2倍再生でも充分に聞ける。早聞き技術は、SONYに一日の長があるようだ(ここ)。

将来、REGZAテレビにタイムシフト用のBSチューナーが内蔵されるようになるかどうかは分からないが、もしそれが内蔵されると、天下無敵。世のレコーダーは単なるBDプレヤーで良い事になる。

この買い換えに味を占め(画像の良さにビックリして!)、居間にある50型テレビも、一回り大きい「58Z810X」に買い換えようと、目下画策中である(済み)。
4Kと言っても、地デジの2Kの画像を単に補間しただけのまがい物ではないか・・・と思っていたが、どうしてどうして、その画質の差はあまりに大きかった。
自分も現役時代に、画像処理(画像圧縮=CODEC)の勉強を色々したこともあったが、時代の進歩はスゴイ!

1707144k 加えて、来年(2018年)12月1日スタート予定という4K放送が今から楽しみである(ここ)。
4K放送用のチューナーが発売になったら、直ぐに買うぞ~~。
4K液晶テレビを買った感想ではある。

なお本機の最大(&唯一?)の欠点は、発熱が多いこと。これは画質改善とタイムシフト等の多機能のため、内部のCPUが高速で動いているので、スーパーコンピューターのように、たくさんの電力が必要なのだろう。
同じREGZAの50型で比較すると、「50M510X」が消費電力148W(年間消費電力94kWh/年)に対して、「50Z810X」は348W(181kWh/年)であり、2倍以上。
よって部屋のエアコンの再設定は必要(かなり部屋が暑くなる)。まあ冬は暖房になって良いが・・・!?

(2017/07/16追)
地デジ及びBSの、生放送とPanaのレコーダーからの信号情報(各右下部)を覗いてみた。
<地デジ>(REGZAの生放送)(レコーダーのLAN経由)
170714tidejiregzanama 170714tidejirecorderlan

(レコーダーHDMIの生放送)(レコーダーHDMIの録画画像)
170714tidejirecordernama 170714tidejirecorderhdd

<BS>(REGZAの生放送)(レコーダーのLAN経由)
170714bsregzanama 170714bsrecorderlan

(レコーダーHDMIの生放送)(レコーダーHDMIの録画画像)
170714bsrecordernama 170714bsrecorderhdd

(BDの再生)(DVDの再生)~HDMI接続
170714bd 170714dvd

<REGZAにつないだUSB-HDの信号>
(通常録画HDD)(タイムシフトHDD)
170714regzahdd 170714regzatime

以上から分かるように、
・REGZAの生放送と、REGZAにつないだUSB-HDD、及びレコーダー(Pana「MDR-BRX7020」)からの“LAN映像”は全く同じなので、REGZAの画質改善回路が働く。(地デジの入力は1440×1080i)
・レコーダーからのHDMI信号は、地デジもBSも、そしてBDやDVDの再生も全て「1920×1080P」に変換されてしまうので、REGZAの画質改善回路100%の機能は期待出来ない。
(なお、レコーダーの設定は「デフォルト」=「HDMI設定」で「水平解像度」は「オート」、「24P出力」は「切」)
よって、REGZAの性能をフルに活かす為には、レコーダーからの入力は、メーカーの言う通りに「TS信号をREGZAに入力」するために、再生はHDMI再生ではなく、LAN経由のDLNA再生が必須である。

========================
(参考)<メーカーとのQ&A>
ここより)

Q:「Z20X」と「Z810X」では、どちらがお薦め?

A:新型のZ810Xシリーズでは「地デジビューティPRO」と「美肌リアライザー」を新たに搭載し、自然な肌の質感とノイズの少ないクリアな地デジ高画質をお楽しみいただけます。

Q:REGZAのUSB-HDDに録画した番組を見るのと、外部レコーダーからHDMI端子で入力した番組を見るのとで、画質に違いはあるか?

A:USB-HDDに録画した番組は、TS(ストリーム)信号によるDR記録になりますので、無劣化で記録されます。したがって、生放送と同じ画質でご覧いただけます。
一方、外部レコーダーからのHDMI入力した番組は、仮にレコーダーでDR記録したとしても、レコーダー側のMPEG2デコーダーでの処理、HDMIでの転送のための信号変換により、画質に差が生じます。
また、地デジの生放送やUSB-HDDに録画した番組を再生する時は、TV側の映像信号処理の画質パラメータを地デジに最適になるように設定しています。(モスキートノイズの抑制など)
一方、外部入力の場合にはBD再生に最適になるような画質パラメータが設定されているため、モスキートノイズなどは見えやすくなります。
したがいまして、録画した地デジ番組をご覧いただく場合は、TVに接続したUSB-HDDをお使いいただくことをおすすめいたします。

Q:レコーダー側でアップコンバート(4K 60P等)され、HDMI端子で入力された信号は、REGZA側では、アップコンバート以外の画質改善が行われるのか?

A:4K-60Pの映像として、アップコンバート以外の画質補正が行われます。
ただし、4K-60P映像入力時は、画質補正機能は一部制約を受ける(例えば、三次元ノイズリダクションは、フルHDは5フレーム処理のところが4Kでは3フレームで処理など)ので、アップコンバート前の映像を直接レグザに入力されることをお勧めします。

Q:レコーダーに「24P/30P変換出力」設定がある場合(DIGAの場合)、「切/24P/30P」を「切」にしておけば、生放送と同じようにREGZA側できれいな4K画面にしてくれる、との認識で良いか?

A:その理解で問題ありませんが、レグザの画質設計時に東芝ブルーレイレコーダーを接続して画質設計を行いますので、レコーダーを接続される場合は東芝ブルーレイレコーダーを接続することをお勧めします。

Q:USB-HDDの選択肢は、①TSB「純正」②HDDメーカーの「Z810X」での「確認済み」、は承知しているが、第三選択肢(自己責任)として、「Z20X」や「Z700X」での実績機を選んで問題ないか?

A:東芝純正のHDDをお選びいただくと、Z810Xとの相性は問題ありません。

(2017/09/01追)~50Z810Xの分解・修理
録画再生不良につき、50Z810Xのメイン基板を交換。その時の写真。
(1枚目はテレビの下側から、2/3枚目は上部から撮影。交換しているメイン基板に、録画機能が入っている。その下部の、黒いカバーの下の基板がタイムシフト専用の基板。中央が電源部。メイン基板の反対側の青い基板は、バックライト関係。
構造は、前モデルのZ20Xとほとんど同じ。メイン基板は約2万円。Z20Xのメイン基板は4~5万円するという。液晶パネルは10万円以上するらしい。)

170714ura1 170714ura2 170714ura3_2 17071450z810x

(関連記事)
REGZAにつなぐUSB-HDDと「タイムシフトリンク」 
スカパー!プレミアム4Kアンテナを取り付けた話

20170713175723300 <付録>「ぼうごなつこのページ」(ここ)より


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コメント

そこは有機EL「X910」シリーズのほうを買わないと!(オイ
でも(最小でも)55型では大き過ぎますかね?

【エムズの片割れより】
REGZAの有機ELは、最高なのですが、何せお金が・・・・
しかし、4Kテレビは、幾ら大きくてもまったくOKですね。X910の55型でも全く問題なし。
そもそも今回の自室のテレビも、50型ではなくて58型でも良かった位。
4KTVは、スペースの許す限り、できるだけ大きいのを選んだ方が良いですね。

投稿: マッノ | 2017年7月15日 (土) 11:02

すごく役に立つものでしたありがとうございます。

【エムズの片割れより】
それはそれは・・・

投稿: リサイクルプロショップ | 2017年7月16日 (日) 23:28

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