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2016年8月 8日 (月)

二葉あき子の「千羽鶴」

こんな歌をご存じだろうか?
二葉あき子の「千羽鶴」という歌。

<二葉あき子の「千羽鶴」>

「千羽鶴」
  作詞:鈴木比呂志
  作曲:八洲秀章

しろがねの
月夜に匂う 千羽鶴
きみの心を 染めあげて
翼の色も 淡くかなしく

沓(とお)い日よ
はじめて逢った あのときに
千代紙折りし 細い指
ほのかに白く 浮かぶいとしさ

なつかしの
想い出の中に 住む人よ
きみの吐息も ささやきも
翼に秘めし あわれ折鶴

この歌は、自分は昔から知っていたが、Netで検索しても情報はほとんど無い。JASRACのデータベースを検索しても、二葉あき子以外は歌っていない。
この音源は、前に紹介した(ここ)46年前に買った「さくら貝の唄 八洲秀章作曲集」というLPにあったもの。このLPの解説にはこうある。
「昭和33年、コロムビア全国歌謡コンクール課題曲として作られたものです。二葉あき子吹き込みにより同年4月にレコードは発売されました。」

八洲秀章の抒情歌は、今の若い人の歌とは相容れない。しかし我々老人にとってみると、こんな歌に心が安まる。実に上品な歌だと思う。
しかし、残念ながら、昭和33年のオリジナルの音源は持っていない。

今日は、天皇が「お気持ち」を述べられた。時代は変わって行く。人も次々と亡くなっていく。そして、原爆や戦争時代の生き証人がいなくなっていく。
これらの昔の歌も同じで、徐々に失われていく。
それは非常にもったいない。だから、このように、Net上に挙げておけば、どこかで生き延びるのでは?という自分のささやかな抵抗でもある。

追)
なちさんからのコメントによると、この「千羽鶴」は、昭和31年12月の「ABC(大阪の朝日放送)ホームソング」であり、及川由子さんが歌ったものだとのこと。こちらがオリジナル?
なちさんから送って頂いた音源をアップしておきます。

<及川由子の「千羽鶴」>

160808byouin <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

「千羽鶴」唄 及川由子(よしこ)
 昭和31年12月の「ABCホームソング」です。

ABCホームソングは、大阪の朝日放送が保存して、
歌はレコード会社での別吹き込みです。
別の歌手が唄ったり、数年前のアルバムに提供したり、
レコードになっていないままのもあるようです。

「ABCホームソング」で検索して、
「アマゾン・・園・・雪村・・」の件名のページで試聴できますよ。

【エムズの片割れより】
貴重な情報をありがとうございます。ABCの方が古いですね。こちらがオリジナル?

投稿: なち | 2016年8月 8日 (月) 20:38

ホームソングは、何百曲もあります。
その中から少しCDになっていますが、
「千羽鶴」は入っていません。

投稿: なち | 2016年8月 8日 (月) 20:56

大変珍しい曲を紹介していただいてありがとうございます。ABCホームソングにも仲宗根美樹の「川は流れる」のように大ヒットした曲も少なくありませんでしたが、この曲は知りませんでした。
余分なことですが、冒頭の「そろがねの」は「しろがねの」ですね。

【エムズの片割れより】
失礼しました。修正しました。

投稿: 雪爺 | 2016年8月10日 (水) 18:52

「歌はレコード会社での別吹き込みです。」
    ↓
「レコードは、後にレコード会社での別吹き込みです。」

ホームソングは「ふるさとの話をしよう 」
レコードは「ふるさとのはなしをしよう 」
前奏から違うのが分かりますね。

投稿: なち | 2016年8月10日 (水) 20:27

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