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2014年1月 1日 (水)

ケテルビーの「ペルシャの市場にて」~お袋の思い出

小学校低学年のころ、いわゆるセミクラシックの音楽を2つ知っていた。ケテルビーの「ペルシャの市場にて」と、ブラームスの「ハンガリア舞曲第5番」だ。この頃は、親父が単身赴任中でもあり、交流は無かったので、はっきりと覚えていないが(珍しく!?)お袋から教えて貰った、と考えるしかない。しかしクラシックの先の2曲をどうやって教えて貰ったかは思い出せない・・・。
久しぶりに「ペルシャの市場にて」を聞いてみる。この手のセミクラシックは、アーサー・フィードラー指揮:ボストン・ボップス・オーケストラが定番だった。

<ケテルビーの「ペルシャの市場にて」>
アーサー・フィードラー:ボストン・ボップスorc

お袋は、ごく一般的なお母さんだったので、高級な(?)クラシック音楽とは無縁だった。しかしカラオケで美空ひばりの「みだれ髪」を歌ったり、何に対してもとても積極的だった。そう言えば詩吟もやっていた・・・。
そんな普通の母親でも、小学校の時に学校でハーモニカを習ったときに「荒城の月」を教えてくれたのはお袋。それは良く覚えている。

一方親父は、前にも書いたが(ここ)、小学校5年生の頃、童謡のSPレコードを買ってきて「レコード・コンサートをやる」と言い出した。たぶんそれが自分の音楽人生の原点・・・。
しかし上の「ペルシャの市場にて」は、それよりも前の話・・・。
親父は東海林太郞や藤山一郎などの、いわゆる「懐かしのメロディー」と倍賞千恵子などの「叙情歌」が好きだった。自分の聞くクラシックは、「すいぶんと高尚な音楽を聞くんだな・・・」と言っていて、当人は聞かなかった。

そんな訳で、自分の音楽好きは、遺伝も環境もあったのだと思う。つまり、セミクラシックから始まった自分の音楽人生。そのスタートに親が関係していたことは否めない。

親から子への伝承・・・。それはまさに家族における文化の伝承・・・。そしてその伝承は永遠に続く・・・
(2014年1月1日 午前10時49分 お袋、老衰のため死去。享年92)

●メモ:カウント~520万

140101tera <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

おはようございます

エムズ様、年末年始はさぞお疲れになられたことと思いますので、どうぞご自愛ください。

お母様のご冥福をお祈りいたします。

【エムズの片割れより】
ご丁寧に、ありがとうございます。

投稿: 空 | 2014年1月 3日 (金) 09:41

年末年始と出かけていて、1週間ぶりに拝見しました。今年も楽しみに読ませていただきますので、宜しくお願いします。

ケテルビーの「ペルシャの市場にて」は私にとっても思い出の曲です。小学校3-4年のときに、父が持っていたLPに入っていたもので、情景が目に浮かんでくるメロディと途中で入ってくる男声合唱が印象的でした。やはりアーサー・フィードラー指揮、ボストンポップスオーケストラの演奏でしたが、エムズさんが上で入れている演奏とは少し違っていました。他に入っていた曲で覚えているのは、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」、ラフマニノフの「前奏曲ト短調」などのクラシックの他に、映画「慕情」のテーマとかで、親しみやすい曲がいくつも入っていました。父は60歳台後半で亡くなりましたが、「ペルシャの市場にて」を聞くと若き日の父のことが思い出されます。

年末には急病で大変な思いをなされたとのことですが、どうぞお大事になさって下さい。

【エムズの片割れより】
いわゆるセミクラシックという分野ですよね。今の子供たち、若い人はどの位聞いているのか・・・。音楽は何でもそうですが、昔の情景を思い出させてくれます。

投稿: 水戸のミッキー | 2014年1月 4日 (土) 16:01

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