« カタルーニャ民謡「鳥の歌」 | トップページ | 「世界で最も影響力のある人物ランキング2014」 »

2014年11月14日 (金)

「やっぱり家族は素晴らしい」??~女は強い!

今朝の日経新聞に「家族の絆を深めよう」という“広告”が載っていた。
自分のように、人生が枯れかかってくると、今更「家族」の議論(?)など、青臭くもあるが、11月の第3日曜日(今年は11月16日)は「家族の日」で、11月9日(日)~22日(土)は「家族の週間」なんだそうだ。
まあ、せっかく日経が今朝の朝刊のP29~P31まで、3ページも費やして“家族の広告”をしているので、ちょっと覗いてみることにするか・・・。

アンケートで「大切だと思う家族の役割は何ですか?」という問いに対しては、①「家族が141114kazoku2 休息する場」(61.4%)、②「愛情を育む場」(45.5%)、③「社会の一員を産み育て社会に送り出す場」(34.1%)、④「働くための活力を得る場」(33.6%)・・・だそうだ。(2014/11/14付「日経新聞」p29~31より)
まあそんなものだが、ちょっと自分の感覚と違うのが、②。自分的には、家庭は何よりも「居場所」、そして「子育ての場」だと思うが・・・。「愛情を育む場」なんて、最初の新婚2~3日の話だろう!?
141114kazoku3 そして、「自分たちは家族だな」と感じるときは、①「自宅で食事をしているとき」(45.0%)、②「年末年始を家で過ごしているとき」(39.5%)、③「おしゃべりしているとき」(33.2%)だそうだが、これは自分の感覚とは違う。自分的に141114kazoku4 は、「何でも話せると思ったとき」、そして「家族が自分の体を気遣ってくれるとき」かな・・・。
例えば休日にショッピングモールなどに行ったとき、「ちょっと腹の調子が悪いのでトイレに行ってくる」とささやいて駆け込めるのは家族だけ。会社の同僚と仕事で外出しているときなど、幾ら腹の調子が悪くなっても、とても言えない。お互い、同じような弱い「お腹」を持っているが故の夫婦だからこそ、分かり合えること。

そして、「理想的な夫婦とは」と「家族で時間を共有して幸せを実感したこと」というテーマ141114kazoku1 で、色々な投稿が載っていた。
自分的には、夫婦とは「最初の相談相手」かな? 体調が悪いときも、最初に話すのは夫婦。朝起きて、悪夢の話を強引に聞かせる相手も夫婦。外出のときに起こった事件を帰ってきて話す相手も夫婦。

そんな夫婦のつもりだが、「ローズ家の戦争」は、いつでも発生する。
でも我が家の夫婦げんかは、いつもカミさんの勝ち。勝率100%。思い出すと、その歴史は古い。最初は新婚旅行。2日目だったか、新婚旅行で船に乗ったとき、話をしなくなったヨメさんにビックリ。何が気に入らなかったか忘れたが、女には「口をきかない」という強力な武器があることを新婚2日目で知った。これは驚異・・・。女性の姉妹がいない自分にとっては、オドロキ以外の何物でもなかった。
そして新婚数週間経った頃、原因は忘れたが、自分に対する、信じられない“悪口雑言”にビックリ・・・。それはもう機関銃!こちらから反論するヒマも無いほどの連射。かくして新婚数週間目で、「女とは怖~い存在だ」ということを悟り、これからの暗澹たる結婚生活に恐れおののいたもの・・・。
忘れていたが、昨日(2014/11/13)でそれからちょうど38年・・・。よくもまあご無事で・・・!!

先日こんなことがあった。夜、やおらカミさんが自分の部屋に来て言う。「激怒すると思うけど、いちおう言っておく。SONYとか書いた段ボール箱を使ったから・・・」「ナヌ?」・・・
納戸に駆け付けて見ると、自分が大事にしていたSONYのオーディオ機器の元箱が、何と中の緩衝材だけが放ってあって、箱がない。「ちょうどよい大きさの箱が無かったので、今日の宅急便に使った」と言う。当然、激怒! 「何で電話ででも、使って良いかと聞かなかったのだ」「オレが激怒すると分かっていながら、なぜ使った!」「中に緩衝材も入っていて、大事に保管してあるのが、見ただけで分かるだろう!」・・・
そうしたら、しばらくして、カミさんが部屋に来て言う。「私にケンカを売ったわね!」「私を怒らせたわね!」
当然、そこから一切口をきかない。今までの経験から、長いときは数週間も・・・。そして、食事の時間になるとお盆に乗った食事を部屋に持ってきて「勝手に食べて!」という毎度のシチュエーションが目に浮かぶ・・・。(まあ食事が無くなるよりはマシだけど・・・)
当然男は音を上げる。「ゴメン。自分が悪かった。段ボール箱も要らないから・・・」
何のこっちゃ!! 自分が“被害者”なのに、何で自分が謝るのか・・・。この大いなる疑問は、今後決して解けることはない。何とも男は哀れな存在なのである。
とにかく言えることは、「女は強い」「男が勝つことは決してない」・・・!!

男は幾ら社会でエラくなっても、いつかはリタイアして、戻る場所は所詮家庭しかない。そして家族に看取ってもらうしかないのだ。
亡くなった渥美清は、決して自分の家族を外部の目にさらすことは無かったという。家族、家庭は男にとっての逃げ場所、そして隠れ家。そこでの居心地を良くするためには、「カミさんには、決して逆らわないこと」を実践する以外にない。
これが結婚38年のベテラン男の、哀れな悟りの境地なのであ~る。
何? まだカミさんに逆らっているって?? 止めとけ! 勝てる訳がない!!

141114siritori <付録>「ボケて(bokete)」より


« カタルーニャ民謡「鳥の歌」 | トップページ | 「世界で最も影響力のある人物ランキング2014」 »

コメント

男は忘れるが、女は忘れないと何かで読んだことがあります。妻が怒る時は何十年の怒りが全部凝縮して爆発するのですから夫には勝ち目がありません。凝縮が殺意に代わったら命をあきらめて下さい。だんまりは殺意の1歩手前です。若いころ十数年続いた続いた夫のキャバレー遊びが私の窮余の策だんまり1週間でやっとやめさせられました。頭から水を掛けたり、殴ったり、目上の人にお説教して貰っても全く効果がありませんでした。だんまりが1番でした。そのあとも色々あって結婚生活ではなくて喧嘩生活の51年でした。男兄弟5人の中で育ったので私は喧嘩は負けません。でも見た目はお上品にしております。おホホホ・・・

【エムズの片割れより】
ウチのカミさんも怖いですが、白萩さんよりはまだ優しい・・・と、今ごろ気付きました。
それにしても、「女性は優しい」ナンテ言う世の誤解は、いつ頃から生まれたのでしょう・・・。
また、それを信じているバカな男がまだ居るのでしょうか・・・。男は早く悟るべきですね。早く自分の心の葛藤を鎮めるために・・・

投稿: 白萩 | 2014年11月15日 (土) 14:45

エムズさんに誤解されてしまいましたね。妻は家族を守る為に強くなるのです。この寒空にホームレスにもならず、今、テレビを見ながら夫は晩酌をしております。そのころの夫の遊び仲間は家族離散や、家を失って借家暮らしになったりした人が何人かいます。女の強さは優しさでもあります。まあ、女のほうが賢いと私は自惚れているのですが、どこに行っても家が一番良いと思えるのですから、幸せではないのでしょうか。守るべきものは守る。それが優しさです。(私の手段がちょっと荒っぽいのが難点かも知れませんね。ネチネチぐずぐずしているのが嫌いなので・・)

【エムズの片割れより】
「優しい」を改めて広辞苑を引いてみたら「情深い。情じようがこまやかである」というのがありました。
これかな・・・!?

投稿: 白萩 | 2014年11月16日 (日) 18:50

我が家のだんまりは夫です、自分に非があっても絶対に謝罪はしません浮気をしてもです。私は元々声が低く物陰で聞くと男性と間違われるのですが怒りが溜まるとそれがより低くドスがききます。下腹に力を入れじっと目を見てこの声で静かに「出て行け!」と一発、浮気はこれで止みました。後は母親から自分は賢いから気持ちを切り替えられると呪文を唱える事、と教えられそれを実践しています、なのでだんまり夫を哀れに思うだけです。これで我が家はもうじき48年です。

【エムズの片割れより】
最近、山崎ハコの古い歌を聞いています。先日、ひさしぶりに「呪い」という歌を聞きました。
コメントを読みながら、なぜかその歌を思い出しました!?

投稿: 名前?忘れた | 2014年11月16日 (日) 23:10

名前?忘れた様 投稿読ませて頂いて笑ってしまいました。素晴らしい奥様です。私たちの年代は男が遊ぶのが当たり前という風潮があって、かなりの奥様方が我慢を強いられ、夫を支えて何十年も生きてきたと思います。気が付いたら涙があふれるほど悲しくてやりきれない怒りを胸に秘めています。その時、私はこう教えています。ご主人に「何故、私が今まで我慢をしてこの家にいられたかというと、私には結婚する前から貴方よりもっと大好きな人がいて、その人にいつか会おうと思いながら我慢して暮らしてきた。残りの人生も少ないから近いうちに会いに行くことにしたと言ってごらん」と、そういったら相手の奥さんの顔がぱっと明るく輝きました。悪行を重ねた旦那様の心は曇るでしょうね。奥さんは言うだけですが気が晴れると思います。刃傷沙汰にならずに仕返しができるかも。

投稿: 白萩 | 2014年11月17日 (月) 12:01

男というものは、女が自分の目に見える傍にいる限り、自分を好きだからだと思うようです。
娘に対して、自分に好意を向けないからと嫌がらせを存分にしてきた父が最後に放った言葉が「半殺しにするぞ」であり、それに対しての私の言葉が「その前に殺してる」でした。
 そこまでいうかと私のどこかがプツンと切れましたので静かに落ち着いて言いました。
 それから何日もしないうちに、布団の中で寝たままの恰好で、朝、起きてこないので見にいったら冷たくなっていました。母は、極楽死やと叫びました。家族の誰も悲しみませんでした。
 私はいまだに、言ったことに対する後悔の気持ちはありません。
 母はもう少し貯金を残してから逝ってほしかったと申しておりました。
 年金生活に入ってから1年ほど、毎日酒ばかり食らってコロリと、誰に介護の負担をかけることなく逝きました。
 大正元年生まれの父の実に見事な終わり方で、もう30年以上たちます。
 
こんな文章書くことはないと思っていたのですが、なんとなく書いてしまいました。すみません。 

【エムズの片割れより】
父親がポックリ逝って良かったですね。過去形の話で良かった・・・。
もしまだ存命だったら、生きている限り、自分の心が汚れていたでしょう・・・。
同様の境遇で、「何十年も会っていなくても、相手が死ぬまで解決しない」と言って苦しんでいる人を知っていますので、よく分かります。

投稿: み~子 | 2014年11月26日 (水) 03:03

父が逝ったのが私が28歳のときですが、丁度その2倍の56歳の時、不思議なことに鬱状態がスッと消えました。回復には、倍かかるといわれますが、以来私の頭の上には青空があります。
エムズ様、書かせていただいてありがとうございます。

【エムズの片割れより】
とにかく親は選べませんから、子供にとって親の影響は計り知れません。
祈るしか方法はありませんね。

投稿: み~子 | 2014年11月27日 (木) 02:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カタルーニャ民謡「鳥の歌」 | トップページ | 「世界で最も影響力のある人物ランキング2014」 »