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2013年11月26日 (火)

「世界の日本人ジョーク集」早坂隆著~Uさんの読書ノート

前回の「無思想の発見」養老孟司著は難しくて歯が立たなかったが、今回は先日Uさんが送ってくれた軽いジョーク集・・・。

★「世界の日本人ジョーク集」早坂隆著~Uさんの読書ノートのPDFはここ

ちょっと抜粋を・・・
「・逮捕の理由
ソ連時代のある工場での話
イワノフは、いつも始業時刻の10分遅れに来るので、とうとうKGBによって逮捕されてしまった。容疑は「怠慢」であった。同僚のアレクセイは、いつも始業時刻の10分前に来るのだが、ある日KGBによって逮捕された。容疑は「西側のスパイ」であった。サーシャは、いつも始業時刻ピッタリに来るのだが、KGBに逮捕されてしまった。容疑は、「日本製の時計を持っているに違いない」と言うものであった。

ある計画
ロシア極東に位置する小さな自治共和国、主な産業も無く、経済は破綻し、人々の生活は困窮しきっていた。政府は連日話し合いを重ねたが、やがて一つの素晴らしい結論を導き出した。それは次のような三段階から成る「ある計画」であった。そうすれば、国民は今よりずっと幸福になるだろうという事であった。
1 ロシアからの分離独立を宣言する。
2 日本に宣戦布告する。
3 その日の内に無条件降伏をする。
今、思いついたが、この小さな自治共和国をギリシャと置き換え、ロシアをEUとし、宣戦布告する国をドイツとすると、ギリシャもドイツを除くEU諸国も、現在の苦境から解放されるであろう。(本書には無い)

1989年、三菱地所によるアメリカ・ニューヨークのロックフェラー・センターの買収によって全米の反感を買っていた時代のジョークである。
デモ
或る時、ニュヨークで反日デモが起きた。そこでこんなプラカードが掲げられた「アメリカ製品を買え!」(Buy American!)しかしこのデモの中に一人の日本人が混じっていた。彼も同様なプラカードを掲げていたが、よく見ると、最後の「n」の文字が無かった。         

早く飛び込め
或る豪華客船が沈み始めた。船長は乗客に速やかに船を脱出する為、海に飛び込むよう指示した。乗客は、高い船べりから海に飛び込むのが恐ろしく、躊躇していた。そこで船長は、外国人乗客に、それぞれこう言った。アメリカ人には「飛び込めば貴方は英雄ですよ」、イギリス人には「飛び込めば貴方は紳士になれます」ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則になっています」イタリア人には「飛び込むと女性にモテますよ」フランス人には「貴方たちは飛び込まないで下さい」日本人には「皆、飛び込んでいますよ」

日本を怒らせる方法
各国の政治家が集まって「どうしたら日本を怒らせる事が出来るか」について話し合った。中国の政治家が言った。「わが国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。それでも日本は、潜水艦を攻撃してこなかった」韓国の政治家が言った。「わが国は竹島を占領した。それでも日本は、攻撃してこない。」ロシアの政治家が言った。「わが国は長期に亘って北方の島々を占領している。それでも日本は攻撃してこない。」それらの話を黙って聞いていた北朝鮮の政治家が、笑いながら言った。「それなら、我々が核兵器を日本に使いましょう。そうすれば、さすがの日本も怒るでしょう」
するとアメリカの政治家が、首を横に振りながらこう言った。「無駄だね!それはもうやったもの」

捕虜
西暦200X年、日本と中国の間でとうとう戦争が勃発した。開戦当初、日本の優勢が続いた。開戦から一週間、中国兵の捕虜が一億人出た。次の一週間、さらに中国兵の捕虜が一億人出た。翌日、北京から東京に向けて、無条件降伏の勧告が来た。「どうです、まだ戦争を続けるつもりですか?」

各国のベストセラー
それぞれの国で最も読まれている書物とは?
アメリカ・・・新約聖書
イスラエル・・旧約聖書
イスラム諸国・・・コーラン
日本・・・・・・・漫画
中国・・・・・・・毛沢東語録
{結論} 世界で良く読まれているのは、「ファンタジー」ばかりである。

フランシスコ・ベーコン著「学問の進歩」(岩波文庫)より。
「冗談は、しばしば真実を伝える手段として大変役に立つ」 」

どれも唸ってしまう切れ味だが、特に最後のひと言が心に沁みる。(このひと言はUさんが付け加えたのかも・・・)

この本について、Amazonの紹介にはこうある。
「世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国? それとも、物真似上手のエコノミック・アニマル? 地球各地で収集したジョークの数々を紹介しながら、適材適所に付された解説により、異国から見た真の日本人像を描き出していきます。『世界の紛争地ジョーク集』『世界反米ジョーク集』に続く、同著者入魂の第三弾は、読者からも問い合わせの多かった「日本人をネタにしたもの」を満載しました。笑って知って、また笑う。一冊で二度おいしい本の誕生です。知的なスパイスの効いた爆笑ネタを、ぜひご賞味あれ!」

欧米人はジョークを日常的に楽しむが、日本人はどうなのだろう? 当blogが毎回追っている各川柳集を見ても、決して日本人はジョークがキライな訳では無かろうと思うのだが・・・
しかしジョークには才能が必要。そう簡単に相手を唸らせるようなジョークは言えない。

でも日本の安倍とか言う首相は、ジョークの才能があるらしく、今夜、「ウソだろう?」と国民が言う間もなく、秘密保護法案を衆院本会議で通してしまった。
こんな事がまかり通る日本のはずはないので、衆院通過のニュース速報を「ジョーク」と思ったのだが・・・!!??
あれはジョークか、それとも悪夢か!?

131126magic <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

こんにちは

ほんとにジョークってセンスが必要ですよね、私もオヤジギャグならいくらでも出てくるのですが、ジョークとなると頭が回りません。
それでもエムズ様は文章がお上手ですから十分ですよ。

【エムズの片割れより】
いやはや何と返したら良いのやら・・・
ジョーク、ウィットのセンスは、相当頭の回転が速くないとダメなようですね。

投稿: 空 | 2013年11月28日 (木) 17:16

面白いですね!日本人の部分は、世界の有名なethnic joke集に日本人が自虐的に付け加えた部分が多いのではないでしょうか?たとえば、「ユダヤ人の鼻(の穴)はなぜ大きいか?」(PDFファイル)というジョークはアメリカ人の友人から聞いたことがありますが、日本人の鼻(の穴)が小さいかは日本人の創作では?。ところで、このファイルには有名な「各国民にいないもの」というのが収録されていませんね!「アメリカ人の哲学者、イギリス人の音楽家、ドイツ人のコメディアン、日本人のプレイボーイ」というのですが、言い得て妙ですね。このジョークはある日本人外交官の作らしいですよ。

【エムズの片割れより】
そうですか・・・。
PDFはあくまで“Uさんによる要約”ですので・・・
「日本人のプレイボーイ」ですか・・・。ふーん・・・!?

投稿: KeiichiKoda | 2013年11月30日 (土) 07:25

上のコメントへの追記です。今月号の「文芸春秋」(2014年8月号)を読んでいたら、塩野七生さんがエッセイ欄(「ある出版人の死」)で私が上で言及したジョーク「世界に4つ存在しないもの・・・日本人のプレイボーイ」を挙げていますが、永井陽之助氏(政治学者、故人)がアメリカで仕入れてきたジョークとして紹介しています。上で書いたようにこのジョークは日本人の外交官(私の記憶に間違いなければ、加瀬俊一氏)の創作で、永井氏はアメリカの日本大使館ででも聞いてきたのでしょう。
 塩野七生さんといえば、私は彼女の「わが友マキアベリ―フィレンツェの存亡」を読んだ時以来の彼女の作品のファンで、近著「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」も大へん面白かったし、以前読んだ「ローマ人の物語」15巻、とくに「ハンニバル戦記」、「ユリウス・カエサル、ルビコン以前」「ユリウス・カエサル、ルビコン以後」は圧巻でした。かねてより塩野さんのリアリスティックなものの見方には敬服しているのですが、このエッセイを読んで、塩野さんは永井陽之助、山崎正和、高坂正堯、萩原延壽といった人たちに連なる人であることがわかり、納得しました。

【エムズの片割れより】
自分も文藝春秋を読みました。
それにしても「ローマ人の物語」読破とは、大変な読書家のようで・・・

投稿: KeiichiKoda | 2014年7月17日 (木) 12:38

上の話への追記。「ローマ人の物語」は1年に1巻ずつ出版されていて、出版されるたびに買ってきて読んでいたのです。昨日(2014/7/20)の日経の日曜コラム「リーダーの本棚」で、重久吉弘氏(日揮グループ代表)が塩野さんのファンだと書いていて、「ローマ人の物語」に言及しています。どうも、司馬遼太郎ファンがそうであったように、塩野さんのファンには女性よりも男性のほうが多いようです。(我が家でも塩野さんと司馬遼太郎を読むのは私と読書家の長男だけ、家内は読みません。)「ローマ人の物語」は韓国、中国、台湾で(翻訳されて)出版されている由、これらの国にも塩野さんのファンがたくさんいるのでしょう。

【エムズの片割れより】
昨年の同期会だったか、60歳でキッパリと現役を引退したある男が、「ローマ人の物語」を全編読んだ、と言ったら、皆が感心・・。皆、名前は知っていても、なかなか読めない・・・

投稿: KeiichiKoda | 2014年7月21日 (月) 06:49

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