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2017年1月10日 (火)

11年目の車検を「ユーザー車検代行」で安く済ませた話

わが家の愛車は、H18年登録のヴィッツ(1~1.5tランク)。今年の1月に11年目の車検を迎える。
前回と前々回は、ガソリンスタンドで車検をしたことは前に書いた(ここ)。
実は、今回も同じガソリンスタンドで、格安で済まそうと思ったが“玉砕”した。それで今回は、「ユーザー車検代行」に頼んで、安く(6万8千円)で済んだので、その体験談。

170110syaken 例によって、トヨタから「車検前3ヶ月前無料点検(10項目、2160円相当)」のハガキが、何と3通も届いた。それで車を持って行って点検をお願いしたら、「発煙筒の電池の交換はした方が良いが、車検はこのままで通るだろう」と言われた。そして見積は、14万6千円(法定費用込み)。2年前にトヨタで交換したバッテリーの交換まで入っていて、ガックリ。

トヨタの「このままでも車検は通る」というお墨付きを引っさげて?いつものガソリンスタンドへ。
ここでの大失敗は、対応者が店長だったこと。出て来た見積は、タイヤ、バッテリー交換も入れて、13万8千円(1万円のキャンペーン値引き込み)。「ベターな項目は全て止めたい」と粘るが、「ブレーキ調整(4千円余)だけはやって貰わないと受けられない」とのこと。それでも7万8千円・・・。期待値(前回)よりも8千円高い。ブレーキ調整と、基本料が4千円アップしており、その違い。それで、「検討します・・・」で退散。

このまま頼むのも癪(しゃく)! Netで色々と検索。「ユーザー車検」なるものがある。自分で車検場に行くのだが、体験談を読むと、やはり大変そう。すると今度は「ユーザー車検“代行”」なるものがあった。うん、これなら7万円を切りそう・・・。
今回は、“節約”よりもゲーム感覚。“負けるものか!?” まあ建前は「必ずしも必要ないものを節約」なのだが・・・。

結局見付けたのは、一人でやっている?代行業者。連絡は直ぐに付いた。そして約束の今朝、来てくれた。朝9:10に軽自動車でやってきて、乗ってきた車はわが家の駐車場に。そしてわが家の愛車を乗ってどこかに・・・・
そして2時間後の11:10にピンポーン! 「車検が終わりました。特に問題がなかったので、予定の6万8千円余(法定費用5万4千円+車検費1万4千円)でOKです」。
かくして、”勝った!!”

日向ぼっこをしながら、「ユーザー車検代行」なるものの仕組みなどを聞いたので、参考に記す。
・車検自体はディーラーと変わらない。ディーラーも車検と点検。ディーラーのメインは点検。それでダメな所があったら直して車検する。これはワンセット。
・ユーザー車検の場合は、点検の部分を省いて車検だけ。ユーザー車検となっているがディーラーでも普通の整備工場でも車検は同じ。
・トヨタなどのディーラーは、自分の所の工場で整備をして、検査ラインで検査をして、大丈夫だったら、大丈夫でしたという書類を作って陸運局に持って行く。それをまとめて持って行くので、ステッカーなどが届くまで数日かかる。
・ガソリンスタンドは、車検の出来る整備工場を持っている所と、普通の整備工場だけの所とがある。
170110syaken1 ・車検の整備をするのに、分解検査というのがある。それをするためには資格が必要。その資格を取っていれば、ブレーキのオーバーホールなどの指定部品の修理をすることが出来る。
・ガソリンスタンドも、同じ看板を掲げていても、色々な会社がある。たくさんの店舗を抱えているところは、車検センターがあって、ディーラーと同じ事をしている。
・普通のスタンドは、我々と同じように車検に通るかどうかだけをチェックして、同じように陸運局に持って行って車検を通す。
・車検項目の中に、ヘッドライトの光軸、という項目があり、それは車検用のラインのあるところでないとチェック出来ない。今回の我々も、普通のスタンドも、そこに持って行ってチェックをしてから車検を受ける。この車はチェックして、合格ラインに入っていたので何もしていない。
・ぶっつけ本番で、車検場でNGだったら、それから直す手もあるが、1回の料金で3回までしか再トライ出来ない。3回落ちると、再度料金を払う必要がある。この車では1700円。
・陸運局では、初めて来たと言えば、受検のために新設に教えてくれる。しかし初めてでは、「ハイ、ブレーキを踏んで下さい」と言われても、タイミングが合わなかったりする。
・陸運局での車検の予約は2週間前から前日まで。今日は2番目で10時半から。今日は車検場が空いていたので、車検証が出るまで15分くらいかかった。書類を書く代行もあるが、我々は自分で書く。
・自賠責保険は、自分が損保会社と代理店契約しているので、自分で処理出来る。手続きはオンラインで、直ぐに書類がプリンターから出てくる。
・基本的なチェックは、まず下回りのタイヤ下回りのブーツ。ランプが点くか点かないか。メーターパネル内の警告灯。それは別紙にリストがある。
170110syaken2 ・ディーラーなどがセットで行う24ヶ月点検と車検は基本的に違う。「スパーク・プラグの状態」は距離が来ないと交換しない車が多くなったし、「ディスクパッドの摩耗」や「ライニングの摩耗」は分解整備しないと見えない。しかしこれは車検項目にはない。シェ件項目はブレーキが効くか効かないか。だから24ヶ月点検でこのような消耗品は見て貰っておいた方が、安心は安心。
・この車は6万キロなので、交換する部品は無いでしょうね。たぶん消耗品の交換もしていないでしょう。車によっては、消耗が激しい物もあるが。
・この車も次回の13年になると従量税が上がる。13年で1万円くらい、18年で5000円位上がる。自動車税も上がるかな?
・車検は、年式も何も関係無い。ダメな所が無ければ良い。
・ユーザー車検も、一時に比べると下火にはなっている。今は宣伝の効果で、オートバックスなどが流行っているが、料金はディーラー並みで高い。でもディーラーは高いという意識があるので、ラジオのCMなどで「安くて安心」という宣伝をたくさんしている。スタンドだと、アルバイトの子などが多いので、少し心配。オートバックスなどは分解整備を勧めてくる。分解点検は消耗品のチェック。
・車は乗り方と、どこまで乗るかだが、普通のゲタとして使う分では、壊れたら直す、で良いと思う。今の車は、何かあると乗っていて違和感が出てくる。例えば、ブレーキだったら音が出るとか、液が漏れてきたとか、その時に弁交換。
・ディーラーも修理工場も整備でやることは同じ。でも技量が違う。ディーラーが良いのかというと、一概にそうとも言えない。整備士を見て貰えば分かるが、皆さん20代。ただ台数的にはやっているのでそれなりに信用は出来る。しかし経験値としては少ない。街の修理工場は、30~40代の方がやっているが、値段は言いなりになってしまう。
・どこでやっても、故障の発生は同じ。ディーラーは安心感を買っている。24時間点検でも、実質は1時間半もあれば終わる。整備の仕方も昔に比べると変わった。前は故障する前にブレーキのオーバーホールを4年に1回はやったので、修理代がかかった。動きが悪くなるので、車検の時に事前にやりましょうと。今はディーラーでも、壊れていなければチェックだけ。ムダな整備費が一時問題になったので、今はチェックしてOKだったらやることはない、という考え方。
・ベンツやアウディなどは、ブレーキパッドなどもセンサーが付いているので、基本的に見る所がない。でも整備費は高い。(会社の維持のために?)

<今回の総括>
・前回までは、ガソリンスタンドに頼んだが、代車無料(保険料1千円)でも、スタンドに持って行って、出来上がったら取りに行った。今回は、家に取りに来てくれて、届けてくれるので、手間が全くかからなかった。
・ヘッドライトの光軸調整は、どこに頼んでもちゃんとやるので同じ。
・その他の整備項目は、“ベター”の項目(バッテリー交換など)であって、車検とは関係無い。
・安く車検を“通すだけ”なら、「ユーザー車検代行」も有用。少なくても自分はこれで充分。
・ディーラーだと、ステッカーや車検証が後から送られて来たりして面倒だが、今回は直接車検場に持って行くため、全てが1日で終わる。

前回と同じ事を書く。
「トヨタ車は優秀である。タイヤやバッテリー、オイルなどの消耗品はちゃんと取り替えるが、それ以外は何の整備もしなくても、11年目の車検は“通る”」(予防保全は別)

前にも書いたが、新車を買って、初めてガソリンスタンドに持って行った時(車を受け取って、先ずは給油!)、「オイルが汚れているので取り替えましょう」と言われたことが自分のトラウマになっている。よって、車の整備については、まったく信用していない。
今回の11年目のヴィッツも、6ヶ月、12ヶ月、(24ヶ月)点検は全くしたことはない。ただし、3年目、5年目は、ディーラーに頼んだので、24ヶ月点検はしたのだろう。しかし、7年目と9年目はガソリンスタンドに頼んだ。まあこれも何か点検したのだろう。しかし、今回は、何もしなかった。と言うより、ちゃんと動いていたので、する必要が無かった!?
かくして11年目の車検は、「ユーザー車検代行」で格安で終わった。

さて、もう2年乗って13年目はどうするか・・・。我が家のヴィッツは、ぶつけない限りノントラブル。よって、新車を買う気が起こらない。
先日頑張ってタイヤのローテーションもしたし、まあワイパーのゴムくらい変えてやろうか・・・。トヨタ車は優秀であ~る。

(関連記事)
車検をガソリンスタンドで安く済ませた話 


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コメント

全く同感です。
わたしも"ユーザー車検代行"をつかって車検を済ませています。そもそもこの車検なる制度に疑問を抱いているので極力費用を抑えています。
先日、陸運局を覗いてみたら"ユーザー車検代行"と思わしき人が多いのに驚きました。検査場で引っかかったところだけ直してきて合格するというやり方です。
ということは預かった車をそのまま持ってきて検査を受けているのでしょうね?

検査員も女性がいたりして雰囲気もいいので、この次は自分で挑戦してみようと思っています。

【エムズの片割れより】
「整備しないために事故が発生した」という事例がどの位あるのでしょうね?
整備記録を見ても、ほとんどが「チェック」です。
「今回厳重にチェックして良かったですね。このまま使っていたら、確実に事故が発生していましたよ!」とでも言われたら、マジメに整備する気になるのですが、最近の車は優秀で、壊れない。
テレビを見ていても、中東の戦場で日本の車が堂々と使われている。戦場で半年ごとに「整備」しているとも思えないが・・・
高いお金を整備に使っている人は、日本の車の優秀性を信用していないのかも・・・ね。

投稿: トカチャン | 2017年1月12日 (木) 09:35

現在のような制度が確立したのは1951年のことです。
その当時は、車の性能は決して良くなく、定期的な検査が必要でした。
しかし、現在は、よほど悪く乗っていない限りでは、まず故障はせず、
ディーラーの点検で十分なのではという声もあります。
ちなみに、実は車検の手数料は高くても2000円もしません。
合計で数万円もする大部分は自賠責の保険料(2年分)、自動車重量税、ディーラーへの修理や検査料です。
やっぱり、一番のネックは自賠責の保険料でしょう。
今度、値下げするそうですが、どのくらい値下げするのやら?
なお、外国でも、日本みたいな車検を実施するところが増えてきているそうです。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/shogaikoku/syo02.htm

【エムズの片割れより】
外国の車検の制度は面白いですね。
最低限の車検は必要だと思いますが、素人のユーザーに、必要の無い整備を強いる「点検」という作業が疑問です。
昔の故障の多かった時代の整備の組織を、そのまま維持するため、ポッタクリが横行しているのでしょうか?

投稿: マッノ | 2017年1月17日 (火) 01:53

初めまして。以前、池上線の記事で勉強させてもらい、この度「車検」に関した検索結果で御名前を拝見し、見覚えが…?と、色々な知恵を授かりました。御礼申し上げます。
わたしの住む集合住宅の車50台ほど見たら「点検整備済ステッカー」を貼っていない車が2台(新車?を除く)あって、調べたら有効期限内に限り貼っても!よいが、無効になったら違法らしい。(取り締まりは実質無いようですが…)
現マイカーは実質二人乗りに使用し、走りの良さ?と、重量税1トン未満のスイフト5年目です。次は、事故を恐れ「脱クルマ」か、「自動ブレーキ&誤脱レーン制御」など完備(高価そう)のコンパクトカーかな…など、ぼんやり考えております。そうそう、車検は黄帽子で項目を吟味・交渉して受けました。油脂類、吸気フィルタ、ワイパー交換、24ヶ月点検を含み77000円ほどでした。

【エムズの片割れより】
前にニュースで、車検切れの車が全国で20万台走っている、と言っていました。
それは論外として、車にかけるお金は、人によって色々ですね。
自分はどうも“ゲーム感覚”で捉えていまして・・・!?

投稿: こたろう | 2017年3月18日 (土) 08:39

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