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2015年2月 7日 (土)

「外れた降雪予報の影響・・・」~もはや風評被害?~気象庁は謝った??

2月5日~6日(2015年)の降雪予報には、皆びびった。
昨年2月の、2度に亘る大雪の記憶がまだ新しいから・・・。そして今回・・・

降雪予報、なぜ外れた 気温下がらず・低気圧予想より南に
 東京都心でも最大5センチや3センチの降雪量――。気象庁は5日、6日についてそんな予報を出したが、いずれも降雪量は記録されなかった。「雨か雪かは微妙な差で予報が難しい」。気象庁の担当者は話している。
150207yuki  都心で雪となるのは(1)本州南岸を低気圧が進み、雲が広がって気温が下がる(2)低気圧に流れ込む水蒸気の量が増え、雲が広がる(3)上空に寒気が流れ込む――などの場合が多い。
 気象庁は4日夕、都心の降雪量が5日夕までに最大5センチと予報。5日夕には6日夕までに最大3センチを予想した。だが、5、6日ともにゼロだった。
 同庁によると、低気圧が予想より南側を進んで雲の範囲が狭くなり、低気圧に流れ込む水蒸気も少なかった。都心では気温2度以下が降雪の目安だが、5日午前3時の気温は4・4度で、午前9時で2・3度。2度を下回った10時ごろから、みぞれとなった。6日は雲が広がらなかった。気象庁天気相談所の松原竹男所長は「予報は当日の気温などで左右される」と話す。
 東京都中野区のホームセンターはスコップや融雪剤を大量に並べた。予想は外れたが、「雪対策の商品を切らさないようにしている」という。 (土居貴輝)」(2015/02/07付「朝日新聞」p32より)

しかし、このハズレによる影響は大きかったようだ。前日から飛行機の欠航が大きく発表されていた。ちょうど札幌雪祭りがあったようで、楽しみにしていたのに欠航で行けなかった人の心中如何に?? まあ実際に雪が降れば、仕方がないと諦めもつくが、積雪ゼロでは、何のための運休かと、怒るのでは??

雪の影響…全日空・日本航空計96便が欠航
 関東地方では5日午前から雨に雪が混じり始め、一部の交通機関に影響が出ている。
 空の便は、全日空が午後の便を中心に羽田空港発着の国内線46便の欠航を決めている。また、日本航空も午後に羽田空港発着の国内線50便の欠航を決めた。鉄道は、東海道・山陽新幹線と東北・秋田・山形・上越・長野の各新幹線や首都圏のJR在来線、私鉄・地下鉄各線も雪などによる目立った遅れもなく、平常通り運転している。・・・」(2015/02/05付(
ここ)より)

今回は良かったらしいが、以前の台風や雪予報でのJRの運休、間引きはひどかった(ここここ)。
そして今回の場合、JRや航空会社で対応がバラバラ・・・。前はJRが、そして今回は飛行機が止まった。各社はそれぞれの情報や基準で運休や欠航を決めているのだろうが、気象庁の出す予報、警報の影響は大きい。

それにしても、ここまで外れると、本家の気象庁の「ハズレ記者会見」はあったのだろうか・・・。台風にしても積雪にしても、「被害が少なかったので、良かったでしょ?」では済まない人たちも居る。もちろん我々庶民も、長靴でどたどた会社に行ったり、交通機関が止まったりで、不便はゼロではない。
そして、カミさんの友人の娘さんが勤めている高級雑貨店では、積雪予報のため、来店者が激減して売上が大きくダウンしてしまい、「ここまで外れると、もはや風評被害だね」と言っていたとか・・・。

気象庁もプロ。自分たちの出す予報が社会に与える影響というものを、もう少し重く考えて頂き、交通機関を止める可能性のある台風や積雪情報の大幅なハズレに対しては、なぜ外れたかについて、予報の責任者が記者会見でキチンと説明責任を果たして頂きたいものだ。

150207kuroneko <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

最近週間予報はかなりよく当たると思いますが、前の晩の予報が当たらないことが結構多いような印象を受けますが、どうでしょう。それに台風でない、普段の風の予報は当たらないですね。

【エムズの片割れより】
確かに週間天気湯報は当たりますよね。
しかし、台風や積雪の予報は別格だと思います。これらは、交通機関の運休や欠航など、市民生活への影響が格段に大きいので、「大は小を兼ねる」ではなくて、“こまめな予報の修正”をお願いしたいものです。

投稿: かえるのうた | 2015年2月 8日 (日) 11:42

気象予報は誰が出すのでしょうか?
ネットで気象予報士について調べてみると、下記のように書いてあります。

どうやら、新聞やTV・ラジオの天気予報は、気象庁ではなく気象予報士が出しているようです。とすると、気象予報が当たらないのは、気象予報士のレベルが低いからではないでしょうか?

気象予報士とは?
気象庁のホームページ (http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/yohoushi.html)
 気象予報士制度は、気象業務法の改正によって平成6年度から導入された制度です。
 この制度は、防災情報と密接な関係を持つ気象情報が、不適切に流されることにより、社会に混乱を引き起こすことのないよう、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設されたものです。
 予報業務を行う事業者は、現象の予想を気象予報士に行わせることを義務づけられています。

(一社)日本気象予報士会ホームページ (http://www.yoho.jp/)
1993年5月に気象業務法が改正されて、予報業務の許可事業者(民間気象会社)は気象予報士に現象の予想を行わせなければならないことになり、それを受けて、国家資格である気象予報士制度が誕生しました。そして気象予報士は、気象庁から提供される高度で様々な気象データーを総合的に判断して自ら責任を持って、的確に気象予報を行うことが出来る気象のスペシャリストです。

【エムズの片割れより】
wikiにはこうありますね。「放送(テレビ・ラジオ)  気象情報番組や報道番組内の天気コーナーなどで定期的に放送を行う。取り扱う番組によって、気象庁発表のものをそのまま流用するもの、各社局が契約した気象業務許可事業者の天気情報を使用するもの、専属の気象予報士が提供情報を基に独自に加工するものがある。」
一方、気象庁は国交省の外局であり、「気象業務法」という法律のもとで、予報を行っていることを考えると、やはり気象庁の予報は重い・・・

投稿: 気象予報士とは? | 2015年2月 9日 (月) 12:07

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katayamayukiko/20150213-00043008/
ここにある予報の検証結果で見ても、結構的中率が低いですね・・・

去年の記録的大雪もそうですが、一昨年の成人の日の大雪も覚えていますね。
始めは雨でしたが、午前11時ごろからいきなり雪に変わっていき、積もりだしたのに驚きました。
後で知ったのですが、原因は台風から変わった温帯低気圧でした。
低気圧自体は変わらないのですが、台風の名残なので水蒸気の量が通常よりも多く、
その低気圧が急発達して「爆弾低気圧」になったのが大雪をもたらしたそうです。

予報の精度は日進月歩ですが、やはり最後には自分で考えて行動することが第一なんでしょうね・・・

【エムズの片割れより】
面白い記事(データ)の紹介、ありがとうございます。記事で紹介したいと思います。

投稿: マッノ | 2015年2月16日 (月) 22:04

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