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2014年6月14日 (土)

「日本の若者、自信も希望もない? 7カ国調査で最下位」

先日、こんな記事を目にした。
日本の若者、自信も希望もない? 7カ国調査で最下位
 日本の若者は自分に自信がなく、将来に希望が持てない――。政府が3日に閣議決定した「子ども・若者白書」で、海外と比べた日本の若者の姿が浮かび上がった。自信を取り戻すカギは、家庭や職場にありそうだ。
140614wakamono  調査は昨年11~12月、日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデンの計7カ国の、13~29歳の男女を対象に実施。各国千人程度に、自分や家族、社会に対する意識をインターネット調査した。
 「自分自身に満足している」と回答した人の割合は、日本が最下位で45.8%。他国は70%を超えた。「将来に明るい希望を持っている」という人の割合も、日本の61.6%が最低で、残り6カ国は80%以上と差が開いた。
 このほか、「自分に長所がある」(68.9%)、「40歳になったときに幸せになっている」(66.2%)でも最下位だった。一方で、「自国のために役立つことをしたい」(54.5%)はトップだった。
 自己肯定感が高い若者の特徴を探ったところ、家庭や学校生活、職場での満足度の高さと関わりがあった。例えば、「家族といるとき充実している」という質問にあてはまると答えた人では、53.7%が自分自身に満足していた。あてはまらないと答えた人では29.4%にとどまった。(高橋健次郎)」(
2014/06/04付「朝日新聞」p4より)

上の記事の資料のオリジナルは(ここ)と(ここ)にあるが、その資料の中で、日本が突出しているものを拾ってみた。
すると、「気分的に元気がない」「将来に対して明るい希望がない」「職場に対して不満足」「でも早く結婚はしたい」、でも「40代でも実際は結婚していないだろう」・・・という姿が見える。

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この13~29歳の男女が対象だったという結果を“我々オトナ”はどう捉えたら良いのだろう。
日本の社会は、既にかなり疲弊している。自分にはそう映る。
昔、英国がそう言われたことがあった。日本も同じ。老大国・日本!?

国民が「ウソだろう・・・」と言う間も無く突き進んでいる「集団的自衛権」は別格としても、「残業代ゼロ法案」や法人税の低減など、政治の方向はあまりに大企業寄りで、多くの底辺の労働者に対して優しくない。

数年前、ある大手通信会社のプロジェクトで、多数の社員の派遣をしたことがあった。不足分は外注からの派遣者でカバーしたが、その中にいた優秀なS君を思い出した。「こんな給料では、結婚も出来ない・・・」。
しばらくして、派遣先の通信会社のプロパーの勧めで、派遣先の入社試験を受け、何と「雇われ」側から「雇う」側に変身してしまった。もうとっくに結婚しているだろう。

力がある人は、チャンスを活かす事が出来る。でもそれはほんの一握り・・・。
多くの若者が、充実した仕事を得て、明るい未来を描け、安心して結婚・子育てが出来る日本・・・。それは、もう過去の幻なのだろうか・・・。
人生の先輩として、何ともやりきれない若者の調査結果ではある。

140614iiko <付録>「ボケて(bokete)」より


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