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2015年6月30日 (火)

「お弁当日記」

先日の朝日新聞にこんな記事があった。
お弁当 あなたと私 つなぐ宝箱
 ■1年139メニューを絵日記に 妻へ贈る「ありがとう」
 少し色あせた大学ノートが4冊。千葉県船橋市の****さん(64)、***さん(63)にとっての宝物だ。ノートの右側には、色鉛筆で描かれた弁当のイラスト、食べた感想とともに、必ず「ごちそうさま」の一言が。左側には弁当の写真が貼ってある。
 1994年、双子の娘が高校に入り、弁当をもっていくことになり、太郎さんも会社に持参することにした。毎日、3人分の弁当を作ってくれる妻に感謝を示す方法はないか? そこで思いついたのが「お弁当日記」。妻には内緒で書きため、翌年の誕生日にプレゼントしようとした。スタートは7月7日。この日は、のり弁と鶏手羽の塩焼きなどのおかずだった。
 お昼休みになると、弁当のふたをあけ、写真を撮り、イラストを描く。1級建築士でもある太郎さんは多少の絵心があった。10分ほどで仕上げて、食べ始める。急な仕事で弁当を食べられないときは、同僚に食べてもらい、写真だけ撮ってもらった。
 1年間で日記はノート4冊分になった。翌年6月14日。ノートの末尾に「お誕生日おめでとう 僕からの誕生日プレゼントです。いつもどうもありがとう タロー」と書いて渡した。受け取った由美子さんは「びっくりして涙が出て、娘たちと食い入るように見ました。家族の動向のメモも書いてあり、家族の1年間の記録でもあるんですね。ただ手抜きした日が、わかっちゃいますね」と苦笑する。
 ノートに描かれた弁当の数は139。太郎さんは「娘たちが孫の弁当メニューに困ったとき、役に立つのを楽しみにしています」。(石村裕輔、浅野真)」(2015/06/24付「朝日新聞」p33より)

この記事を読んで、ふと、昔カミさんが描いていたお弁当日記を思い出した。カミさんに言うと、ごそごそと出してきた。
これは長男が中2、次男が小学校6年で、中学受験に挑んでいたときのもの。次男は夕食を、塾の授業の合間に食べていたので、主に夕食のお弁当。その幾つかがこれ・・・
(毎日のスケッチの隣にあるメモに、個人名や成績の事が書いてあるので、それが無いページを探すのが大変だったが・・・)
(長男のお弁当日記)

Te1 Te2 Te3

(次男のお弁当日記)

T1 T2 T3

自分に言わせると、これはカミさんの趣味。まず「お弁当」が好きなんだな。そして絵を描くのも趣味。だからこんなノートが何冊も残っている。でも子どもたちは、その存在を知っているのかどうか・・・
一方、自分はお弁当の冷えたごはんが嫌い・・・。だから弁当も好きではない。一方、カミさんは冷えたごはんが好きなんだそうだ・・・。信じられん・・・

弁当と言えば、自分は高校時代を思い出す。昭和35~38年当時、今のようにタッパウェアの弁当箱もなく、アルマイトの弁当箱からおかずの汁が包んである新聞紙に滲んで・・・
でも、高校時代の昼休みは、包んである新聞の記事を読みながら食べていた。好物は、肉だんご。これは挽肉とタマネギを団子にしたものを揚げ、甘醤油で煮たもの。これが好きだった。お袋が作ってくれたそれ以外のおかずは全く覚えていない。

でも確かに、お弁当は母親と自分とを結ぶ連絡便。でも当時は、有り難いとも思わなかった。

そして今、コンビニではお弁当が溢れ、お弁当屋もおおはやり・・。それが結構おいしいらしい・・・。

もう25年近く前、1991年の我が家の「お弁当日記」ではある。

150630shika <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

お弁当が嫌いな人がいてホッとしました。私も箱に入ったお弁当がおいしいと思った事がありません。最近は駅弁人気でデパートで日本中の美味しいお弁当を販売します。見た目につられて買いましたが何故か美味しいと思えないのです。家でお茶漬けを食べた方が美味しいと思ってしまいます。理由が自分でもわかりません。箱の匂が嫌だったり、色んな食べ物の匂が混ざったりするのが嫌なのかも。お弁当が美味しく食べられる人のお弁当は美味しいのかもしれませんね。一度食べさせて貰いたいと思います。

【エムズの片割れより】
お弁当は冷たいのがダメな原因では?
だからいつもチンして食べています。
そう言えば、美味しいと思った弁当がありました。とんかつの「まい泉」の、カツサンドといなり寿司の弁当はうまかった!!
それと、成田空港の「焼きさば寿し」はうまかった。

投稿: 白萩 | 2015年7月 1日 (水) 23:21

こんにちは!
みんな違ってみんないい…
お弁当が好きな人がいれば、嫌いな人も。
私は「好き」派です。
コンビニやスーパーの既成のお弁当はちょっと置いといて、手作りのお弁当のふたを開ける時のワクワク感がたまらない!
と言っても中高と母が作ってくれたお弁当は
エムズさんと同様、しょっちゅう煮物のお汁がこぼれて、時には教科書にもしみていました。

奥様のお弁当日記、素晴らしいですね。
お料理と絵がお好きで、何よりお子さんへの愛情がうかがえて微笑ましい。
私も描いておけばよかった、とちょっぴり後悔しています。
今からでも遅くないかも。実は現在同居中の次男のお弁当を週5日作っています。
頼まれたからですが、半分は認知症予防のため。お料理は段取りや取り合わせを考えるから認知症予防にいいそうです。
次男が高校生の時、友人から「○○のお弁当おいしそう!」って言われたと私に報告した時の嬉しさを忘れません。

【エムズの片割れより】
母親の弁当は、平和な家庭の象徴ですね。
しかし、弁当に限らず、毎日、様々な献立を考えて作る世の女性陣は、ホントウにスゴイと思います。
男だと、レシピ本を順番に片付けていくことは出来ても、頭の中でエイヤッと考えて片付けることは到底出来ない・・・。
これだけは、ホントウに尊敬しています。

投稿: アンディーのママ | 2015年7月 2日 (木) 16:36

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