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2017年4月18日 (火)

「世界調査でわかった健康長寿の食べ方上手」~家森幸男氏の講演

だいぶん前だが、NHKラジオ第2で、「文化講演会「世界調査でわかった健康長寿の食べ方上手」~武庫川女子大学国際健康開発研究所所長…家森幸男」(2017/02/19放送)を聞いた。
このお話は今後の参考のために残しておいた方が良いかな・・・と思って、取り上げてみる。

NHKのサイトにはこう解説がある。
文化講演会「世界調査でわかった健康長寿の食べ方上手」
   武庫川女子大学国際健康開発研究所所長…家森幸男

日本人が平均寿命で世界一長寿なのは、先進国の中で心臓死の数がもっとも低いからである。また米食でコレステロールが低く、大豆や魚の摂取が血管を良好に保つことも証明された。しかしこうした食事は塩分過多で、脳卒中などの疾患を起こしやすく、健康寿命は平均寿命より10年短い。それが近年、食事にいくつかの工夫を加えることで健康寿命を延ばせることがわかってきた。その工夫を伝授する。」(
ここより)

講演の最後の部分を聞いてみよう。
<「世界調査でわかった健康長寿の食べ方上手」~家森幸男>

*この番組の全部(60分)をお聞きになる方は、(ここ=ZIP)をクリックしてしばらく待つ。

気になった所をメモしてみる。
「野菜・果物をふんだんに食べる。脂肪の少ない肉も大事。
一日60gの大豆を採ると心臓死が防げる。
大豆のイソフラボンは血管の壁に働いて植物性のエストロジェンとして働いて一酸化窒素を作る。一酸化窒素は血管を拡張し、血液サラサラ効果がある。
要するに、血管の健康のためには大豆と野菜を食べると良い。
世界中を回って分かった。女性のきれいなところは長寿地域が多い。女性がきれいなのは肌の末梢循環がよい。肌に潤いがある。肌に潤いがあれば、脳や心臓や腎臓の臓器の末梢循環が良い。だから臓器が元気。臓器が元気ならば長寿につながる。そういう理屈。

肝臓は、動脈硬化を起こす悪玉コレステロールを処理する受け口。これを作らせるのが女性ホルモン。女性ホルモンの代わりが大豆のイソフラボン。だから大豆を食べると悪玉コレステロールが減って動脈硬化が減って心臓死が少なくなる。

次に乳がん。がん細胞の中にエストロジェンを入れると増殖する。そこにイソフラボンを入れると増殖しない。だから大豆は乳がんの予防になる。どれだけ採ったらよいか。イソフラボンにして60~70mg。納豆1.5パック食べれば良い。
前立腺がんも同じく納豆1.5パックの弱い女性ホルモンの作用で、増殖が抑えられる。
他にも骨の健康にも良い。

魚のタウリンは、肥満度が低い、血圧も低い、コレステロールも低いことが分かった。魚を多く採っている人は、心臓死が少ない。どれだけ食べたらよいか? 一切れの魚、80~100gの魚を食べればよい。

世界の人を、大豆と魚を採っている順にそれぞれ5グループ、全部で25のグループに分けたところ、両方とも一番少ないグループには日本人はゼロ。逆に両方とも一番多く採っている1/25のグループに、何と日本人は90%。日本食の特色は大豆や魚を食べていると言うこと。

日本人は大豆や魚をたくさん食べる⇒心筋梗塞が少ない⇒世界一寿命が長い

健康寿命を延ばすには?
マサイ族には高血圧はいない。2.5g。当時塩分を採っていなかった。
塩分の量で脳卒中の死亡率が確実に上がる。7g(今の日本人は平均11g)を目標に塩分を下げれば、脳卒中は起こらなくて済む。

大豆、野菜、魚、海草、乳製品を多く採っている人たちは、脳血管性の認知症を55%減らすことが出来る。アルツハイマー型の35%減らすことが出来る。
ヨーグルトは免疫力を上げる効果がある。

健康寿命を短くする原因は寝たきり。その原因は脳卒中や骨折。そして元気にしている人もインフルエンザになって肺炎になって亡くなる。肺炎は脳卒中を超えて死因の第3位。
原因は、脳卒中は食塩の過剰、骨折はカルシウム不足、インフルエンザは免疫力の低下。
まとめとして、何を食べたらよいか?「まごはやさしいよ」と覚える。
まめ、ごま、海草、野菜、魚、椎茸、いも+ヨーグルト。
これで10年伸びる。健康寿命、プラス10(テン)!」

こんな話を聞いているうちに、前に書いたこんな話を思い出した(ここ)。
カミさんの友人のある奥さんの話。
「自分はコレステロールが高いが、薬を飲むことにした。食事制限をすると、あれもダメこれもダメ、で何もかもおいしくない。それだったら、薬を飲んででも、おいしい物を食べたいじゃない!?」
節制と自分の体質に関する考え方・・・。そして薬に対する考え方・・・

タバコを吸う人が「好きなタバコを止めるくらいなら、少しばかり寿命が短くなってもOK」と豪語するが、いざ医師からタバコに関係する病名を告げられると、即禁煙する。という話をよく聞く。
結局、病気の怖さは、何よりも大きいという事。

さて、我が家の食事は、意外とこれに合っているかも・・・。カミさんが結構ウルサイので・・・
自分はあまり意識していないが、毎朝ヨーグルトは食べさせられている。納豆も、自分はいまひとつだが、カミさんは大好物で毎日食べている。ゴマもよく食べている。
カミさんの食生活はまさに模範的。しかし、日々の体調は万全とは言えない。老化が原因なのは分かっているが、いつも不調を訴えている。
一方自分は、まあまあの体調・・・。メイ子も、何とか現役を保っている。
塩分控えめはツライが、それでも病院での長患いは避けたいもの。
だから、この模範的な食生活に近付けられるよう、“ちょっとずつ”でも心がけたいものだ。

170418roudou <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

家森幸男先生は私が、満州石井部隊で病理学の研究に従事されていた岡本耕造教授の病理学の講義を受けていたときの実験助手で、お世話になりました。懐かしく思いました。
私が何も考えずにしている食事が殆ど本文に合致していました。私は管理者様と同じで「食べたい物を食べる」主義です。家内にも特段何も言いませんが、夫唱婦随か婦唱夫随乎、それとも阿吽の呼吸乎、上述の食材を適当に取っているようです。
健康に注意せず、無農薬野菜ヤサップリメント、健康補助食品など不自然な食品を摂らない超自然食が良いようです。年に一回住民検診を受ければ如何にか天命を享受出来そうです。

投稿: 今井 龍弥 イマイ タツヤ  | 2017年9月 1日 (金) 20:04

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