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2014年1月 2日 (木)

「ベートーヴェンは凄い!2013」コンサートに行った

昨年に引き続き、一昨日の大晦日(2013年12月31日)、「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2013」コンサートに行ってきた。今日はその感想・・・
昨年はこのことをすっかり忘れていて、12月になってからヤフオクで5000円のC席チケットP10204421を入手して、そっと覗いてみた(ここ)。しかし今回は初めから行く気充分で、2万円のS席のチケットを、発売開始の2013/07/20午前10時に、近くのセブンイレブンで買った(ここ)。
P10204431 天気も上々で、早めに行ったので、少し文化会館の周辺を散歩してから入る。
チケットを早々に買ったかいがあって、座ってみるとさすがに最高の席。通路側なので見晴らしも良いし、出入りも自P10204441 由。もう少し後の方が良いかとも思ったが、まあ指揮者も演奏家もすぐそこ・・・
定刻の午後1時に交響曲1番から演奏が始まる。入場してきたビオラの主席がハンカチを忘れたらしく、あわてて取りに戻ったが、ひとり後から入ってくる時は会場から拍手が・・・。まあオケも聴衆もみんな慣れていて和気あいあいの雰囲気。
目の前で見る指揮者・小林研一郎は小柄。この体で、正味6時間、普通の演奏会の4回分を振る。
自分は普段演奏会に行っていないので、まさに1年ぶりのナマの音・・・。弦の音がまさにビロード。それに比べ、CDの音は木綿だな・・・。相変わらず金管が飛び出して聞こえる。どうも金管はおとなしくない楽器である。

休憩時間に三枝氏の話があった。これがなかなか面白い。ティンパニ奏者と、3楽章の終1401021 わりの音が間違いだ、という話・・・。それと、プログラムの文字が違っているという。「祝!旭日中綬章受章」と書くべき所を「祝!旭日中“授”章受“賞”」と印刷されており、今日まで気が付かなかった・・・と詫びていた。よってこのプログラムはプレミア物かも・・・

今回は自分にとっても2度目なので慣れてきたが、7番の第3楽章のフォルテッシモの表現は自分にとっては少々やり過ぎ・・・
でもやはり圧巻は5番、7番、9番のそれぞれの4楽章。曲が終わるとブラボーの嵐・・・
そして指揮者の丁寧すぎるほどの演奏者への感謝。1曲毎に、驚くことにほぼ全演奏者に対して握手して回る・・・。木管だけでなく、最上段のティンパニの所にまで上がって握手・・・。
自分は、これ以外の演奏会にはトンと行っていないので、これが最近の流行か!?と思うしかない。でも小林研一郎という指揮者は、愛嬌があり、指揮が実に分かり易い。これだと合唱団も楽・・・

8番の後に、また三枝氏の話。今度は、それぞれのパートの演奏者へのインタビュー。皆若く、来年への期待を持たせてくれるが、苦労話も多い。弦楽器奏者は、「実は貼り薬のニオイが漂っている」という話や、第2バイオリン奏者が「刻み音符が多く、マイクも右手で持てない」という話など、連続演奏会ならではの苦労話。確かに特に弦はメンバーの交代が無いようだ。なお、弦の並び順は、奏者の優劣が付けられないため、アミダで決めたりしているという。
1401022 最後に、三枝氏が「来年のスタートを遅らせようかと検討している。年が明けてから第九を聞きたいという要望があるため。しかしこれはアンケートの結果で決める」と言っていた。もしこれ以上遅れたら、自分は無理だな・・・。午前2時に終わっても、上野から家に帰る手段がない。帰りを気にして、ギリギリ8番まで聞いたとしてもやはり第九で締めくくりたい。時間が変わると、もう来年は無理かも・・・

かくして、最後の第九・・・。昨年は良く見えなかったが、合唱団の人数の多いこと。プログラムを見ると、武蔵野合唱団の団員は150名だという。そしてビックリしたのが、独唱者の位置。何と4人のソリストが、左手の第2バイオリンの後方なのだ。今まで、ソリストの場所は、合唱団の中央前か、指揮者の前、だとばかり思っていたが・・・。これは、自分のような右耳の難聴者の為の配慮?かと思ったりもしたが・・・、でもステレオ録音ではどうだろう・・・。
こんな配置もあるのだと、ある意味新鮮だった・・・。

そして予定より遅れて、0時2分に終了。フィナーレは、まさにオケと合唱と聴衆が一体になった高揚感で、ナマならではの素晴らしさ・・・。
電車の事があるので、自分は直ぐに退散したが、家に着いたのが1時半だった。
もし開演時間が同じだったら、また来年も来るかも・・・。

1401023最後に、プログラムに載っていた昨年のアンケート結果。「好きな交響曲は?」。9,7,3,6,5番の順だった。5番が意外と低い。7番の半分以下とは・・・

(関連記事)
「ベートーヴェンは凄い!2012」コンサートに行った

140102kobiro <付録>「ボケて(bokete)」より


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