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2015年4月10日 (金)

グリーグの「ソルヴェイグの歌」と「オーゼの死」

たまにFM放送の音楽の録音を聞いていて、ハッとすることがあるが、今回はクラシックの歌である。
だいぶん前だが、NHKラジオ深夜便「クラシックへの誘い~グリーグの調べ」(2015 02/19放送)で放送されたシーラ・アームストロング(ソプラノ)が歌う「ソルヴェイグの歌」が耳に残った。それで、またCDを買ってしまった。

<シーラ・アームストロング(ソプラノ)の「ソルヴェイグの歌」>

グリーグ作曲:劇音楽「ペール・ギュント」から「ソルヴェイグの歌」
 ジョン・バルビローリ:指揮 ハルレ管弦楽団 シーラ・アームストロング(ソプラノ)

しかし、有名なクラシックの歌はソプラノが多いな・・・。アルトの名曲はあまり知らない。
このCDを買って、久しぶりに「ペール・ギュント」を聞いた。そして、久しぶりに聞いた「オーゼの死」も美しい・・・
ついでに、これも聞いてみよう。

<グリーグ「ペール・ギュント」から「オーゼの死」>

ジョン・バルビローリ:指揮 ハルレ管弦楽団

昔からお馴染みの曲だが、意外と物語は知らない。せっかくなので、あらすじを読んでみよう。
「『ペール・ギュント』(Peer Gynt )は、ヘンリック・イプセンが1867年に作った戯曲(劇詩)。韻文で書かれた。自由奔放なペール・ギュントが旅に出て年老いて帰ってくるまでの物語。全5幕。
元々は舞台上演を意図して書かれた作品ではなかったが、1876年2月24日、クリスチャニア(現オスロ)の国民劇場で初演された。その際、イプセンの依頼でエドヴァルド・グリーグが劇音楽を作曲している。後にグリーグはこの音楽の中から4曲ずつを選び、2つの組曲に改作した。
<あらすじ>
落ちぶれた豪農の息子で、母オーゼと共に暮らしている夢見がちな男ペール・ギュントは、かつての恋人イングリを結婚式から奪取して逃亡する。しかしイングリに飽きたら彼女を捨て、トロルの娘と婚礼寸前まで行くが逃げ出す。純情な女ソルヴェイと恋に落ちるが、彼女を待たせたまま放浪の旅に出る。山師のようなことをやって金を儲けては無一文になったり、精神病院で皇帝になったり遍歴した後に老いて帰郷する。死を意識しながら故郷を散策していると、ボタン職人と出会うが、彼は天国に行くような大の善人でもなく地獄に行くほどの大悪党でもない「中庸」の人間をボタンに溶かし込む役割の職人だった。「末路がボタン」というのだけは御免だと、ペール・ギュントは善悪を問わず自分が中庸ではなかったことを証明しようと駆けずり回るが、トロルの王も「やせた男」もそれを証明してくれなかった。彼は最後の証人として会ったソルヴェイに子守唄を歌ってもらいながら永眠する。」~wikiより

詳細なストーリーは(ここ)にある。
この詳しいあらずじを読みながら、CDを順番に聞いていると、イプセンの童話の世界に引き込まれていくよう・・・
「ペール・ギュント」の劇を見ることはないが、こんな音楽を聞きながらストーリーを追う。こんな聴き方もまた、楽しい。
それにしても、何と多くの曲で、劇の内容を知らないまま、聞いている音楽が多いことか
今日は、「ペール・ギュント」の勉強をしてしまった!

150410nekoze<付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

中学生の頃ラジオでマリア・カラスが歌った「ソルヴェーグの歌」に大変感動しました。しかし、その後一度もカラスがこの歌を歌うのを聴いたことがありませんし、CDを見つけることもできませんでした。別にこの歌を歌わせたらカラスが一番素晴らしいと思っているわけではありませんが、未だに未練が残っています。
大学生の時にやはりラジオで聴いて感動したマントヴァーニ楽団の「朝日のごとくさわやかに」の場合は、40代になってCDを手に入れることができました。その時の喜びを思い出しながら時々聴いています。
「オーゼの死」はある若者の葬儀のさいに葬送曲として流れていて、悲しみがより深まりました。自分の葬儀の時にも流してもらいたいと思ったりしている曲です。
それにしても女の人というのはよく分からないもので、絵に描いたような美男子が好きな人がいるかと思うと、ペールギュントのような女性を決して幸せにしないような男を好きになる人もよく見かけます。動物の世界では、強い雄が雌を引きつける場合が多いようだけど、孔雀のように美しい雄が選ばれる場合もありますから人間の女性も色々な好みがあるのでしょうね。

【エムズの片割れより】
カラスの「ソルヴェーグの歌」ですか・・・。どんな歌になるでしょう・・・。
「オーゼの死」は単純な旋律だけに、沁みますね。

投稿: 山下仁平 | 2015年4月13日 (月) 16:55

今年の4月に、大学生時代にラジオで聴いて感動したマントヴァーニオーケストラの「朝日のごとくさわやかに」のCDを何十年振りかに手に入れて、この上なく喜んだ話をここに書きました。今ひとつ。
やはり学生時代に、下宿の布団の中で寝ながら聴いていて感動したのが「レ・シルフィード(風の精)」です。この曲はショパンのピアノ曲をオーケストラに編曲したものですが、私が特に惹きつけられたのは「ワルツ第7番嬰ハ短調作品64の2」です。その後一度も聴くことがなかったのですが、10年ぐらい前にベルリンフィルが演奏する「カラヤン/バレエ音楽名演集」なるCDを手に入れ、家のステレオで30年振りに聴いた時の感激は格別のものでした。ピアノ曲としては大変有名な曲ですが、ベルリンフィルのオーケストラ演奏は荘厳で素晴らしく美しいものです。
you tubeには、2011年に浅田真央さんがこの曲をバックに滑ったフィギュアスケートの 姿が出ています。ただ、カラヤンのとは違うのかなという感じがしますが分かりません。ともあれメロディの綺麗な曲の好きな方は一度聴いてみてはいかがでしょう。

【エムズの片割れより】
レ・シルフィードは子どもの頃から知っていますが、今改めて、持っているボストンポップスで聞いてみました、続けてアシュナージでも・・・
確かに、この曲はオケに合いますね。久しぶりのショパンでした。

投稿: 山下仁平 | 2015年12月20日 (日) 21:41

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