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2016年10月 9日 (日)

7:3をあきらめた日

今日はバカバカしい話。自分のハゲの備忘録である。
改めて“今日は記念すべき日”なのである。頭髪を50年前から7対3に分けていたが、今日からそれを止めたのである。いや、“あきらめた”と言うべきか・・・

思い起こすと、自分たちの時代、子どもの頃は、男は坊主頭、女の子は「おかっぱ」が普通だった。全員が同じ頭をしていた。おっと一人だけ「坊ちゃん刈り」をしていたのを覚えている。
小学校の頃、クラスに街の真ん中に大きな邸宅を構えていた一人の“お坊ちゃん”がいた。その子は、歌も習っていたらしく、声にビブラートが掛かっていて上手だった。ズボンはいつも半ズボンで、肩にズボン吊りをしていた。ある日、その子が突然転校していった。何かの事件が新聞に載り、一家で街を去って行った。その家の場所は、今は銀行になっている。

おっと話がずれた。自分が頭を坊主刈りから、7:3に分けるようになったのは、大学2年の時だった。それまでは何の疑問もなく坊主頭だったが、一緒に下宿していた男から勧められ、髪を伸ばしてみた。そして、一緒に床屋に行って、髪を73に分けて貰った。その時、自分の髪の毛にウェーブが掛かっていることを知った。頭の前の方に大きなウエーブが発生するのだ。
それは1967年のことだったので、自分の73は、まさに50年間の歴史だった。

事件の始まりは、1974/8/25、つまり26歳の時だった。今でも覚えている。会社の先輩と一緒に、セールスカーに乗って、中国・九州地方に1週間の出張をした。車に機械を載せて、客先でのデモの出張。その帰り。宮崎からフェリーで車と一緒に東京に向かった。その船内で、先輩から「最近髪の毛が薄くなったね」と言われた。
ビックリして、鏡を見たら、確かに頭のてっぺんが薄い・・・。ショックだった。

その後のメモ(黒革の手帳)を見ると、1987/5/30、つまり39歳の時には、頭のバンドを買っている。孫悟空のように、頭にバンドを巻き、それに空気を注入していくと、頭頂部が持ち上がり、血行が良くなって毛が生えるという謳い文句だった。もちろん効果は無くて直ぐに止めてしまった。

それからは気にしないことにした。何を言われようが・・・
カミさんに頭の事を言われると、「鏡を見なければよい」「自分で自分の頭は見えないので、どうなっていても気にしない」・・・とうそぶいていた。
しかし、出掛ける時には、鏡の前で、キチンと73に分けていた。従来通り・・・

そして、またまた事件である。この6月に九州で2番目の孫の女の子が生まれたので、早速カミさんと会いに行った。その九州の産院で、赤ちゃんを抱いて、たくさんの写真を撮って貰った。
最近、改めてそのアップされた写真を見たのだが、カミさんがいつも言っている「ムダな努力」を実感した。
161009kami つまり、写真の中に、自分の頭を上から撮った写真が何枚かあった。それを見て、分かったのだ。つまり、自分では73に髪の毛を分けているつもりだったが、7の方の髪の毛があまりにも少ない。と言うより、ほとんど無いのだ。
カミさんには、何を言われようが、前から鏡を見ると、ちゃんと73の7の方も髪の毛があるように見える。よって「ムダではない」と言い張ってきた。しかし、上から見ると、7の方がほんの一房、というより、何本か数えられるほどしか無いのだ・・・・
つまりは、73に分けている方が、上から見るとかえって哀れ・・・
それで自分は今日、決心した。もう73に分ける事は卒業する! もうムダな抵抗は止めた。

思い返すと、同期会でも一番薄いのは自分だった。自分より少しマシなのが一人居るが、それが欠席すると、自分が断トツ。でも気にしなかった。
でも、今考えると、無い毛を無理に73に分けた姿は、哀れに見えたかも・・・

ハゲは血統だと思う。自分の両親、兄弟、皆年齢と共に毛が“無くなった”。(お袋も、合わない毛染めの為、薄くなって晩年はカツラをしていた。)
そして、親父を筆頭に、皆ヒゲは濃かった。
前にどこかで「頭の毛とヒゲの総数は、誰でも同じ」と聞いた事がある。つまり、ヒゲが濃い男は頭髪が薄くなり、ヒゲの薄い男は禿げない!?
我が家の“将来の問題”は、ウチの息子がその遺伝を受け継ぐかだ。しかし、幸い!?息子二人はヒゲが薄いようだ。つまり上の法則がもしホントウなら、ハゲの心配は無いのかも・・・
でもこれもどうしようもない事。気にしないに限る・・・。文句を言われても困る・・・。

かくして、自分の7:3の歴史も、ちょうど50年をもって、本日終了した。これからはオールバック・・・さ。
ついでに、どうせ薄くなるなら、後頭部も薄ければ、床屋に行くメンドウから解放されるのだが、残念な事に後頭部だけは毛が生える。それで仕方なく1000円床屋に行くしかない・・・
まあツルッパゲよりかマシか・・・
哀れな記念日の話である。(このような“深刻な話”は、笑い飛ばすに限る!)

161009koneko <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

エムズの片割れ様

心情お察し申し上げます。
健やかにお過ごしください。

【エムズの片割れより】
そのように致したく・・・

投稿: りんご | 2016年10月10日 (月) 14:45

「男の頭は髪ではない、中身だ!!」まだ髪の毛があるのに、少なくなったと毎日言っている夫に毎日言っています。私は中身の少ない夫に本気で怒鳴っています。

【エムズの片割れより】
エール!涙が出るほど嬉しいです。
大きな声では言えませんが、実は頭を使い過ぎると、“髪の毛がすり減って”してしまうようです。
自分も、これからは、TVニュースを見ながらの、アベ君へのカミさんの“厳しいコメント”にも、何も考えずに「そうですね~」と生返事をする事にしました。頭を休めねば!?

投稿: 白萩 | 2016年10月10日 (月) 15:31

エムズの片割れ様

そうだ!!そうだ
エムズの片割れ様は中身はぎっしりです。
いろいろ素敵なお帽子を楽しんではいかがですか?

【エムズの片割れより】
実は、白い野球帽をかぶらないと、カミさんは一緒に外出してくれないのです。愛犬との散歩も・・・。みっともないと・・・!?

投稿: りんご | 2016年10月10日 (月) 21:03

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