« DELL「Vostro 220s」のHDDを更新した話 | トップページ | 「エムズの片割れ」アクセス1000万を達成 »

2017年2月17日 (金)

美空ひばりの「哀愁波止場」~船村徹氏が亡くなった

今日、作曲家の船村徹氏が亡くなったというニュースが流れた。

作曲家の船村徹さん死去 「王将」「矢切の渡し」
 「別れの一本杉」「王将」「矢切の渡し」など多くのヒット曲を生んだ作曲家の船村徹(ふなむら・とおる、本名福田博郎=ふくだ・ひろお)さんが16日、死去した。84歳だった。
170217funamura  32年、栃木県塩谷町生まれ。親友だった作詞家の高野公男さんとコンビで作った「別れの一本杉」(春日八郎)が55年に大ヒット。以来、涙や故郷、別離を歌に込め、大衆の心をつかんできた。
 コロムビア専属時代の代表曲は「東京だョおっ母さん」(島倉千代子)、「王将」(村田英雄)、「矢切の渡し」(ちあきなおみ他)など。78年にフリーになってからも「風雪ながれ旅」(北島三郎)や「兄弟船」(鳥羽一郎)、「みだれ髪」(美空ひばり)などを手がけ、作品は計4千曲を超す。
 門下生も多く、歌手の北島三郎さん、鳥羽一郎さんのほか、作曲家の三木たかしさんらが師事。「演歌巡礼」と銘打ち、自らもギターを抱えて全国を回り、ナイトクラブや刑務所で歌った。日本作曲家協会理事長、日本音楽著作権協会会長などを務め、03年に旭日中綬章を受章。昨年、歌謡界で初めて文化勲章を受章した。」(
2017/02/17付「朝日新聞」ここより)

船村徹は、自分が最も好きな作曲家の一人だった。哀愁を帯びた旋律は、心に響いた。
そんな船村徹を偲んで、こんな歌を聞いてみよう。

<美空ひばりの「哀愁波止場」st>

「哀愁波止場」
  作詞:石本美由起
  作曲:船村 徹

夜の波止場にゃ 誰ァれもいない
霧にブイの灯 泣くばかり
おどま盆ぎり盆ぎり
盆からさきゃ おらんと…
あの人の好きな歌
波がつぶやく淋しさよ

 ああ今夜もブイの灯が
 冷たい私の心のように
 うるんでいる
 あの人のいない港は
 暗い海の波のように淋しいわ
 あの人がいつも唄った歌が
 今夜も私を泣かすのね

三月待っても 逢うのは一夜
恋も悲しい 波止場町
五ッ木崩しは
しんから泣けるよ
思いでの滲む歌
耳に残って離れない

当サイトで、船村作品を幾つ挙げたのか、検索したら、島倉千代子の「哀愁のからまつ林」(ここ)、北島三郎の「風雪ながれ旅」(ここ)、ちあきなおみの「紅とんぼ」(ここ)、森若里子の「女の川」(ここ)、森若里子の「思い川」(ここ)の5曲を取り上げていた。
自分は平尾昌晃に始まって、演歌の猪俣公章や三木たかしなどが好きだった。しかし、皆歳を取っていく・・・。

この、美空ひばりの「哀愁波止場」は、オリジナル盤が1960年、ステレオ再録盤が1991年の発売とある。上の録音はステレオ再録盤だが、オリジナル盤も聞いてみよう。

<美空ひばりの「哀愁波止場」or>

ご多分に漏れず、何となく見てきたNHKの朝ドラ。しかし今の「べっぴんさん」は、あまりに遅いストーリー展開に付いて行けず、見るのを止めてしまった。加えて、この主題歌に付いて行けない。確かに「今の歌」なのだろうが、視聴者はほとんどが老人・・・!? これほどナウい歌でなくても良さそうなものだが・・・・。
そして、自分のような70近い老人が好む歌は、静かに消えて行く・・・
否、こんな所にでも取り上げて、少しでも寿命を永らえたいもの・・・

170217nora <付録>「ボケて(bokete)」より


« DELL「Vostro 220s」のHDDを更新した話 | トップページ | 「エムズの片割れ」アクセス1000万を達成 »

コメント

やっぱり朝ドラの歌、聴きたくない人は居られたのですね。私もこの歌というより声が生々しくて聴くのが嫌です。この声が好きな人には申し訳ないのですが、気持ちが悪い声に聴こえます。音楽の知識がないものですから説明が出来ませんが、朝から聴きたくない声です。昔のアイドル歌手にもこんな声の人いましたね。
ドラマの運びも遅くてどうでもよいことがながすぎますね。出だしは良かったのですが、ダレてしまっています。無理に作っているドラマの典型だと思います。

【エムズの片割れより】
自分と同じく「朝ドラ主題歌への厳しい評価」・・・。自分だけでなくてホットしました!?
NHKは、朝ドラ「べっぴんさん」の視聴者が10~20代の人しか居ないと勘違いしている、としか思えません。ほとんどは、この主題歌を理解出来ない老人がほとんどなのに・・・ね。

投稿: 白萩 | 2017年2月17日 (金) 17:40

船村徹さんは皆さまと同じく私も大好きな作曲家のひとりです。昨年文化勲章を授与された時は我がことのように喜びました。生きている内に頂けて良かったと思います(ノーベル賞も文化勲章ももっと早く与えるべきではないでしょうか)。彼が作曲した名曲に好きな歌は多いのですが、その中でも「別れの一本杉」と「風雪ながれ旅」と「乱れ髪」がとりわけ好きです。「風雪ながれ旅」を初めて聴いたのは1989年頃のバブル末期に、外国人歌謡コンクールで大柄な40代ぐらいの中国人が声量たっぷりにこれを歌って優勝した時です。こんな素晴らしい曲があるのかと驚きました。その時から私のカラオケの愛唱歌の1つになりました。船村徹さんの作った曲はこれからもずっと日本人ばかりでなく外国の人々にも感動を与え歌い続けられるでしょう。
ところで、「べっぴんさん」についてはエムズの片割れさんや白萩さんと同じで毎日は見なくなりました。主題歌もなじめません。メロディの美しさが全然ありませんから。

【エムズの片割れより】
歌謡曲の作曲家が「文化勲章」というのがスゴイですよね。調べてみると、作曲家では山田耕筰と船村徹の2人だけですね。そんな意味では、歌謡曲を「日本の文化」に位置付けさせた存在・・・
「べっぴんさん」は、とうとう今日、我が家の録画リストから外れました。食い下がっていたカミさんも、「とにかく展開が遅い!」って・・・。

投稿: 山下仁平 | 2017年2月19日 (日) 19:45

船村徹さんの演歌には魂がこもっていました。
「別れの一本杉」
「東京だよおっかさん」
「波止場だよおとっつあん」
ちあきなおみの「赤とんぼ」
「夕笛」
「柿の木坂の家」

特に(別れの一本杉、東京だよおっかさん)は聴くたびに涙のスイッチが入ります。

昭和は遠くなりにけりの感です。

投稿: りんご | 2017年2月19日 (日) 22:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« DELL「Vostro 220s」のHDDを更新した話 | トップページ | 「エムズの片割れ」アクセス1000万を達成 »