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2013年12月30日 (月)

心房粗動で救急外来に駆け込んだ話

今日は生まれて初めて、昨夜発症した不整脈で、近くの大学病院の緊急外来に駆け込んでしまった。(なおこれは、自分の備忘録なので、他の人は読んでも仕方がない記事・・・)
自分のメモによると、今回の不整脈の発作は7回目。一番最初が2004年7月で、その後しばらくは良かったのだが、今年(2013年)になってからは半年毎に3度目・・・(前にもここに書いた)
しかし今回が一番やっかいだった。止まるまでに14時間半。発症は昨夜の7時32分。脈がおかしい。いつものようにランダム。自分はすぐ分かる。それで、半年前の7月17日の時に、10年前の最初の時から行っている近くの大学病院の教授から貰ったサンリズムという薬を飲んだ。即効性があると効いていた薬だが、治まらない。2時間以上間を開けろと言われていたので、PM11頃と夜中のAM4時頃にも飲むが、朝になっても治まらない。今まではシベノールという薬を飲んで、都度止まっていたが、今回初めてサンリズムを飲んだため、自分との相性が悪いのかと、今朝8時に、残っていたシベノールを飲むが治まらない。
カミさんが病院に行こうという。しかし時期が最悪。年末年始で病院はどこも休みだろう・・・。それに行き付けの大学病院は、7月の発作の時に電話で「予約や紹介はないが、前に診て貰ったので行きたい」と電話したら、患者が溢れているらしく「先ず、行き付けの診療所に行け」の一点張りで、「行き付けはこの大学病院だ」と言ったが受けてもらえなかった。その印象があるので、今日も悲観的・・・。(他の医者にそのこと言ったら「電話で受けてくれなくても、行ってしまってくれ。行きさえすれば、何もせずに患者を帰すことはない」。なるほど・・・)

カミさんが休日の当番があるはず、と言うのでNetで調べてみると、隣町の市立病院の内科が休日当番でやっている。しかし電話すると、データを持っているので、先ずかかりつけの大学病院に電話をして欲しいという。もしダメだったら受けるという感触。それでダメ元で大学病院に電話すると、救急センターで受けてくれるという。即刻、カミさんの車で出発。体は息苦しく、ツライ・・・
9時過ぎに病院に着く。救急外来には先着が一組いたが直ぐに呼ばれ、広い部屋の片隅にあるベッドで心電図を付ける。心臓の鼓動がピッという音で分かる。鼓動がかなり早く、時々乱れる。昨夜とは様子が違う。昨夜はずっとランダムだったのが、今朝は早い鼓動でたまに乱れ・・・
ほどなく医師が来る。「循環器科の**です」という言葉に安心。専門医が居た・・・。昨日来飲んだ薬を言うと「随分飲んでいるんだ・・・。薬では止まらないかな・・・」なんてヤバイ話をする。そして心電図を取ったり、点滴を入れたり・・・
「家族は誰か来ていますか?」とか、カミさんが「一度家に帰っていいですか?」と看護師さんに聞くと、居て貰った方が・・・ナンテ言うので、内心ドキッ!!

しばらくして医師が来て言う。「今までのは心房細動だったが、今回のは心房粗動。だからサンリズムもシベノールも効かなかったのかも・・・。心房粗動は心房細動よりも痙攣の回数が少ない。心房粗動は、薬が効きにくく、2~3割と言われている。ダメな場合は眠らせて電気ショックをする。発作の回数が多いようだと、カテーテルアブレーションをすることもある。また予防のためにシベノールを飲み続け、脳梗塞防止のために血液サラサラの薬を飲む場合も・・・」と言う。そして「この薬で止まらない場合は、別の薬を試し、それでダメな場合は電気ショックにしましょう」が結論。エエッ?今日、電気ショック!? それは怖い・・・
そして点滴の隣に小さな点滴袋を追加して、ポタッではなくてジャブジャブと薬の点滴を入れた。すると拍動は早いものの、乱れは無くなって苦しさが楽になった。「どうです?少し楽になったでしょう。でも粗動はまだある」とのこと。
脈は113位で高止まり・・・。そしてしばらく時計を見ていたら10時06分、突然ピッピッという測定器の鼓動の音が遅くなった。これが瞬間的に変わったのである。測定器を見ると脈拍が86。これが自分の正常値・・・
しばらくして医師が来て言う。「良かったですね、戻って」「瞬間的に変わりました」「回線が切れたんですね。もう帰宅です」
帰宅という言葉を聞いてホットした・・・。「これから発作が起きたときは?」「シベノールを出しますから、まずこれを飲んで、ダメなら心房細動ではなくて心房粗動なので病院に来て下さい。不整脈の場合、自分で全く自覚しない人も居る。電気ショックでやっと粗動を止めてあげても、本人は何も変わらないと言うので、やったこっちの方がショック・・・」「循環器科は24時間誰か居ますので安心して下さい」
心電図と点滴を外しに来た看護師さんに「夜中でも発作が起きたらやってくれるの?」と聞くと「24時間やっていますので、まず電話を下さい」と言っていた。そして「来たときは脈が200もあったのに、良かったですね・・・」
病院に来て2時間後であった。

カミさんも自分も朝食前だったので、会計を済ませた後で、病院の店のコーナーでコーヒーを1杯・・・。
帰りの車の中。カミさんは「怒りがいけない。怒りは心臓の負担を増す」。ま、そうかも・・・
途中で同じ病院に向かうサイレンを鳴らした救急車とすれ違った。もちろん「頑張れよ!」と救急車の中にいるはずの患者に声を掛けた・・・。
原因の多くは加齢だという。だから何も無い日常は有り難い。しかし自分もとうとう生まれて初めて救急外来に行ってしまった。これからもご厄介になる回数が増えていくのだろう。
それにしても、近くに大学病院があり、正月にもかかわらず駆け込んでもやってくれるのは有り難い。自分が死ぬときもこの病院でいいかな・・・と思った。
あとは、予防カミさんの言う「怒りを避ける・・・」か・・・

夕方、毎年恒例、高幡不動に、元旦護摩修行のお札の予約に“元気に”行ってきた。
来年のお願い事は、数十年来決まっていたお願い事に変えて、「無病息災」にしたのは言うまでもない!

(2014/04/15追)~我が人生の、酒との決別の日
また同じように大学病院の救急外来に駆け込んでしまった。
今度は、夜中(今朝)の午前2時20分に目が覚めた。またもや不整脈。眠っているときの発症は初めて。洗面所に降りて行って、サンリズムを2錠飲む。少し経って、そうだサンリズムでは効かなかった、と気が付き、乱暴だが、2時40分、シベノールを2錠飲む。しかし、動悸は止まらない。6時にもう2錠飲むが止まらない。そのうちに、脈拍が数えられないほど、早く打つ。苦しい。
カミさんの車で、7時半に前と同じ大学病院の救急外来へ。心電図を取り、8時半になって診療が始まり、前と同じ医師が来た。飲んだ薬を確認して、そんなに飲んだのか・・・と。「心房細動と心房粗動は合併しやすい。粗動の方が、脈が150位になってツライ。前使った薬を使ってダメだったら、眠って貰って電気ショックという手があるが、とりあえず薬を使ってみましょう。今回は、時間が掛かりそうなので、奥さんは帰って良いですよ・・・」
点滴で、心臓の薬を入れ始めて1時間弱。脈拍の表示を見ていたら、それまで125ほどあった脈拍が、アラームの音と同時に瞬間的に86に。
看護師さんが直ぐに来て、「戻りましたね。良かったですね」。医師が来て、「今回も電気ショックは回避出来ましたね。サンリズムは、細動から粗動になりやすいので、やはりシベノールの方がよいと思う」「今後は・・・?」・・・
今までの自分の発症を並べてみると、飲酒と脱水が共通項。
今回こそ誓った。①禁酒、②水分を採る、③怒らない。今日は人生のターニングポイント。

131230mago <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

 お身体の不調のおはなし。お見舞い申し上げます。 奥様の言われる通り「怒り」を抑えきれないことがこのところ沢山ありました。
 私もTVや新聞に向かって[冗談ではない」と怒り時には家内に向かって「同意」を頻繁に求めるものですからたしなめられたり しています。
 それにしてもご自分の体調の細かな変化を冷静に観察されていることに驚きます。ご自身の体とこれだけ丁寧に付き合うことができる方はこの先も大丈夫ですよ。
 月初に東京でお顔を拝見した「澤地久枝さん」はたしか40歳代で当時、心臓病手術の権威だった榊原博士の手で難しい手術受けられ70歳のころにも再手術に臨まれ 80才を超えられてとてもお元気です。
 
とはいえ寒さに向かう季節です。年ごとに体にこたえるのも事実です。ご自愛のほどを。
 ことしも心にしみる「うた」聴かせていただきました。ありがとうございました。 

【エムズの片割れより】
「今年から怒らない!」とカミさん相手に何度も言っています。自分に言い聞かせるごとく・・・
他に避ける手段が見つからないため・・・。まあ老体とうまく付き合うしかないですよね。

投稿: todo | 2013年12月31日 (火) 05:54

todoさんのコメントになにも付け加えるところはないのですが、どうぞお大事に。
いつも読めることを楽しみにしていますので。

【エムズの片割れより】
ありがとうございます。

投稿: Tamakist | 2013年12月31日 (火) 14:47

こんにちは

無理をしないで、お大事にしてください。

【エムズの片割れより】
ありがとうございます。

投稿: 空 | 2013年12月31日 (火) 16:21

明けましておめでとうございます。

無事のご帰還、お喜び申し上げます。
私の救急車経験は、転倒による骨折だったので、不安感は大きく違うとは思いますが、自分の人生に救急車が…?の感は同じだと思います。どうぞお大事になさってください。

怒りの件ですが、糸井重里さんの「ほぼ日」で知った方法はいかがですか。
「そんなものにどうして腹を立てるのか」と紙に書いて貼っておくというものです。
私の場合は「もの」を「者」と書いてもいい!くらいですが…(ご想像にお任せします)。
結構有効ですよ。

「雪やコンコン」の記事の仔犬の目線にやられました。犬を飼いたい病の再燃です。

【エムズの片割れより】
なるほど、良い方法かも・・・。いっとき時間を置くことですね。

投稿: アンディーのママ | 2014年1月 1日 (水) 21:49

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