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2014年12月24日 (水)

「中韓への親しみ最低 内閣府調査 歴史問題など響く」

先日の各紙に、中韓への“親しみ度”の調査結果が載った。
中韓への親しみ最低 内閣府調査 歴史問題など響く
 内閣府が20日に発表した外交に関する世論調査によると、中国、韓国への親近感は1978年に調査を開始して以来、両国とも最低となった。中国に「親しみを感じない」は141224chuukan 83.1%で昨年の調査よりも2.4ポイント上昇し、3年連続で8割を超えた。韓国は8.4ポイント上昇の66.4%。関係が比較的良好だった2011年からの上昇幅が30ポイントを超えた。
 中国は沖縄県・尖閣諸島を巡る摩擦、韓国は慰安婦問題など歴史認識で対日批判を強めたことが影響したとみられる。
 「親しみを感じる」も両国ともに過去最低となり、中国は14.8%で初めて15%を下回った。韓国は31.5%と昨年から9.2ポイントの低下。米国に「親しみを感じる」は昨年と同水準の82.6%だった。
 北朝鮮をめぐる関心事項(複数回答)では、日本人拉致問題が88.3%と昨年から1.9ポイント上昇した。核問題への関心は54.0%と16ポイント低下し、ミサイル問題も55.6%で5.2ポイント下がった。
 拉致問題以外の7項目は低下し、日本人の拉致・行方不明者の再調査を巡る5月の日朝合意を受けて関心度が増している。
 調査は10月16~26日、全国の20歳以上3000人を対象に面接方式で実施。1801人から回答を得た。有効回答率は60.0%だった。」(2014/12/21付「日経新聞」p2より)

日経の記事には、推移のグラフがあった。このグラフを見て、中国への親しみ度が急速に悪化していることが分かった。何と現在の「親しみを感じない」率は83%だという。しかも一貫してその率が上昇している。一方、韓国は最近でこそ6割を超えたが、最初から5割ほどであまり変わっていない。

中国については、先の大戦の影響か、日本は中国の人に気を遣っていた時期があった。思い出すと、現役時代の1980年代ころだったか、中国の宝山製鉄所に新日鐵経由で、あるシステムを納入した。その時に工場に来た中国の人を迎えるために、その仕事に関係のない人まで駆り出されて、門からズラリと並び、拍手をして迎えたことがあった。当時は自分が若かったこともあり、「何で?」と思ったもの。人民服を着た中国の人も、拍手をしながら車から降りて歩いてきた。その後の、中国の人との通訳を介しての打合せでは、特に緊張した記憶は無い。でも、中国の人に対する気の遣いようは異様なほど特別だった。
これは、戦争時に悪いことをした、という意識からだったのかも・・・

それが、今ではどうか・・・。表面上は、中国人観光客の激増、などと浮かれている。そして、概して観光客の日本の観光の評判は良いようだ。しかし、その人たちを見る目は、この統計からはあまり宜しくないようだ。
我が家でも、5年ほど前までは、中国各地に旅行したが、日本人だからといって、中国の人の我々への態度で、悪い印象は全く無かった。
しかし韓国はどうも違うらしい。昔、カミさんが友人と韓国旅行をしたことがあるが、お店で買い物をするときに、日本人だと分かると、「しょうがないから売ってやる」という態度に変わり、日本人に接する態度は、非常に厳しいものがあったと聞いている。

島国の日本からすると、隣国は中国と韓国しか無い。それが、原因は何であれ、お互いにこんな雰囲気だとすると、非常に残念・・・。まあ、片想いなど有り得ないので、これを改善するには相当な時間が必要となるのだろう。
でもこんな統計を見ると、日本人も、米国の人種差別を非難する資格など無いのかも知れないな・・・、とも思う。

141224christmas <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

何度も同じことを書きますが・・・・
私は 周 近平も朴 クネも安倍と同じくらい大嫌いです。自国民を特に普通の労働者を抑圧するその姿勢が大嫌いです。
 日本に来る中国の観光客・・・・・大半は中国の富裕層です。程度が悪くて当然です。
 エムズさま。韓国旅行の印象が悪かったようですが・・・・私の少ない経験では…・「お手伝いしてもいいですか?・・・・と地下鉄駅で話しかけてくれたお年寄り・・・食堂まで案内してくれた女子高生…・1か月前…コンサート会場へ向かう電車の隣の席から日本語で話しかけられた80歳くらいのお年寄り・・・・
植民地時代のツライ記憶を持つ「かの国」では日本という「国」に対して厳しい姿勢を持つ人々が多いのは当然として…旅行者として嫌な思いをしたことがわたしはありません。
 韓国では…靴を脱いで部屋に入るところ、床に〔イスではなく〕直接座るところなど どこよりも日本に近い生活が感じられます。
 1945年2月に福岡の刑務所で亡くなった(殺された)ユン・ドンジュの「序詩」が心にしみます。 
       序詩
  死ぬ日まで空を仰ぎ
  一点の恥辱なきことを
  葉あいにそよぐ風にも
  わたしは心痛んだ
  星をうたう心で
  生きとし生けるものをいとおしまねば
  そしてわたしに与えられた道を
  歩みゆかねば

  今宵も星が風に吹きさらされる(伊吹郷訳)

 27歳の留学生―ー尹 東柱 ユン・ドンジュの罪はハングルで詩を書いたことでした。

投稿: todo | 2014年12月25日 (木) 05:44

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