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2016年8月 3日 (水)

Panaのタイムシフトレコーダー「DMR-BRX7020」が素晴らしい

まさに満を持してPanaのタイムシフトレコーダー「DMR-BRX7020」を買った。予想通り、ブラッシュアップを重ねた、非常に完成度の高い製品だった。今日は、使い出して2日目のメモであ160803diga る。よってまだまだ使いこなしてはいないが・・・。
Panaでは、このタイムシフトレコーダーのことを「全自動ディーガ」と呼び、タイムシフトの自動録画機能を「チャンネル録画」と呼ぶのだそうだ。自分は東芝流のタイムシフトの方がしっくり来る。

我が家では、居間のカミさん専用機として、4何前から東芝の「DBR-M190」を使っている。これがなかなか便利。よって、定年退職を機に、自室でもタイムシフトが欲しいな、と思って、機種を検討してきた。また、半年ほど前、居間の「DBR-M190」を自室で見るために、アダプタ「DBP-S600」を買って(ここ)、いちおうM190の過去番組も見られるようにはなった。
「そんなにテレビばかり見ていてはダメ」と思ったり、「ホントウに必要ある?」という疑問が頭をよぎる。しかし、“退職したら買うぞ”と思っていたので、買うとしたら・・・という検討はしていた。しかし選択肢は、東芝が転けている現在、Panaだけ。
3月位からウォッチしていたが、予想通り5月20日に新機種が発売された。それがこの「DMR-BRX7020」という機種。自分はもともと「買うなら最高機種」だから、機種選定には迷わない。
5月20日の発売時に18万円だったものが、最近は14万円台。そろそろ買う時期かな・・・・

ヤフオクでも新品が安く売られていることがある。しかし、自分がこだわったのが「長期保証」。機械部品であるHDD(ハードディスク)が24時間動きっぱなし。だから、壊れない訳がない、という自分の“思い込み”がある。Netで見ると、Panaのレコーダーの修理は4万円とも6万円とも書いてある。よって、長期保証が入れないヤフオクはダメ。すると価格comで安い店を探すしか無い(ここ)。しかし長期保証は5年が普通。だが、7年保証を売っている店がたまにあるので、7年の保証がパックになった店を探した。
結論として、先日価格コムで、過去最安値で買えた。これは偶然。つまり、たまたま価格コムの「DMR-BRX7020」を見ていたら、5000円ほど安い店が突然現れた。見ると7年の長期保証がある。それで即注文。
5年保証も7年保証も、店によってそれぞれ価格は色々。つまりは、本体価格+長期補償費の合計で判断することになる。自分の買った店は、7年保証代が本体価格の9%なので、決して安くはないが、7年間で1度故障したら元が取れる。
それにしても、価格コムから、突然現れる安い店をどう捉えるか? これは「値下がりお知らせ~本製品の最安価格が設定金額以下になった時に1度だけ通知します」という機能を使うしかなさそうだ。目標額を設定しておくと、それ以下になった時にメールが届く。それで直ぐに注文・・・。そんなワケで、今回、価格コムで突然安い店が現れ、早い者勝ちで安く買えることを知った。

さて、本題。本体を開けてみて、その設定の簡単さにビックリ。直ぐに動き出した。とにかく動作が早い。操作で何のストレスも感じない。最初に気に入ったのが「字幕」。この頃、ドラマのセリフを聞くのが面倒になり、NHKの朝ドラなどで、よく「字幕」を使う。しかし我が家の三菱のテレビでは、長時間モードで録画した番組では字幕が出ない。そしてDRモードで録画しても1.3倍再生モードでも出ない。東芝のタイムシフトでも、長時間モードの録画では出ない。録画時間を長くするために、字幕情報を削っている為だ。しかし、このPanaの機種は、15倍モードまで字幕が出る。しかも1.3倍再生モードでもOK。これは気に入った。
そして1.3倍再生モードの画面が気に入った。我が家の三菱のテレビは1.3倍画面がスムーズで気に入っていたが、東芝の「M190」は、ぎこちなく、使えなかった。しかしこのPanaは実に自然に見ることが出来る。実は自分は1.3倍モードの愛好者。見る時間が短くなるので・・・。

さて「チャンネル録画」の設定。この機種は、タイムシフト録画の領域が4TB、そして通常録画領域が3TB。そして3TBの領域も最大2.75TBを2チャンネルのタイムシフトに回せる。よって、今回のこのレコーダーはタイムシフトが目的なので、通常録画領域は250Gとして、2.75TB分をタイムシフトに回した。
自分の条件は、NHK総合とBSプライムは24時間、WOWOWの2チャンネルも24時間、他の160803diga1 民放はとりあえず夜だけ。それで割付を考える。左の写真で、上の欄がタイムシフトの4TB、下の欄が追加した2.74TB分だ。設定してみて分かったのだが、4TB領域は、チャンネルをひとつ追加する毎に、領域が均等に割り振られ、割り振られた後は、例えEテレで1日に録画する時間をケチっても、その分は他のチャンネルには回らず、Eテレの録画日数が増えるだけ、ということ。結局、NHKを24時間録るためには、外部USB HDDが必要になり、ついそれも買ってしまった。もちろん買う機種はPanaの推奨名。今回は、3TBのHDD「HD-LL3.0U3-BKE」が1万3千円ほどだった。HDDも安くなったもの・・・。もちろんこれにも、1000円で5年保証を付けた。HDDは必ず壊れるのだ!!

それで、USB HDDの3TBにNHKの2局を24時間。民放他に4TB、WOWOWの24時間録画に追加の2.75TBを割り付けた。そもそもWOWOWで契約したB-CASカードはWOWOWを通常録画をしたい場合は、追加の領域にしか設定出来ない。よって、追加領域にWOWOWを設定した。

さて、あとは録画モードをどうするか・・・。Panaは、チャンネル録画は5倍モードが推奨だという。
今まで使っていたモードを調べてみた。東芝の「M190」は、地上デジタル(17Mbps)に対して、「AVC高画質(8Mbps)」モードでしか、使い物にならなかった。それ以下ではあまりに画質が悪い。これはBSデジタル(24Mbps)で比べると「3倍モード」。
一方、愛用の三菱テレビの録画モードは、AF(1.8倍=13.5Mbps)またはAN(2.8倍=8.5Mbps)を使っていた。AE(5.5倍=4.25Mbps)でもほとんど不満はなかった。
話は脱線するが、三菱の画像圧縮技術は素晴らしいと思う。自分が現役の頃、まだ光ケーブルが一般的でなかったときに、テレビ会議に使うCODEC(動画像圧縮装置)の画像圧縮技術で、三菱は業界の最先端を入っていた。もしかするとその技術が背景にあるのかも知れない。とにかく低ビットレートでの画像は、三菱が一番優秀ではないか?

話を戻すと、つまりは、自分は今まで、録画は3倍モードで使ってきたことになる。それで実際にこのPanaで、各録画モードで画質を比較してみた。画像を圧縮して、一番弱いのは動く部分。つまり、画像のうち、止まっている部分は前のコマの情報を使えばよいので、いかに動く部分の情報を少なくするかが情報圧縮のポイント。よって、動く部分の画質劣化を評価すれば良いのだが、これがなかなか難しい。
それで、自分は、よく左上に表示される時刻の文字に注目した。この部分は番組内容に左右されない。特に背景が暗くて動いている時に変化が大きく出る。原画またはDRだと、時刻文字の周辺は少し「垢(アカ)」または滲みがあるだけだが、12倍モードになると、文字の周辺がひとつの大きなブロックのように見える。これを指標に、録画モードを変えて、文字の滲み具合を見た。
結果、設定は3倍モードにする事にした。3倍までなら、DRの滲みとそれほど変わらない。7倍位までは、まあまあ。しかしさすがに10倍以上になると、文字周辺のブロックノイスが目立って、画面が平坦になって見るに堪えなくなる。
そもそもこのモード設定は、各人のタイムシフトの目的による。単に見逃し番組の確認なら、多少画質が悪くても、長期間録画できる低速。しかし自分の場合は、オリジナル(放送時間中)の番組はほとんど見ない。見るのは録画番組だけ。とすると、なるべく良い画質で見たい。よって3倍なのだ。
160803diga2 しかし、今までの機種と違って、時間とチャンネル毎に、録画モードを選択出来る。チャンネル毎に設定したり、ジャンル別に設定したり。つまり、自分のように、アニメやバラエティー番組を見ない人は、そのジャンルを低速に設定しておくと、その分だけ、録画時間が長くなる。
かくして、何とか2週間分の過去番組を確保できた。

まだ2日しか使っていない。しかし、この「DMR-BRX7020」のシリーズは、その完成度の高さに圧倒される。
特に過去番組すべてにチャプターが打ち込まれているのは、非常に便利。CMになるとスキップボタンで、CMの後に飛んでくれる。これは強力な武器。

それに、5年前に買った自分の三菱のテレビは、光デジタルの音声出力が、デジタル処理のために遅れて表示される画面と合わなくて使い物にならなかった。しかしこの機種は、音声を最大250mSまで遅らせることが出来る。これによって、画像と音声とが合う。完璧だ。

それともう一つ。「1.3倍速」の音が素晴らしい。再生していて、「アレッ?今は普通速だったかな、1.3倍モードだったかな?」と迷うほど。これは大変な事で、要は違和感がほとんど無いということ。今使っている三菱の1.3倍の音も良かったが、その上を行く。それに引き替え、東芝の「M190」はNG。(「M190」の「早聞き」は、仕様には書いていないが、実測したら1.35倍だった) 画面もギクシャクしていたが、音声も聞き取りづらく、使わなかった。
そう言えば、SONYのウォークマンのことを思い出す。自分はNHKラジオ深夜便の録音を、ウォークマンで早聞きしているが、昔のウォークマンは1.3倍速でも聞き取りづらかった。それがモデルが新しくなるに連れ、聞き易くなり、今使っている「NW-A17」では2倍速でも充分に聞き取れる。つまりは、SONYは謳っていないが、年を追って技術革新している結果、と言うことなのだろう。このPanaの1.3倍速の音も、同じことで、進化してきた結果なのだろう。

逆に、自分にとっての軽い問題は、無線ネットワークが、Wi-Fiが暗号化していないとつながらない仕様。実は面倒なので、我が家のWi-Fiは暗号化していない。よって、LANは有線でつなぐしかなかった。LAN経由で、他のテレビやM190の録画番組を見ることが出来るのは、確認出来たが、実際には利用しないな。
それと心配なのは熱。筐体の下、及び背面パネルが、あまりに熱い。さわるとヤケドをするほどに熱い。もちろん熱設計はちゃんとなされているので、心配は無いが、これも自分の思い込みだが「熱い機械は壊れやすい」。とにかく放熱がちゃんとされるように、本体の周囲のスペースは、広く取ることにして設置した。
(追:2016/09/16 ヒートシンクとアルミ板で、筐体の底面を4割下げた。ここ参照)

<対策前>   <対策後>
160820pana6 1608204_3

使い出しての予想外は、元々あるテレビを操作しなくなったこと。HDD内蔵のテレビが、あっと言う間に、単なる「カラーモニター」に成り下がってしまった。つまり、テレビは単なる表示器。HDMIケーブルでつないで、操作はすべて「DMR-BRX7020」からに・・・。まあ時代の最先端の操作が楽しめるのでこれでよいのだが・・・。
いずれのテレビの買い換え時は、まさに「モニター」として“表示機能だけが優秀”であれば良い、ということ。相性から、今度はPanaのテレビかな??

ともあれ、あまりの多機能のため、取説を全部読むにはもう少し時間がかかる。とりあえず、基本機能だけを確認した結果だ。
今回は、確実に「買って良かった」機種であった。

(関連記事)
Panaのブルーレイレコーダの温度をヒートシンクで4割下げた話 


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コメント

どうやら、いい買い物をしたようですねw
私事ですが、「VTR」という表記が懐かしく感じました。
今は「レコーダー」ですから。(ビデオ機能は無いので、厳密には「VTR」ではない)

では、その「レコーダー」でこちらを録画されてはいかがでしょうか?
http://www4.nhk.or.jp/P3681/x/2016-08-13/10/30815/2899041/

【エムズの片割れより】
言われてみれば、確かにテープでは無いですね。慌てて修正しました~。
でも番組の中では、「VTRスタート」なんてアナが言っていますね。

投稿: マッノ | 2016年8月 7日 (日) 23:16

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