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2017年2月20日 (月)

お袋のカラオケ「みだれ髪」と「他人船」

先日、jijiroeさんからのコメントで、美空ひばりの「みだれ髪」の話題があった(ここ)。

「みだれ髪」と聞いて、昔、お袋が我が家に来た時に、カラオケで「みだれ髪」を歌ったことを思い出し、その時の録音を見付けて聞いてみた
この録音は、自分のPCのフォルダに入ったまま、消えて行く。しかし、ふと“Netでは消えない”ことを思い出し、この“お袋の歌を残しておく”ために、あえてアップしてしまう事にした。
そして今回、何とかmp3の音源は見つかったが、オリジナルの音源がどこにあるかは、もう分からない。見付かったmp3のファイルには「H03-6-16」というファイル名があった。つまり1991年の録音だ。調べてみると、MDデッキを買ったのが99年12月なので、それ以前はカセットデッキの時代。いや、カセットデッキを買ったのが91年9月らしいので、91年6月はオープンテープの時代。オリジナルが分からない訳だ。オープンテープがどこにあるか、もう分からないし、再生も出来ない。つまり、このmp3の音源は、自分にとっては非常に貴重なのだ。
そんな訳で、非常に個人的なことで申し訳ないが、3年前(2014年1月1日ここ)に亡くなったお袋への供養のために?お袋の「みだれ髪」をアップさせて頂く。

<お袋の「みだれ髪」~1991/6/16録音>

「みだれ髪」
  作詞:星野哲郎
  作曲:船村 徹

髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

すてたお方の しあわせを
祈る女の 性かなし
辛らや 重たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳き網の
舟にのせたい この片情け

春は二重に 巻いた帯
三重に巻いても 余る秋
暗や 涯てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ

この時に、お袋が一緒に歌ったのが「他人船」。これも挙げておきたい。
上の「みだれ髪」の前に歌ったこの歌。1番が終わった時に、その“立派な!”歌に、回りで拍手をした音が入っている。

<お袋の「他人船」~1991/6/16録音>

「他人船」
  作詩・作曲 遠藤 実

別れてくれと 云う前に
死ねよと云ってほしかった
ああこの黒髪の先までが
あなたを愛して いるものを
引き離す 引き離す 他人船

背中を向けた 桟橋で
さよなら云えず 濡らす頬
ああ この指切りの 指までが
あなたを愛して いるものを
引き離す 引き離す 他人船

いつか逢えると それだけを
のぞみにかけて 生きてゆく
ああ この目の下の ホクロさえ
あなたを愛して いるものを
引き離す 引き離す 他人船

今聞いてみると、エコーの効き過ぎ。そして録音がモノラルだ。ステレオのカラオケ原音が、なぜモノの録音で残ったのかは分からない。この録音は、当時持っていたパイオニアの「CLD-K80」というレーザー・カラオケ・プレヤーでミキシングした音源を、多分オープンテープに録ったもの。
聞いてみると、音程はかなり合っている。この時のことはいまだに覚えている。自分の部屋で、「歌ってみたら?」と言ったら、本当に歌った。しかも、当時流行っていた歌を堂々と歌う・・・。老人会で覚えたのかどうかは知らぬが、当時の“ナウい”歌を歌ったのでビックリしたのを覚えている。

この平成3年の6月に我が家に父母が来た時のことも、まだ覚えている。今の家を建てたのが、昭和63年の9月で、その時にも皆で来たが、これはその3年後に来た時のもの。
(土)に来て、夜は一緒に奥多摩の会社の保養所に行った。当時、下の息子は小学校6年生。中学受験の塾があったので、後から電車で追いかけてきて、駅まで迎えに行った。
夜、父母と我々4人家族で、保養所のカラオケルームに行った。我々とお袋は歌ったが、親父は黙って聞いていた。お袋の朗々とした歌声にビックリしたように・・・
この時、親父にも何か歌うように誘ったが、一切歌わなかった。この時に、一曲でも歌っていたら、人生で初めて親父の歌を聞く機会になっていたのだが・・・
帰りは、近い青梅線の駅で降ろしてくれと言って、無人駅におろし、田舎に帰って行った。

計算してみると、当時、親父は75歳、お袋は70歳だった。つまりこのお袋の歌声は、70歳の時のものだった。
改めて感慨に耽ってしまった。つまり、何と今年、自分は70歳になる。お袋と同じ歳の時の声を改めて聞いた・・・・

“口直し”に、オリジナルも聞かなくては・・・・ね。

<美空ひばりの「みだれ髪」>

<三船和子の「他人船」>

ひょんなことから、26年前のお袋の声を聞いた。ほとんど唯一残るお袋の声・・・。
これが供養になって?毎晩の夢によく出てくるお袋が、出なくなるだろうか?
そして、まだ3歳と0歳のうちの孫。いつか、この曾祖母の歌声を聞く機会があるだろうか・・・

170220ohakano <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

エムズの片割れ様
素晴らしい歌声です。
朗々として情感たっぷりで
哀切さが伝わってきました。
あとひと月を待たずして、お彼岸、良い供養をなさいましたね。泉下のお母さま、また
お父様も、女房の歌もまんざらではもなあ」と美声に耳を傾けておられることでしょう。

【エムズの片割れより】
世間様に出すような歌では無いのですが・・・
弟が、この歌を聞いて、感激したそうな・・

投稿: りんご | 2017年2月21日 (火) 09:43

今となりましたは かなわぬこと 羨ましいことでございます。 私にも 電気的な 力量があれば親父お袋の声でも残しておくこともできましたでことでしょう。本当にうらやましい限りです。今度は エムズ様の 歌声を聴けることを 待ち望んでおります。             拝 春

【エムズの片割れより】
録音は幾らでも出来たのですが、両親の声はほとんど残しておりませんでした。親父の声は、自分の結婚式での挨拶の声くらい・・・
昔を振り返ることが多くなったのも、トシのせいでしょうか・・・

投稿: 春 | 2017年2月22日 (水) 11:44

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