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2016年10月27日 (木)

倍賞千恵子の「秋風の中で唄う」

今年の秋も、足が速い。今日は過ごしやすかったが、暑い、寒いを繰り返しながら、あっと言う間に冬になる。
何となく寂しい秋。こんな歌はいかが?

<倍賞千恵子の「秋風の中で唄う」>

「秋風の中で唄う」
  作詞:サトウ・ハチロー
  作曲:中田喜直

秋風の中で わたしは唄う
森で見つけた くるみのからに
くろい涙の しみがある
枝にないてる かけすの声が
なぜかこの頃 かすれてる
それを それを それを それを
わたしは唄う

秋風の中で わたしは唄う
草にかくれた うさぎの影が
むねにさびしく 残ってる
道についてる 草履のあとを
リスが二匹で かぞえてる
それを それを それを それを
わたしは唄う

秋風の中で わたしは唄う
枯れてよぢれた ぶどうのつるを
うすい入日が なぜている
白くぼやけた 遠くの壁が
今日に別れを 告げている
それを それを それを それを
わたしは唄う

雰囲気が、同じ作者による「ちいさい秋みつけた」(ここ)とよく似ている。
この歌についてNetでググったが、情報はほとんど無い。Youtubeにも挙がっていない。
唯一(ここ)によると、この歌は昭和39年11月1日発売で、「夏の思い出~中田喜直抒情歌ベスト」というCDに収録されており、その長田暁二氏の解説によると、「昭和39年9月,NHKテレビの「歌のグランドショー」で、倍賞千恵子さんによって発表された。このテレビ番組は,歌う映画女優として注目を集めたSKD出身の彼女が,金井克子,アントニオ・古賀さんなどと共に歌い踊るバラエティショーであった。テレビがカラー化された直後のことである。倍賞さんの透明な美しい音声がよく生かされている抒情歌である。」だそうだ。
倍賞千恵子の、何とも優しい抒情歌である。

話は飛ぶが、よく亡くなった両親の夢を見る。今朝の夢は、何と親父が会社での上司なのだ。目が覚めてビックリ。そして、その前の晩の夢は、お袋が出て来た。病院から帰ってきたら、お袋が「一番悪い病気になったね」と言う。
まあこれらの夢には、それぞれ伏線があり、「あの話が元になっているな」と分かるので、解せるのだが、どうも“夢多き”年金生活というのも、情けない。

とは言え、自分の音楽好きは、両親からだ。親父は聞くのが好き。お袋は歌うのが好きだった。
2年ほど前に、実家の遺品を整理した時、親父のレコードがたくさん出て来た。その中に多かったのが、倍賞千恵子の抒情歌のLP。
さすがにこの「秋風の中で唄う」は無かったが、たぶん親父も聞けば好きな歌・・・。
そんな歌を挙げるので、「あまり夢にお袋が登場しないように、お袋に言ってくれ」と言いたいもの・・・(カミさんは、「親不孝だったから出てくる」なんて、怖いことを言う・・・)

おっと、こんなことを書いたので、今夜は、いつものお袋だけでなく、確実に二人とも夢に出てくるな・・・。きっと・・・。あ~ヤダ。

161027tasukete <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

おはようございます。
サトウ・ハチロー、中田善直~名コンビですね。いい歌ですね。倍賞千恵子さんの歌い方が好きです。心に染みます。
思わず涙が込み上げました。
懐かしさの涙です。

20年ほど前、蔵王山のロープウエイ中腹の駅で下車(~乗り継いで地蔵尊のいる山頂駅に至る)中腹のリフトに乗り継ぎ池塘をめぐるのが好きでした。春秋に行きました。
或る時、草陰に隠れてる野兎を発見。身じろぎもせず隠れたつもりの野兎、私に見られているのも知らず。その光景がただ愛らしく今も時折思い返しては懐かしむのです。

♪草にかくれた うさぎの影が
むねにさびしく 残ってる♪
カケスではなく  亜高山に生息のホシガラス
によく合いました。

ふもとに下って燃えるような山ブドウの葉にはっとしたことも甦ります。
その年は60年に一度の素晴らしい紅葉と
温泉街の古老から聞きました。
わけても  イタヤカエデの黄色い輝きがマナ裏に焼き付いています。

【エムズの片割れより】
秋は旅行に最適ですが、あっと言う間にもう冬・・・

投稿: りんご | 2016年10月28日 (金) 07:58

はじめまして。
歌うことが好きな古稀男です。
「秋風のなかで歌う」。この歌と出会ったのは、昭和43年頃。書店で見つけた“サトーハチローと木曜会”編のホームソング集「空気がうまい」(音楽の友社発行)に「小さい秋見つけた」などとともに収録されていました。
この歌は結構気に入っていて、へたくそなギター伴奏で同じサトーハチロー/中田喜直コラボによる「小さい秋見つけた」とメドレーにして歌っています。歌っていて気持ちのよい曲です。
この歌曲集の発行は昭和40年9月。倍賞さんがグランドショーで歌われた丁度一年後に当たりますね。

【エムズの片割れより】
亡くなった親父が好きだった倍賞千恵子さんも、もう75歳なのですね。
でも昭和の歌謡曲歌手が、今でも結構活躍していて、コンサートの広告を見ると、自分もまだまだ・・・と思います。
Jポップ系の今の歌手は、どの位生き残るのでしょう・・・

投稿: 歌好きな古稀男 | 2017年1月 1日 (日) 16:52

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