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2016年9月27日 (火)

「トイレ我慢できない… 運転士どうする?」~準備の心構え

今朝の朝日新聞にこんな記事があった。
「(ニュースQ3)トイレ我慢できない… 運転士どうする?
 JR東日本の運転士が、停車中の電車の運転席から外へ放尿していたことが問題になった。乗務中にあるまじき行為だが、さりとて生理現象は抑えられない。どう対処すればよいのか。
 ■停車駅で放尿発覚
 12日午後5時15分ごろ。総武線の上り普通列車が佐倉駅(千葉県)に停車すると、50代の男性運転士がホームと反対側の運転席のドアを開け、線路上に小便をし始めた。目撃160927jr 者が駅に通報して発覚。同社千葉支社が聞き取ったところ、運転士は「我慢できなかった」と反省したという。
 問題が起きたのは、始発駅を出た約1時間半後。終点の千葉駅まであと約20分だった。だが、電車は4両から8両に増結して折り返すことになっており、千葉駅では乗客を降ろした後、車両を連結させる作業が待っていた。運転士は「尿意があると作業に集中できないし、トイレに行けば作業に遅れると思った」と釈明したという。
 ■降りて遅延「怖い」
 JR東によると、運転士は輸送指令室に無線連絡すれば、停車中に駅や車内のトイレを使うことが認められている。ただ、佐倉駅での停車時間は約1分。駅構内のトイレまでは階段を往復しなければならない。運転士は乗務歴20年以上だが、過去にも数回、同様に用を足したことがあるという。
 新幹線の運転士経験のある30代のJR社員は「気持ちはわからなくはないが……」と話す。運転席につけば2時間以上降りられない。乗務前には必ずトイレに行った。特に腹痛のときは水分を取って無理に用を済ませたり、下痢止めを忍ばせたり。携帯トイレを運転席に持ちこむ同僚もいた。
 手続きを踏めば停車駅でトイレに行くことは認められ、罰則もなかったが、「安全と並んで時間は厳守。自分のことで遅れてはいけないという怖さがあった」。とはいえ、「運転席からするのは、ホームから立ちションするのと同じ。ありえない」と話す。
 トイレに行けず、悲劇につながった例もある。営団地下鉄(現・東京メトロ)の東西線で1977年、走行中の電車から車掌が転落死した。車掌室のドアが開き、ズボンが下りていたことなどから、用便中にカーブで振り落とされたとみられている。
 同様に長時間乗務が続く飛行機のパイロット。コックピットには機長と副操縦士がおり、1人が客室のトイレを使う間はもう1人が残って操縦する。ただ、相方がいても安心はできない。フランスでは2015年、独ジャーマンウィングス機の副操縦士が、トイレに行った機長をコックピットから閉め出して故意に墜落させ、150人が死亡した。日本や欧州の航空会社はその後、トイレの際は代わりに客室乗務員などがコックピットに入る「常時2人制」を取っている。
 ■病気の可能性注意
 JRの運転士に健康問題はなかったのか。日大の高橋悟主任教授(泌尿器科)は、尿意を我慢できずに過去にも繰り返していた点から、膀胱(ぼうこう)が縮むなどして急に強い尿意に襲われる「過活動膀胱」の可能性が高いとみる。40歳以上の日本人の10人に1人にみられ、特に50代の男性では、前立腺肥大に伴うものが多くなるという。「過活動膀胱は薬で治療できるが、産業医でも認識は薄い。長時間持ち場を離れられない職種では、雇用する側が健康管理の対象に入れてもいいのではないか」(工藤隆治)」(
2016/09/27付「朝日新聞」p37より)

最近の電車の運転の話題では、運転席でスマホをいじっていたとか、新幹線で運転台に足を乗せて走っていたとかの話があった。しかし、今日の話は切実だ。
自分はバスの運転手さんを見る度に、「大変な仕事だな」と思っていた。駅の外にトイレがある場所では、よく運転手さんが行っていた。バスの折り返し場でもトイレは設置してある。しかし、渋滞の時など、1時間以上の連続運転はザラでは?
この電車の例も同じ。自分など、絶対にトイレに行けない状況、と聞いただけでダメ。だからバスの旅行なども苦手。
たまたま自分は、現役時代、重要な会議などを除くと、自由にトイレに行ける環境での仕事だったので、楽だった。しかし、簡単にはトイレに行けない仕事は無数にある。その代表が運転手や車掌さん。他に迷惑が掛かる。上の電車の例でも、「運転士は輸送指令室に無線連絡すれば、停車中に駅や車内のトイレを使うことが認められている。」となっていても、それを実行した人がどれだけいるのか。ほとんど乗客がいないローカル線ならいざ知らず、2分間隔で走っている中央快速線などでは、絵に描いた餅では?

とは言っても、運転手もプロ。誰も用心はするだろう。
前に、英国のエリザベス女王は、行事の前にはほとんど水分を採らない、と聞いたことがある。女王もプロなのである。

そうは言っても、人間は生身。用心していても、何があるか分からない。上の“解”は、記事にもあるような携帯トイレを自分で運転席に持ち込むこと位しか無いのかも・・・
我が家でも、車のダッシュボードには、携帯トイレを入れてある。しかし幸いにも使った事はない。何事も用心なのである。

上の運転手も、それが日常的だと「×」だな。「やむを得ない」という情状よりも、モラルの問題になってしまう。逆に、それが初犯なら許す事になろう。

常に最悪を考えて、準備しておく。何事もそれが肝要。
思い起こすと、自分の通勤カバンには、何があっても対処できるように、色々なものを入れていた。携帯トイレこそ無かったが(昔は入れていた)、予備のクレジットカードをはじめ、頭痛の薬から名刺の予備まで、どんな緊急事態になっても、このカバンさえ持っていけば、何とかなった。まあ女性の重いハンドバックと同じだな・・・
その通勤カバンも、活躍の場を失って、ほこりを被ったままもう半年・・・・。
現役を退いて、この運転手さんと同じ状況はもう考えられず、「毎日が何と楽か!」という今の堕落の生活に、今更ながらハッとした!?

160927carnabi <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

投稿: マッノ | 2016年10月 1日 (土) 13:34

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