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2014年2月 6日 (木)

夫婦一緒の骨壺・・・

何とも女性(おばさん)はたくましい。先日、カミさんが行ってきた“近所の同じ歳4人”の女子会は、何と6時間だったという。男の居酒屋での飲み放題でも2~3時間が一般的なので、昼間とはいえ、5~6時間が普通だというおばさんの女子会は何ともタフ・・・
その女子会で聞いてきた話。
4人のひとりのCさんの実家は福岡とか。その両親は非常に仲がよく、今は同じ骨壺に入って眠っているとか・・・
聞くと、父親はどこかの会社のエライ人だったらしく、家庭は裕福だったとか。そのうち母親が痴呆気味になり、高級老人ホームに入ったのだが、母親が先に亡くなり、残されたパーキンソン病にかかった父親が、その母親の骨壺を離さないで、骨壺と一緒に寝ていたとか・・・。それで骨壺が壊れたりすると困るので、位牌に変えさせたら、今度は位牌を持って寝ていたとか・・・
その父親もホームで亡くなり、遺言によって、父親の葬儀の時、Cさんたち遺族が母親の骨壺を、父親の骨あげの場に持って行って、大きな骨壺に、父親と母親の遺骨を交互に納め、一番上に二人の喉仏を置いたという。
そして今両親は、同じ骨壺に入って福岡の墓地に眠っているという。

一方、そのCさんのご主人は京都が実家だとか・・・。京都では骨壺で納骨せず、いったん布の袋に入れて納骨するのだそうで、これは土に還る、という意味だそうだ。
Netでみると、こんな記事があった。
「京都ではお墓に納骨するときは,遺骨をサラシ(木綿)の袋に移します。遺骨が土に還るようにします。
 骨壺のまま納骨する墓と京都のように骨壺から出して納骨する墓では,墓の構造が異なります。
 納骨する部分をカロートと呼びますが,骨壺のまま納骨する墓のカロートは,底に石が敷かれていたり,コンクリートが打ってあったりしますが,サラシの袋に移して納骨する墓のカロートの底は石もコンクリートもなく,土のままです。
 遺骨をサラシの袋にいれて納骨する場合は,骨壺とそれを納めていた骨箱は,お寺や石材店が引き取って処分してくれます。
 石材店の話ですと,遺骨をサラシの袋に入れて納骨するようになったのは,昭和30年代ぐらいからで,それ以前は骨壺のまま納骨していたのだそうです。その当時の骨壺は粗末な素焼きであったため,骨壺ごと土に還ることができたのですが,骨壺の品質が良くなり,骨壺ごと納骨すると土に還れないので,サラシの袋に移して納骨するようになったのだそうです。
 祖母の納骨のとき,それより30年前に納骨した祖父の遺骨は全く残っていませんでした。土に還ったんでしょうね。」(
ここより)

葬儀の形態が地方によって色々あることは分かっていたが、確かに色々あるようだ・・・。
骨壺で墓の中にずっと置いてある、というのは単にこちらの風習か・・・

さて、先の夫婦で同じ骨壺、という話だが、母親が逝った後、何年後に父親が逝ったかは聞いていないが、少なくてもそれまでは、母親の骨壺は父親が保管していた事になる。
もちろん仏教的には何の意味も無い。全ては土に(無に)還るので・・・。
しかし心情的には分かるような気がする。遺骨も位牌も、かけがえのない妻の“存在の象徴”なのだ。仏教の偶像崇拝のような・・・

それで、改めてこの話を聞いてどう感じる? 「良い話・・・」と聞くか、「まっぴら・・・」と聞くか・・・
自分は、この話を何かホッとした温かい気持ちで聞いた。
かけがえの無い人に先立たれた残された者にとっては、仏教もへったくれも無いのである。どうやって自分の心の中の穴を埋めるか・・・。ただそれだけ・・・。それには、「もうすぐ同じ骨壺でまた一緒になるんだ・・・」という“目標を持つ”ことで心の穴を埋める方法も確かにあるのではないだろうか・・・。つまり、京都のように、皆同じ墓の中で土に還る、という地方で無い場合は、同じ骨壺で・・・という救いも確かにある・・・。

それで我が家では?? それは後に残されるであろうカミさんの気持ち次第・・・。
せめて「まっぴら・・・」と言われないように、今のうちにカミさん孝行をしておかねば・・・!?(←たぶんまた直ぐに忘れると思うけど・・・)

140206dorobo <付録>「ボケて(bokete)」より


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