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2016年1月 2日 (土)

退職者の「事業計画書」

先日の日経より。この記事は、自分への戒めとして挙げるものである。
退職者こそ、年末に「事業計画書」をつくろう
     経済コラムニスト 大江英樹
 企業に勤めていると、期末には必ずやらなければならない仕事が出てきます。それが翌期の事業計画書作りです。名前はそれぞれ会社によって多少違うものの、次の期の営業計画や目標を作成するためのプランであることは同じです。サラリーマンにとってはおなじみのこの「事業計画書」、私は退職者こそこれを毎期作るべきだと考えています。むろん、個人の場合は企業のように決算期があるわけではありませんので、この時期、すなわち年末に作るのです。
 「事業計画書」というと何やら大げさですが、要するに来年1年間で何をやろうか、何をやりたいかをスケジュール化するということです。これは“来年の抱負”といった抽象的な精神論などではなく、極めて具体的に決めるのです。例えば来年はどこそこへ旅行に行きたいとか、どこの美術展に行きたいといった具合です。
 さいわい年末にはいろんな雑誌が特集をやってくれていますから、来年1年間に開催される美術展だとか、スポーツのようなイベントが掲載されます。そういうものを調べて自分が行きたいとか、参加したいと思うイベントについて、真新しい来年の予定表に書き込んでいけばいいのです。私の知り合いには全国各地で開催される「郷土のお祭り」のスケジュールを見ながら「今年はどこへ行こう」と計画している人がいます。
 サラリーマン時代の事業計画書と違ってこんな楽しい計画書はありません。サラリーマン時代の事業計画は基本的に、上から数字が下りてくるというのが常でしたから、好むと好まざるとにかかわらず、“計画に従う”という感覚の強いものでした。
 ところが「自分の事業計画書」は本当に自由気ままに作れますし、途中で嫌になったら誰に遠慮気兼ねすることなく修正することだってできます。私自身も年末になると翌年の事業計画書を作ります。もっとも私の場合は定年後に自分の事務所を持って仕事をするようになったので、文字通り「事業計画書」なのですが、定年退職後の1年目は事務所を作ってもほとんど仕事らしい仕事もなかったので、存分に自分のやりたいことの計画書を楽しんで作ることができました。
 退職した後に自分の事業計画書を作るメリットは3つあります。まず1つ目は日々の生活が惰性で流されなくなるということです。よく、退職した人にとって必要なことは「きょういく」と「きょうよう」だと言われます。これは「教育」でも「教養」でもありません。「今日、行く」と「今日、用」ということです。
 つまり日々何かやるべきことを持っているかどうかという、現役時代には考えもしなかったことが現実の悩みとなってくるのです。でも事業計画書を考えることで毎日がなすべきこともなく終わってしまうということにはならないはずです。
 2つ目のメリットはどんなものでも目標を持つことで活動のモチベーションが維持できるということです。これは仕事の経験上、みなさんも良くお分かりだと思います。そして最後のメリットは、他愛のない事業計画であったとしても続けることで長期的に自分がやりたいことや進むべき方向が見えてくるということです。実はこれが最大のメリットではないかと私は思います。
 定年後に進むべき方向を見失ってしまった人を私は何人も見てきました。これはとても悲しいことです。実際退職しても平均的には20年~25年ぐらいの長い人生が待っているわけですから、自分の進むべき方向がはっきりしてくるということは充実した老後を送るためには欠かせないことだと思っています。
 とはいえ、あまり気張って考える必要はありません。私自身、来年は少しやることの目標を引き下げようと思っています。計画書だからといって毎年目標を引き上げる必要はありません。企業ではないのですから、対前年度比の数字など何の意味はないからです。そして今、まさに来年の計画を楽しみながら考えているところです。
 みなさんも真っ白な来年のダイアリーを買って自分の事業計画を考える楽しみを一緒に味わってみませんか。」(
2015/12/24付「日経新聞」より)

この記事、まさに今の自分を言い当てているようで、無視できない。
「きょういく」と「きょうよう」か・・・。明日は我が身だな・・・

要は、年の初めに、その年の計画を立てよ、ということ。
確かに、目標をあらかじめ立てれば、それまでに何をするかの道筋が見え、日常もメリハリが付く。でもこれが意外と難しい・・・。
ふと、自分の今年のイベントは?と考えても、1月の法事旅行くらいで、後は何も出て来ない。つまり、行き当たりばったり、ということ・・・。

今日の記事は、「自分も、こうしないといけないな・・・」という戒めで載せた。
後日、カミさんと相談しながら、今年のイベントを策定する事にしよう。

2016年が始まったが、何の計画もない年初である。これはいかん!
このままでは、またダラダラと1年が過ぎてしまう!!

160102kinenn <付録>「ボケて(bokete)」より


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