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2015年8月27日 (木)

ボニージャックスの「母さんの蛇の目はむらさき」

暑い暑いと言ってきたが、ここ数日、20度に近い気温で、一気に秋の雰囲気がしてきた。
ボニージャックスが歌うサトウハチローの歌には、秋を歌うものが多い。
秋を歌ったものではないが、こんな歌はどうだろう・・・

<ボニージャックスの「母さんの蛇の目はむらさき」>

「母さんの蛇の目はむらさき」
  作詞:サトウハチロー
  作曲:西脇久夫

母さんの蛇の目はむらさき
母さんの手もうすむらさき
蛇の目の中で見る
母さんの鼻の先も
ぽっちりむらさき
ああそのポッチリが
何か悲しくうつくしく
なつかしく

母さんの蛇の目はむらさき
ああそのポッチリが
何か悲しくうつくしく
なつかしく
母さんの蛇の目はむらさき

同じように、ボニージャックスがサトウイチローを歌ったシリーズでは、「ちいさい秋みつけた」(ここここ)、「お月さんと坊や」(ここ)、「爪色の雨」(ここ)などがあるが、この歌の世界は、ボニージャックスならでは・・・のもの。ダークでは合わない。

しかし、このような歌も忘れ去られようとしているのだろうか?
Youtubeにも無い。Netで検索しても、ほとんど情報が無い。
それほど有名では無い歌なのだろうか・・・??

蛇の目傘か・・・
150827jyanomegasa 子どもの頃は、たぶん使ったと思うのだが、あまり覚えていない。
もちろん今は、いつもカバンに入っている折りたたみ傘。
家からちょっと出るときは、コンビニの透明傘・・・

本当に見なくなった蛇の目傘・・・
wikiによると「蛇の目(じゃのめ)とは、同心円を基調にした模様である。ヘビの目から名づ150827jyanome けられた。」とある。
しかし、「蛇の目」と聞くと、思い出すのが「蛇の目ミシン」。
Netで、「蛇の目ミシン」画像検索をしたら、何とも懐かしい写真が見付かった。
自分は小学校4年まで、埼玉県の与野にいた。その家にこのミシンはあっ150827misinn た。しかしそれはMITSUBISHIだった。
Netでみると、当時「三菱製 家庭用足踏みミシン」は結構有名だったらしく、今でも修理をしている会社があり、「三菱はあの三菱電機で、今はミシンの製造はしていませんが、さすが財閥だけあって・・・」という解説がある(ここ)。
我が家で三菱電機製品を買った最初かも!?

思い出すと、昭和30年代の初め、お袋が、当時単身赴任をしていた親父に隠れて洋裁の内職をしており(親父は内職反対!)、このミシンでいつも縫い物をしていた。
自分もこのミシンが好きで、タオルでゾウキンを縫うのが好きだった。でも、ガチャガチャと、あまりにたくさんミシンで縫うため、絞ったときに堅かった・・・

そして後年、両親が晩年を過ごした茨城の家にも、買い換えたのだろう、同じような足踏みミシンはあった。
実はその家も、取り壊しの日が近くなってきた。廃屋にするのが忍びなく、近く処分することになったからだ。
昭和42年からあの家に両親が二人で住んで29年、その後親父が亡くなってからお袋が一人で住んで18年。半世紀も両親が住んだ家が無くなる・・・

あまりこの歌とは関係無いものの、こんな寂しげな歌を聞きながら、誰も持て余している実家の古い家が壊されることに、一抹の寂しさを覚える、初秋である。

150827chiku <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

物寂しげなジーンと来る歌ですね。

ボニージャックスの「男たちの子守り歌」が好きです。
新ラジオ歌謡で聴いた時、なぜか私のことを唄っているみたいで、
ドキッとして録音したのですが、夜なので雑音入りになりました。
動画サイトで合唱団が唄っています。

実家は近所のが欲しいと言われたので、
家の周りの田畑は勿論、遠くの山田も全部売りました。
実家と言うか、家はボロ屋なので壊されると思います。

【エムズの片割れより】
ボニージャックスの「男たちの子守り歌」をググっていたら、作曲の西脇久夫って、ボニージャックスのトップテナーの人だったんですね。失礼しました。

投稿: なち | 2015年8月28日 (金) 14:38

切々と胸に染みる歌ですね。
この年になってボニーの良さがわかりました。
きっかけは深夜便の歌の「そして葉桜の頃」
特にトラさんの歌声が好きです。
3年ほど前に小さなホールで拝聴。
「ブルーシャトー」「学生街の喫茶店」のトラさんの独唱に涙が止まりませんでした。
以来、改めてファンになりました。
エムズ様  爪色の雨同様の隠れた名曲の紹介に感謝いたします。
また、無頼派の権化のようなサトウハチロウの
悲しみに触れる思いがしました。
義妹,佐藤愛子さんの著書「血脈」を思い返しています。
母を捨て娘のような女「愛子の母」に走ったサトウハチロウの父、佐藤紅緑の苛烈さ。
息子がことごとくグレルのも詮無い事とこの年になってしみじみとわかりました。
母への思いは、女子とは比べようもないほど
深いものがありますね。

【エムズの片割れより】
母は命の源。それを考えると、他はまったく勝ち目はありませんね。
こんな心に沁みる歌は、なかなか出会わなくなりました。

投稿: りんご | 2016年6月20日 (月) 13:30

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