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2016年4月 7日 (木)

「離婚・死別の経験者、脳卒中リスク3割増」

先日、朝日新聞にこんな記事があった。
離婚・死別の経験者、脳卒中リスク3割増 国立がんセンターなど発表
 離婚や死別によって配偶者を失った人は、状況の変わらない既婚者に比べて脳卒中のリスクが3割近く増えるとの調査結果を国立がん研究センターや大阪大などの研究チーム160407sottyuu1 が発表した。配偶者を失うと飲酒量が増えるなどの報告はあるが、脳卒中との関連を示した研究は珍しいという。
 全国9地域の45~74歳の既婚の男女計約5万人を平均で約15年間追跡。その間に脳卒中を発症した2134人について、婚姻状況の変化との関連を調べた。
160407sottyuu2  婚姻状況が変わらなかった人を1とした場合、離別・死別した人の脳卒中リスクは男女ともに1.26倍だった。このうち出血を伴う脳卒中は男性が1.48倍、女性が1.35倍と強い関連がみられた。脳梗塞(こうそく)は男女ともに1.16倍だった。
 また、配偶者を失って子どもと同居している人の脳卒中リスクは、婚姻状況が変わらず160407sottyuu3 子どもと同居していない人に比べ、男性が1.44倍、女性が1.45倍と高かった。配偶者を失ったことに加え、親という役目によって影響が増している可能性があるという。
 解析した大阪大の本庄かおり特任准教授(社会疫学)は「脳卒中の発症予防では、高血圧や飲酒、喫煙などの生活習慣に加えて生活環境の変化も考慮する必要がある」と話す。(石塚広志)」(2016
/03/31付「朝日新聞」夕刊P10より)

この話題、4月4日のNHKニュースでも放送していたので(ここ)、大ニュースなのかも・・・!?

それに、NHKでは、「また女性で無職の人が離婚したり、死別したりした場合職を持つ既婚の女性と比べ、脳卒中になるリスクが3倍近く高くなっていました。」とも言っていた。

配偶者との死別は、人生で最大のストレスだと聞いたことがある。それによる“生活環境の変化”によって、病気になる事が多いのは理解するが、一般に想像するガンではなく、脳卒中も、これだけの相関があるという。
これはどう理解するか・・・

老後、夫婦の片方が先に死ぬことは当たり前。そして、女性が残ることが普通。それによって女性が羽を伸ばして、かえって長生きするかと思うと、この記事ではそうではないらしい。
夫婦の片方が亡くなっても、仕事を持っている人は、それほど日常生活は変わらない。しかし、夫婦二人きりだと、生活は激変する。

だいぶん前に、自分より一回り年上だった叔父が亡くなったが、もうすぐ自分もその歳になることに気が付いた。酒とタバコをこよなく愛して、定年後まもなく、肺と肝臓にガンが出来て亡くなった。残された叔母は、立ち直るのに10年かかったと言っていた。
夫婦二人だけの家庭では、とにかく二人の生活を維持することが大切なのだろう。

夫婦共に、二人きりの生活に入ると、それまでカモフラージュされていたことが顕在化する、とも聞く。つまり、今まで我慢出来たイヤなことも、それが毎日だと、耐えられなくなる。
しかし、もう逃げ場はない。
定年後は、まさに真の夫婦かどうかが試される時期。
かくいう我が家も、せいぜいカミさんに逃げられないように、ゴミ出しでもしようか・・・

160407kousaku <付録>「ボケて(bokete)」より


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