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2017年3月14日 (火)

昔の切手をヤフオクで処分した話

自分が切手ブームに巻き込まれたのは昭和32年11月のこと(ここ)。それは「切手趣味週間」の「まりつき」という切手を良く覚えているから・・・。その発売が昭和3年11月1日なのだ。それから「小河内ダム」「関門トンネル」、そして「アジア大会」の絵柄も良く覚えている。
しかし同じ昭和32年の3月に発売になった「国際連合加盟」は手に入らず、憧れであった。

自分以上に切手に夢中になっていたのが、兄貴。3歳年上の兄貴は、切手収集に凝りに凝った。その兄貴から、昔収集した切手の処分を頼まれた。個別切手(1枚ずつ)のストックブックが2冊、シートのストックブックが4冊。
170314kitte3 そしてシートから兄貴の切手収集の歴史が見えてくる。個別の切手の収集は上の昭和32年からだが、お小遣いでシートを買い出したのは、「第13回国民体育大会」(昭和33(1958)年10月19日発売)から。そして最後が、「太平洋学術会議」(昭和41(1966)年8月22日発売)だった。つまりシートの収集は、中学2年の秋から、大学4年の夏までだった事が分かった。

さて、膨大な切手をどう処分するか・・・。Netでググってみると、兄貴は「苦労して集めたので、大変な価値がある」と思っていたが、現実は冷たい。つまり、ブームが去った今は、切手は手紙に貼って使う価値はあるが、それ以上の価値を認めてくれる人は非常に少ない、ということ。つまり、趣味で切手収集をしている人口は非常に少ないということ。兄貴は、欲しいという子ども(孫)が居れば、上げたいというが、今の子どもは誰も見向きもしない。それで、結局は処分。つまり、お金に換えようかと・・・

170314kitte1 その処分については、(ここ)が分かり易かった。つまり最も使い易いヤフオク(ネットオークション)での処分についての解説である。それによると、やはり切手収集家以外で処分すると、額面の75%程度が上限らしい。それで自分だが、街の買取業者に持って行くことは最初から諦めた。たたかれて、額面の半分にもならないかも知れないので・・・

170314kitte2 まず、超有名な「月と雁」「見返り美人」からヤフオクに出してみた。案の定、8円の切手だが、1300円ほどで売れた。それを除くと、高値で売れるものはない。
それで、ここ数日、シートを頑張って出品した。すると、結構落札されている。ここ数日、それらの出荷(発送)で大忙し・・・
一通り、シートの出品が終わったので、整理してみた。すると、売れた切手が46種(回)。額面の総額が27,967円で、売れた額が42,960円だった。その率、154%。この中には、上の特異な2種と、大量な約1万4千円分の「お年玉当選切手」があったので、それを除くと、額面が13,330円で、売値合計が24,960円だった。つまり187%。
これは、先の75%に比べて、好成績では?
そして、まだ出品中が90項目程度あるので、10万円を目指そうか・・・

だいぶん、ヤフオクに出品する時のコツが分かってきた。上のサイトにも詳しいが、自分はこうした・・・。
1)写真は、スキャナーで表と裏を撮る。そしてデジカメで、裏面の写真を、なるべく電灯の光を反射してピカピカ光っているところを撮る。
これは収集家は、裏面にちゃんと糊が付いていて、新品同様だという状態を知りたいから。
たまたま兄貴の切手は、昔買った時、そのままストックブックに収納して、それ以降、手を付けていない。よって状態は上々・・・

2)“同梱可能”として出品する
収集家にとって、送料はバカに出来ない。10円切手が20枚(額面200円)のシートを300円で落札しても、それを送るのに、定形外郵便で120円かかる。結局420円の買い物になってしまう。そのムダを省くのは、大量に一緒に買って貰う。つまりは、選択肢を多く。よって、ここ2日で、100数十枚のシートを同時に出品した。すると案の定、3~7件ほど一緒に落札してくれる。それでも、送料は120~140円で済むので、効率が良い。

でも、これで売れても、実際の実入りは少ない。300円で落札して貰っても、ヤフオクに1割程度取られるので、270円。実際に手紙に貼って使うと200円で使えるので、ヤフオクで売った効果は70円にしかならない。出品には、写真を撮ったり、切手の状態を書いたり、手間がかかる。そして何よりも、出荷の手間が結構大変。入金を確認してから、相手の住所を封筒に書き、切手が折れないように、堅いボール紙で厳封し、ポストに・・・・
幾ら100円ショップで買うとしても、使う段ボールや封筒、そしてプリンターのインクまで考えると、もうかった70円など吹っ飛んでしまう!?

まあそれはそれとして、額面が一枚50円の切手は出品せずに、手紙に貼って使う事にした。つまり、ヤフオクの傾向として、50円の10枚シートが良くて600円。つまり、ヤフオクに60円持って行かれるとすると、もうけは40円。それではとてもペイしない。手紙に貼って使うに限る・・・

それともうひと工夫。バラの切手は、とにかく使う。落札者への封筒に、10円切手を12枚ズラリと貼る。郵便局で消印を押すのが大変だろうが、構わずにとにかく貼る。そして使ってしまう。これが一番。
この所、近くの郵便局では評判になっているかも・・・!? ひとつの封筒に切手が10枚以上貼られたものがたくさん発送されているので・・・

ともあれ、売れるのはシートだけ。個別に集めた2冊の切手は、どう処分するか・・・・
一枚ずつ出品するわけにもいかず、さてさて・・・
でも、兄貴が子どもの頃に一生懸命集めたものも、結局額面の総額は、到底10万円に届かない。
子どもの頃に、広かった道が、大人になって行ってみると、その狭いのに驚くことがある。それと同じか・・・。子どもの頃のお金は、大人になって見ると、たった数万円・・・

でも、たくさんの人が自分の出品に応札してくれている。これは、まだ世の中に切手収集を趣味としている人が居る、ということ。
切手の状態は良いので、出来るだけ売ってしまい、残りは手紙に貼るしかない・・・

さてさて自分の手間賃は幾ら貰おうかな? 売値が総額10万円に達したとしても、その換金にかかった時間と手間は、とても10万円では済みそうにない。
つまりは「落札された!」という達成感!?にでも意義を見出さないと、とてもやっていられない作業かも・・・ね。

170314hikure <付録>「ボケて(bokete)」より


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