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2015年1月15日 (木)

高英男の「ロマンス」

先日、FMで高英男の「ロマンス」という歌を聞いた。
これは本場のシャンソンなのだが、何とも歌謡曲っぽくって、自分にフィットした。

<高英男の「ロマンス」>

「ロマンス」
  作詞:アンリ・バシス
  作曲:ジョゼフ・コズマ
  訳詞:中原淳一

友よ 聞きたまえ この愛の歌
とわの幸せを かなでる歌を
パリ 君こそ我が 心の友よ
喜びもうれいも 君とともに

青い光あび パリの街角
恋の心の なぜにときめく
パリ 君こそ我が 心の友よ
喜びもうれいも 君とともに

Paris, qui n'est à personne,
Est à toi si tu le veux.
Mon amie je te le donne
Ce cadeau c'est pour nous deux.

悲しみもさちも ふたりの胸に
秘めて歌う歌 パリのロマンス

それにしても、音が悪い。幾らSP盤の復刻とは言え、スクラッチノイズがひどいのが残念・・・

さて、高英男をwikiで調べてみると、こうある。
「昭和26年(1951年)、フランス・パリへ留学。ソルボンヌ大学に学ぶ。
昭和27年(1952年)、帰国。帰朝リサイタルでは、フランスから持ち帰った『愛の讃歌』『ロマンス』『詩人の魂』などを日本人では初めて披露する。また、このときの中原淳一の発案で、日本人のシャンソン歌手第一号となる。昭和28年(1953年)、キングレコードから『枯葉/ロマンス』でレコードデビュー。」

つまりこの歌は、高英男のデビュー盤のB面だった。
そして、NHKの紅白歌合戦でも、1953年~1960年まで、7回出場したうち、3回この歌を歌ったという。

それにしても、聞いていると、シャンソンというより、日本の歌謡曲でも通るような旋律に聞こえる。何とも心地よい歌・・・

この歌のオリジナルは、ジュリエット・グレコだという。
最後に元祖に敬意を表して、ジュリエット・グレコでも聞いてみよう。

<ジュリエット・グレコの「ロマンス」>

140115hou <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

ほんとに歌謡曲みたいですね。
妙にしっくり来る曲ですね。
年齢の所為なんでしょうかねえ。

【エムズの片割れより】
でも、すっかり“埋もれてしまった”歌ですね。

投稿: 通行人 | 2015年1月16日 (金) 06:58

この歌を最初に聴いたのは、思春期の入り口で恋に恋をし始めた時でした。何故か心がパッと明るくなったような気がしました。パリ、素敵な恋、敗戦から立ち上がり始めた日本、自由な恋、「パリに行く、絶対に!」と友人は夢を見ていたし、私は絶世の美男子に恋されるんだと大きな希望を胸に秘めていました。この歌を聴くと心が震え、目が潤んできます。夢は夢で終わってしまいましたが、夢みる友人たちとの楽しい青春時代が蘇ってきます。詩を作り、夢を語り合い、歌を歌い、本を読み、映画を観、勉強はすっかり忘れていましたが、一生のなかで、こんなに充実した日々を送った事はないと思います。「友よ 聞きたまえ この愛の歌」です。

【エムズの片割れより】
そんな思い出がお有りでしたか・・・
話を聞くだけで、何かワクワクしますね。若かりし“夢物語”の世界が・・・(失礼!)

投稿: 白萩 | 2015年1月16日 (金) 22:32

昭和28年といえば、5歳の頃…
はっきりとした記憶はありませんが、
懐かしいメロディーですね。
私にとって高英男さんはシャンソン歌手の草分けであると同時に、
アイライン(目張りといった方が感じが出るかな?)を入れてる男の人!の印象が強いです。
映画俳優では市川雷蔵さんや大川橋蔵さんも。
素顔は素顔で素敵でしたが、全く違う目元でした。全然話は違いますが、わんこのアイラインも相当なもの…。今私は毎日アイラインを入れています!

【エムズの片割れより】
結構、知られた歌だったのですね・・・
大川橋蔵か・・・。「新吾十番勝負」を思い出します。

投稿: アンディーのママ | 2015年1月17日 (土) 08:45

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